いわき湯本・白鳥温泉　春木屋旅館
（しらとりおんせん　はるきやりょかん）
福島県いわき市常磐白鳥町勝丘１１８

　　

　　露天風呂は、建物の２階、３階の端の出入り口から外に出て、裏山の階段を上に数十段上がったところにあります。
混浴露天風呂で、階段を上がると脱衣小屋が見えてきます。中で脱衣室は分かれてはいませんが、左右の壁に棚が
付いており、そこにある籐籠に衣服を入れて露天に向かいます。

　　お湯も４１、２度くらいのちょうど良い湯加減で、ほんのりと硫黄臭がします。崖の中腹からお湯が出るように引かれて
おり、なかなか風情があります。

　　内風呂は、こんなにと思うほどホテル並みに広い大浴場で、気持ちの良いゆったり感で入浴できます。
１階には鉱泉の内風呂もあり、また違った泉質のお湯につかれるのもうれしいですね。

　　今回は、宿泊しましたが２食付１万円の価格で、この夕食は結構満足ものでした。お魚のお刺身も新鮮で
山菜、お椀物なかなか美味しいです。

　　いわき湯本温泉というとレジャー性が高いイメージですが、ここは湯治温泉風の静かな趣のある温泉旅館でした。
満足度９５％ですね。　　

いわき湯本の温泉街の喧騒から離れて山の裏に車を進めて
１０分程行くとJRAの馬の温泉がありますがその先に
ひっそりと１軒宿白鳥温泉・春木屋旅館があります。

　 １９００年もの歴史のあるこの「いわき湯本温泉」の中でもさらに
奥山に位置するこの「白鳥温泉」の春木屋旅館は、馬の温泉を
奥に進んだところにありました。
　　
　　突き当たりに開けた駐車場の奥に玄関と建物が見えます。奥の
裏山には、「桜滝露天風呂」がありますが、ここは春の時期には周り
に桜の木がたくさんあり、お花見風呂が楽しめることで有名です。

　　部屋数はかなりありますが、平日はほとんどお客も居ないので
とても静かでゆっくりと休養のできる隠れ宿ですね。

　　お風呂は、硫黄泉の男女別大浴場に混浴露天、それに別源泉の
単純鉱泉内風呂も男女別で１階にあり、２種類のお風呂を楽しめます。