バンドス・アイランド・リゾート＆スパ
２００７年１０月６日（SAT）〜１１日（THU）


　7年前アユを連れて初めて訪れたモルディブの
リゾート・バンドス。リノベーションを経て変貌を遂げた
一面はアユの成長と共に年月が経った事を感じ
ましたが、まだ残る昔の面影には懐かしい不思議な
感動がありました。

１．出発
　　　　　
　　　　８月のリーティでスリランカ航空のマイルが６万マイルになり、早速モルディブまでの特典航空券に替えて秋休みは
　　今年３度目のモルディブ旅行に決定です。
　　　リゾートは７年前、子連れ初モルディブで訪れたバンドスです。リノベーションされ新しくできたビーチヴィラには各部屋に
　　ジャグジーが付いていてラグジュアリーな雰囲気が人気で、是非滞在してみたかったのです。リゾートの手配は、いつもの
　　ワコー・インターナショナルでお願いしました。

　　　僕達の出発直前に首都マーレのスルタンパークで爆弾によるテロ事件が起こり、日本人観光客も怪我をすると言う悲しく
　　ショッキングな事件がありました。そんな中での出発で不安はありましたが、今回はマーレに行く予定もないし、リゾート内では
　　問題は無いだろうと判断し、出発に踏み切りました。実際にモルディブに到着してみると特にいつもと変わった事も無く
　　バンドスからのマーレツアーも催行されていました。それでもマーレのホテルでは警備がしっかり付いたそうです。

　　　今年は１０月になってもわりと暖かな日が続いていました。成田空港は工事の為、スリランカ航空の受付カウンターが「Ｂ」
　　になっていました。
　　　三連休の始めということで混雑を予想していましたが、思ったほどの混雑はありませんでした。１０時５０分にチェックインが
　　開始され、手続きが済んだ後はトラムで移動し、プレイルーム近くのフードコートで軽食をとってから９５番ゲートから搭乗します。
　　　ＵＬ４５５便は若干のディレイはありましたが、ほぼ定刻に出発しました。

　　　　　　　成田（１３：２０）　→　コロンボ（１８：５０）　　　ＵＬ４５５便　

　キッズ用プレゼントに往路はアユがいつも使っているスリランカ航空のマークの
入った青いリュックをもらいました。
　機内映画は「ハリーポッターの不死鳥騎士団」をやっていましたが英語だった上に
アラビア語の字幕スーパーなので内容が今ひとつ把握しきれず。日本語字幕スーパー
の「Ｌｉｃｅｎｓｅ　ｔｏ　Ｗｅｄ」と日本語吹き替えの「Ｓｕｎｓｈｉｎｅ」を見ていました。
「Ｓｕｎｓｈｉｎｅ」は真田広之が出演していましたが、ストーリーの早い段階で死んでしまう
設定で残念でした。

　　バスルームのシャワーは可動式と固定式の２つがあります。また外にも固定式シャワーがあります。お湯は熱いのが
　たっぷり出ます。
　　タオルはバスタオル、タオル、フェイスタオルの他に緑色のビーチタオルがあります。タオルの交換は１日１回です。
　ビーチタオルは夜の掃除の時に持って行って翌朝新しいものを持ってきてくれます。でもエクスカーションに出かける時間
　までに届いていない事もあり、その度にレセプションに連絡して持ってきてもらうのが少し面倒でした。

　　洗面台も２つあり便利です。シンクのデザインが変わっていて、初めは水がはねてアユが服を濡らすのではないかと心配
　しましたが、特にそういうことはありませんでした。
　　アメニティは、石鹸、コンディショニングシャンプー、ボディーローション、バスフォーム、シャワーキャップ等がバンドスのロゴの
　入ったパッケージに入っています。ドライヤーも付いています。

　　トイレは周囲を下半分がすりガラスの壁に囲まれています。トイレの隣にはインド式ウォシュレットもありました。
　バスルームは濡れると滑りやすいので気をつけてくださいね。

　　やはり今回のお楽しみは何と言ってもビーチヴィラ各部屋に付いている専用ジャグジーです。到着した時ももう既に熱い
　お湯が張ってあったので、早速入って疲れをとりました。お湯はハウスキーパーが一日一回入れ替えてくれた後は熱い
　お湯を足しながら使っていました。
　　
　　ビーチヴィラには洗濯物を干す台やロープが無いので、少しその点が不便でした。マーク家ではロープを持っていって
　ジャグジーの屋根の下に張って、洗濯物を干していました。
　　ジャグジーの周囲は観葉植物に囲まれているのですが蚊が多く、よく蚊に刺されました。時々殺虫剤を撒いているのですが
　滞在中朝５時半に撒いている事もあり、大きな音に飛び起きてしまいました。

