沖縄・阿嘉島
ホテル シードルン

2005年10月8日(SAT)〜11日(TUS)

  7月の座間味に引き続き2度目の慶良間訪問は、慶良間
諸島の中でも素朴で自然豊かな島「阿嘉」。
阿嘉の美しい自然の中でゆっくりと心を癒されてきた4日間
の家族旅行でした。
<出発>
  
  今回の飛行機はスリランカ航空の「SKYWARDS」プログラムで貯めたマイレージを使ってのJALの
 特典航空券でホテルは、「阿嘉」唯一のホテルである「シードルン」を予約しました。
   
   今年は沖縄本島は台風の接近が少ない年で2回の慶良間訪問は無事に日程を終えることができました。
 更に例年よりも気温、水温共に高かったのでこの時期でも気持ちよくシュノーケリングを楽しむ事が
 できました。
  今回は、JALのために羽田空港は第1ターミナルになりました。3連休と
 言うこともあり、空港は朝から賑わっていました。
  空港ラウンジで朝食をとった後、搭乗口に向かい乗り込みます。
 
     羽田(9:05)  那覇(11:35)  JAL1909便  
         <実際は、10分ディレイしました>   
 
  那覇空港からはタクシーで、まっすぐ「とまりん」(泊港)に向かいました。
 
 
   
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JAL1909便
   この時期の「クイーン座間味」は、1日に2往復になっています。夏に比べて乗客が少なかったので
  余裕で後ろの窓側席(後ろの方が揺れが少ない)を取れました。
   
   7月にクイーン座間味に乗ったときは、座間味経由阿嘉島行きだったので港が近づいてものんびりと
  外を眺めていましたが、景色が違うことに気づきあわてて降りる準備をしました。この便は、阿嘉経由の
  座間味行きだったのです。

       泊港北岸 16:00発  →  阿嘉島 16:50着    

   阿嘉港に着くとシードルンのお迎えの車が来ていたので、もう一組のゲストを待って一緒に乗り込みました。
ハーリーの山車
沖縄船員会館
「とまりん」内の「海想」
ホテル入り口 
102号室
ホテル・シードルン 
   部屋にはセーフティーボックスが無いので、貴重品はフロントで預かってもらいます。

   電話も部屋にはありません。僕の持って行った携帯電話(ボーダフォン)は電波が入らないので、電話を
  かける必要がある時はフロント横の公衆電話を使うことになります。但し、この電話はテレホンカードのみ使用可
  のため一枚用意されて行かれることをお勧めします。

   フロントの横には部屋の番号の書いてあるホワイトボードがあって、昼食が必要な場合は各自でその旨を
  自分の部屋の番号の横に書き込むようになっています。

      レストランでのランチ(840円)は、前日の21時までの申し込み。
      テイクアウトのおにぎり(2個で1パック:315円)は、当日の朝9時までの申し込み。

   氷はフロントでお願いするともらえます。
   アユのライフジャケット(500円/1日)もフロントでお願いして借りました。
  
  ロビーの出窓のところには、イルカの置物などが飾ってありアユは大喜びでした。
  
  ホテルの名前の入ったオリジナルTシャツやバンダナ等も販売しています。
大浴場 
機材干し場 
機材洗い場
  阿嘉の集落から西の山の方に細い道を車で登っていくと、左手にヒズシビーチの小さな看板が出ています。
 ここで車を降りて、荷物を担いでビーチまでの細い小道を下って行くと写真のようなこじんまりとしたビーチが
 現れます。
  観光客があまりいないのでとてもプライベート感があります。
  東側にある山のおかげで日陰で休むことも出来ますし、この時期に吹く北東の風の影響も少ないです。
 但しカラスが常駐しているので、お弁当などの食べ物はしっかりと入れ物に入れて保管しましょう。僕たちは
 布のバッグに隠しておいたお菓子をシュノーケリングしている間に根こそぎ持っていかれてしまいました。
 クーラ−バッグに入っていたおにぎりが無事だったことがせめてもの救いでした。
  「カラスおそるべし!」 皆さんも注意してくださいね。

  ここのビーチは貝殻はあまりありませんでしたが、ヤドカリはたくさんいました。
ビーチ右側 
ビーチ中央 
ヒズシビーチ左側
テーブルサンゴが重なる
ドロップオフ 
巨大なカボチャ状サンゴ 
ヒズシのエダサンゴ
  ヒズシの浅瀬は魚もそこそこいますが、サンゴは無く茶色い藻が一面に繁殖しています。その浅瀬をしばらく
 沖に向かって泳いでいくと、景色が一転して写真のようなエダサンゴやキャベツサンゴを見ることができます。
  このあたりまで来るとチョウチョウウオ等のトロピカルフィッシュやハマフエフキなどの大き目の魚にも出会います。

