温泉紀行
温泉 三朝温泉 河原風呂
所在地 鳥取県東伯郡三朝町三朝
お風呂 露天:混浴2 足湯:1 24時間  泉質: ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉(ラジウム泉)
日帰り料金 無料
宿泊料金 旅館多数あり
鳥取の温泉ブランドで有名な三朝温泉。
「三晩泊まって三度朝を迎えれば難病が治る」という言葉からきた三朝温泉。 
現在、三朝川の川沿いに高級旅館が立ち並んでいます。
その河原にある昔からの共同浴場の河原風呂に入ってきました。

三朝温泉 河原風呂(みささおんせん かわらぶろ)
鳥取県東伯郡三朝町三朝

感想
所在地図
 2槽の露天風呂ですが、奥は結構熱いので横に
置いてある樋(丸い)を風呂の横についている水道栓
に差して水を入れて湯をうめてから入っています。
(これが勝手にできると常連ですよ。) 
 
 脱衣所は、共同なので女性の方は大きなタオルを
持っていかないと脱ぎにくいかも知れませんね。
 大判タオル巻いての入浴は禁止です。

 洗面器や石鹸も置いてあるので、みんな勝手に
つかって頭や体を洗ってますが、持参した方が良い
と思います。

 橋の横には、男女別共同浴場の「菩薩の湯」があるので
勇気の無かった女性陣はこちらの内湯はいかがですか?
15:00〜23:00と夕方オープンです。(250円)
二槽の湯舟になってます。
  
 この近くを通る時は、いつも寄ってしまう立ち寄り湯です。
この三朝温泉は、山陰ではブランドなので川沿いの大手のホテル
はなかなか高額で泊まれないです。(20000円〜)
 この真ん中にある橋の下に共同湯の河原風呂があります。
昼間でも地元のお年寄り達が社交場にしているようですね。
手前の足湯と橋から目隠しの御簾の向こうに露天風呂が石で
2槽作られています。奥は、45,6度と熱めですが手前は42度
くらいで、適温でゆっくりできます。
 
 周囲を旅館で囲まれているので、女性の方は昼間はあまり見かけ
ません。小さな子連れの母子とは何度かご一緒させていただき
ましたが、地元の方ではありませんでした。
 山陰でも関金温泉に次ぐラジウム泉なので、無料で入れるとは
結構お得ですよ。 
河原風呂の全景
河原風呂横の昔ながらの温泉場横丁
三朝温泉の由来を語る像と「菩薩の湯」
 共同浴場の「菩薩の湯」の前にある温泉由来の像は
三朝温泉縁起を伝えています。
源義朝の家臣「大久保左馬之祐」が三徳山三徳寺に
お参りの際に大きなクスノキの根株のところで白狼に
あった。そのときに殺生はいけないと見逃したところ
その夜、枕元に妙見菩薩が立ち「使いの白狼を助けて
くれたお礼に、あの根株のところを掘りなさい。みなの
病苦を直す湯が沸くでしょう」との言葉をもらいます。
話しの通りに掘りますと、コンコンと湯が湧き出し、今まで
800年以上も沸き続けていると言うことです。
1164年(長寛2年)2月8日に温泉発見とのことです。