　　　　コロンボ空港に定刻に到着すると、またまたスカイワーズラウンジへ直行です。夏のリーティの時にさんざん文句を言って
　　　いたわりには、またちゃっかりビールやコーラを注文したり、無料のインターネットでＨＰをチェックしたりして過ごしました。

　　　　　　　　　　コロンボ（２０：１０）　→　マーレ（２１：０５）　　　ＵＬ１０３便　

　　　　フルレ空港に到着すると地面は雨で濡れていて、思ったより涼しいです。僕達の出発直前のモルディブは嵐だったのです。
　　　空港で出迎えてくれた中野さんとインパックのアブさんに挨拶します。中野さんにマーレのテロ事件その後のお話などを
　　　聞きながら、バンドスの綺麗なスピードボートに乗り込みます。「天気は回復方向ですよ。」という中野さんの言葉通り、海は
　　　穏やかでボートは特に揺れる事もなく、１５分でバンドスに到着です。

　　　　　　　　　　２２：００　フルレ空港　発
　　　　　　　　　　２２：１５　バンドス　　　着

　　 ビーチヴィラは２階建てになっており２階はベッドルームです。いつもはエキストラベッドを入れているのですが、今回は
　入れませんでした。２階にはエキストラベッドは入れられないし、１階に入れてお部屋の雰囲気を壊したく無かったのです。
　ダブルベッドに３人寝るのは、さすがに少し狭かったです。
　　エアコンは２階にあります。枕元には電話もありました。

　　２階はカーテンではなくブラインドが掛かっています。小さなテラスがあり外を眺める事ができます。テラスには雨を遮る
　ビニールのカーテンがありました。良く見るとビニールのカーテンが無い部屋もあります。ビーチヴィラは、ビーチに沿って
　何棟かで弧を描くように建てられているので、ビーチから近い部屋と遠い部屋があります。僕達の部屋のＮｏ．１２９は
　奥の方にあるため、部屋から海はほとんど見えませんでした。

２．バンドス・アイランド・リゾート＆スパ　（以下　バンドス）

　　　バンドスは２００５年にリノベーションし、名称も「バンドス・アイランド・リゾート＆スパ」と変わりました。
　　　バンドスに到着するとウェルカムドリンクを飲みながらチェックインの手続きをします。日本語で書かれた島内案内をもらうと
　　日本語ぺらぺらのイリヤスさんからエクスカーション等の説明を受けました。バンドスのダイビングサービスには日本人スタッフ
　　がいますが、他には日本人スタッフはいません。でもイリヤスさんがいるので英語が話せなくても安心です・・・と思ったらイリヤス
　　さんは明日から１週間休暇でいないのだそうです。なんだあ。

＜部屋＞ 　　　　　　　
　　　
　　　今回の部屋はビーチヴィラのＮｏ．１２９．部屋に通されるとウェルカムフルーツとワインと１．５Ｌの水が一本置いてありました。
　　ウェルカムフルーツにはドラゴンフルーツやマンゴスチン、ローズアップル等の珍しい南国のフルーツも入っていました。
　　　ワインはリピーターサービスです。そして１．５Ｌのミネラルウォーターはサービスで毎日１本ずつ頂けました。ただし、この
　　ミネラルウォーターはちょっと臭いが気になる水です。

　　 　１階はリビングルームになっていて、茶色で統一した応接セットや机、物入れなどが置かれています。ブラインドと薄地の
　　カーテンで光の加減は調整します。収納は多く便利です。部屋自体は思ったほど広くありませんが収納場所が多いので
　　部屋を広く使えました。

　　リビングルームの備品・・・・・テレビ、冷蔵庫（製氷機なし）、セーフティーボックス、湯沸しポット、電話、傘１本、ﾃｨｯｼｭﾎﾞｯｸｽ

　　　テレビは衛星放送なので日本のＮＨＫが映りました。冷蔵庫とセーフティボックスは収納ボックスの中にあります。でも
　　冷蔵庫はとても小さくて１．５Ｌのミネラルウォーターのボトルを立てて入れることができません。しかも中に飲み物が
　　ぎっしり詰まっているので、少し中身を出してミネラルウォーターのボトルを横に倒して入れていました。
　　　プラグは三椏平ピンですがマルチプラグが１個机の裏に刺してありました。

　　　部屋の掃除は日に２回で、毎日バンドスのその日の催し物の予定などが書かれた新聞が届きます。
　　　バスルームは、半屋外になっているのですが、クローゼットまで半屋外です。今回まで半屋外のクローゼットは初めてだった
　　のでびっくりしましたが、なるほどバスルームを使う時に着替えるには便利ですね。もちろん雨が吹き込んだりしないように
　　１番部屋寄りになっています。ハンガーは立派な木製のものが１０本ほどありましたが、僕達には足りないので、ちょっと不似合い
　　ですが針金のハンガーもたくさんぶら下げておきました。