温泉紀行
温泉 湯本館 0558-85-1028
所在地

鳥取県東伯郡関金町関金宿1230  0858-45-3311

お風呂 内湯:男女各1、家族風呂1、露天:混浴1  24時間  泉質:単純放射能泉
日帰り料金 800円 11:00〜15:00
宿泊料金  13000円〜 1泊2食付
1300年前に行基により発見され、のちに弘法大師により再興されたとも
言われる古湯の関金温泉に行って来ました。
その美しいお湯から「銀湯」「白金の湯」と称され宿場町として栄えた町も
現在は、4軒の旅館が点在するのみの静かな温泉地となっている。

関金温泉 温清楼
(せきがねおんせん おんせいろう)
鳥取県東伯郡関金町関金宿

感想
所在地図
  
2槽式で手前が少しぬる目です
季節の山海の料理いっぱいの夕食
夜の露天風呂
 前から関金温泉に行くなら、ここと思っていた「温清楼」に
行ってきました。
 ここは、昭和7年開業の古風な作りの旅館で、入ってロビー
から雑然としたこの状況に驚かされます。
 鄙びた隠れ湯と言えば、聞こえはいいが・・・秘湯のイメージを
優先で考えないと朽ちている建物の味が分からないかもしれ
ないでしょう。
 
 売りは、大浴場のコイやナマズなどの川魚が泳ぐ池をガラス
越しに見る「水族館風呂」? 水道蛇口もなくかけ流しの浴槽から
洗面器でばしゃばしゃ体や頭を洗う。
 家族風呂は、奥まったところにこじんまりとあるが、これも
なかなか年季モノの湯殿になっていて驚きです。  
昔の風情を残す回廊
大浴場の水族館風呂
家族風呂
 ここ温清楼の売りは、中庭にある露天風呂です。
混浴露天で、2槽の温度の違う浴槽をあすなろの木
で組まれていて、竹のすのこが下に敷いてあります。
 
 屋根がありますが、脱衣所は横にある衣服置きの
棚しかありません。女性の方には、着替えにくいですが
廊下から見えるので、人が入っていないのを見て
入ることをお勧めいたします。

 木々の多い庭園内の露天風呂なので、夏場は蚊が
多く、蚊取り線香を炊いていますが、やはり蚊にくわれ
ますね。

 紅葉時期は、眺めもよく一番のシーズンだそうです。
2階の廊下からの露天風呂
 お風呂は、放射能泉で神経症、リュウマチ、痛風
動脈硬化等に効能があるようで、お年寄りの方に人気
があるとの事です。

 お食事も2食とも部屋食で、季節の旬のお料理で
卓を埋めてくれます。カニやアユの塩焼き山菜の天ぷら
はおいしかった。

 夜は、24時間お風呂は入り放題なので、何度も
露天風呂に通っては、ゆっくりとくつろぎました。