  さらのその沖まで泳ぎ出ると、巨大なカボチャ状のサンゴを目印にさらにその先に急激に落ち込むドロップオフが
 現れます。ここら辺は水中の地形が入り組んでいて面白いです。ドロップオフの上には、テーブルサンゴが
 重なっていますがビーチの正面のサンゴは沖まで行っても死んでしまっています。これは、オニヒトデの大量発生
 によるものと言う話もあります。けれどもまだ元気なテーブルサンゴも見ることができます。
<1日目> 10月8日(土)
 「とまりん」の1階で予約していた「クイーン座間味」のチケットを購入し、スーツケースをコインロッカーに預ける事に
しました。「とまりん」内には、大型のスーツケースも入るコインロッカーもあります。(600円)
 スーツケースを預け身軽になった後は、近くの船員会館内の「ポトス」に昼食をとりに行きました。

 「ポトス」のお勧めは、なんと言っても220gのステーキ定食(999円)でしょう!ここでおなかいっぱい食べた後は
「とまりん」内のお店をふらふら見学して歩きました。もちろんそれだけで済むはずはありません。アユにおねだり
されて大変でした。

 「とまりん」内は、お店が1階のみのオープンでしたが、最近オリジナルアクセサリーで『海島』でも紹介のあった 
「海想」が入っています。

 出港の30分前に「とまりん」を出て、「クイーン座間味」の船乗り場の北岸に移動します。「とまりん」からは
歩いて5分くらいですが、スーツケースなど大きな荷物を持って移動する場合は、雨の日などは少し大変かも
知れませんね。

 この日は「那覇まつり」の初日で、移動の途中に威勢のいい掛け声と共に「ハーリー」が山車に乗って
繰り出しているところに会いました。
ロビー 
オリジナルグッズコーナー 
フロント
バーベキューテラス 
夕食の沖縄料理
(ラフテー、ゴーヤちゃんぷる、ジーマミ豆腐) 
レストラン 
  宿泊したホテル・シードルンは、2階建てで部屋数16のこじんまりとしたプチホテルです。
 建物は少し老朽化していますが、掃除も行きとどいており清潔です。ホテル内のあちらこちらに水中写真や
 海の生物をかたどった置物が飾られていて、まさに海大好きな人のためのホテルという雰囲気でした。
 ゲストはダイバーの他に、3連休と言う事もあって家族連れも多かったです。スタッフも親切でアットホームです。

       チェックイン   14:00            チェックアウト   11:00

  今回宿泊した部屋は、1階の102号室でレストランの前の部屋です。部屋は和洋室になっていて、ツインの
 ベッドの他に押入れの中に布団がたくさん入っていました。テレビや冷蔵庫、ドライヤーなど必要なものも揃って
 います。歯ブラシ、石鹸は使った分だけ毎日交換してくれました。シャンプー、リンスはありませんでした。
 バス・トイレ付ですが僕たちは部屋のお風呂は使わず、海で遊んだ後はいつも外にある大浴場へ行ってました。
   
   食事は、基本的には屋内のレストランでとります。但し到着した日の夕食は外のテラスでのBBQでした。

        朝食 7:30〜9:00     昼食  12:00〜13:00    夕食  18:00〜20:00
   
   夕食は、ゲストが多いときには1度には入りきれないので18:00からと19:00からの2部制になります。
  自分たちがどちらになるかフロント横のホワイトボードを見て確認します。
   レストランでの夕食は沖縄料理が中心でおいしかったです。食後は毎食セルフサービスのコーヒー、紅茶が
  用意されています。

   食後は散歩がてらに近くのスーパー「辰登城」(たつのじょう)へオリオンビールやシークワーサージュースに
  サンピン茶などをおつまみと共に買出しに行きました。  
   バーベキューテラスの奥には、ダイバー用の機材洗い場があります。海から帰ってくると僕たちもちゃっかりと
  ここでシュノーケリングセット等の機材を洗い、前の機材干し場に一緒に干して置きました。これはとても便利でした。
  スキンスーツやシャツを干すのに洗濯バサミやハンガーを持っていけばよかったなあと思いました。

   この機材干し場の奥に大浴場があります。チェックアウト後も利用することができるので最終日まで海で
  遊べますよ。大浴場の脱衣場には洗濯機と洗剤も置いてあり、自由に使えます。乾燥機はありません。

   

  <2日目> 10月9日(日)

   2日目は沖縄在住のさとちゃんさんに教えてもらった「ヒズシビーチ」へ行くことにしました。
  ヒズシビーチへは、車で5分程度のところです。
  簡易テントと注文したおにぎりや飲み物をクーラーバッグに入れて9時にホテルを出発します。送迎は前日に
  フロントでお願いしておきました。スタッフの都合との兼ね合いもありますが、自分の希望の時間に送迎して
  もらえます。(無料です)

          9:00〜15:30   ヒズシビーチ
ハマクマノミ
モンツキハギ 
大きなクロハギの群れ
  沖のテーブルサンゴの上を泳いでいると、突然ドロップオフからクロハギの群れが沸き上がるように向かってきました。
 かなり大きな群れで圧倒されます。ダイナミックなドロップオフに加え大きなクロハギの群れを見た時に一瞬、ここは
 モルディブかと錯覚しました。

  モンツキハギは今まで見たことはありませんでした。数匹で沖の方のエダサンゴの群生あたりを泳いでいました。
 
  ヒズシはクマノミもたくさん見られることが特徴です。宝探し感覚で皆さんも探してみてくださいね。