<その他の島内施設>
  
   施設については昨年と特に変わったことはありませんが、少し前にGMが交代したせいかソフト面は微妙に変わって
  いるところがありました。
  
 今回は変わった面だけ紹介することにしましょう。
レセプション
プール
ビーチディナー用コーナー
スーベニアショップ&ライブラリー
ダイビングサービス
スパ
   スーベニアショップの品揃えは昨年と変わってはいませんでしたが、買い物した時に入れてくれていた
  ヘレンゲリのロゴ入り紙バックは奥の方にしまいこまれてあり、倹約のためか「紙バックに入れて欲しい」と言わないと
  出してくれませんでした。

   アユのライフジャケットは、昨年はここのダイビングサービスで借りました。書類に名前と部屋ナンバーを書き込む
  だけで無料で借りることができましたが、今回同じように借りようとしたらダイビングサービスでは貸し出しをして
  いなくて、レセプションで借りるように言われました。
   レセプションでも無料で借りることができましたが、子供のサイズが無くて大人用のライフジャケットだったために
  アユには大きすぎて少し不便でした。
   
   スパは今回も利用しませんでしたが、利用された日本人ゲストの話ではバリ式だそうでとても安いのだそうです。
  僕はネコさんに取材のためにも一度体験するように勧めましたが、肌の弱いネコさんは結局は行くことはありません
  でした。

   レセプションには「マンタレイズ」のスタッフがいましたが、前回いたパトリックさんではなく女性のスタッフでした。
  この女性のスタッフも感じの良い方でしたが、何しろ昨年はパトリックさんにはチェックインからエクスカーションの
  引率、そしてチェックアウトの見送りまでしてもらったので、再会できることを楽しみにしていたのでちょっと残念でした。
   レセプションのスタッフも昨年来たときにいたメンバーもいたけれど、少し入れ替わっていました。
   精算については、昨年はリゾートを出る前日の夜に精算をすることになっていました。(僕達は気がつかずに結局は
  当日の出発直前に精算しましたが)今回は、はじめから精算時間がチェックアウト時になっていました。

   プールでは相変わらずアユが大喜びでシュノーケリングの後に遊びまくっていましたが、今回は乾季の為にゲストが
  多かったせいかビーチチェアはいつもヨーロピアンに独占されていました。
   僕はバーからコカコーラとビールを注文してアユと飲みながら泳いで時間を過ごしました。
   
   昨年はお天気に恵まれたこともあり、一週間の滞在でビーチディナーが2回もありましたが今回は一度もありません
  でした。ビーチディナー用のコーナーのビーチが季節のせいか若干狭くなっていたことと、ゲストが雨季に比べてとても
  多かったのビーチでの開催が物理的に難しかったのかもしれませんね。もっとも僕達の滞在は3日だったので、他の
  曜日には開催されていたのかもしれませんが。
<ハウスリーフ>

  シュノーケリングは今回もカメやナポレオンとの遭遇率が高く、ムレハタタテダイやアカモンガラも健在で狙い通り
 透明度の高い海を堪能できました。

  潮の流れは雨季の時とは若干変わっており、パッセージ3→1、3→4、5→4に流れがあったのでこの流れに合わせて
 シュノーケリングするのが楽でした。パッセージ4のあたりは流れがぶつかり合っていて、3、5のどちらにも行けないので
 長い浅瀬を泳ぎながらビーチに戻るしかありませんでした。
  パッセージ5〜6の間は流れがほとんど無く、しかも魚影が濃い上にカメやナポレオン等の大物が浅瀬までやってくるので
 アユを連れてのシュノーケリングに格好のポイントでした。アユは短い滞在の間に、ここのポイントだけでカメに5回
 ナポレオンやエイにも数回会いました。
  
エイ
ナポレオン
タイマイ
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<ビーチ>
  
   ヘレンゲリの紹介文に必ず登場する砂州は、乾季には200〜300mも長くなると言うことなので、今回乾季に
  訪れた楽しみの一つがこの砂洲を見ることでした。そして確かに砂洲は長くなっていました。
   ただ紹介文のように200〜300mもあったかどうかは解かりません。でも砂洲の先端から眺める島は両脇が海に
  囲まれていてとてもフォトジェニックでした。
   また砂洲の周りを小さなエイが数匹泳ぎまわっている様子も昨年と同様に見ることができました。
   僕達は見ることができませんでしたが、同じ時期に滞在していた日本人ゲストの話では、早朝に砂洲の奥から
  ジェッティにかけてイルカの群れが通って行ったそうです。

   南側のビーチにはイワシ玉が延々と続いており、これは雨季には見られ無かった光景です。
  
   ただ残念なことに僕達の滞在中は、北側のビーチには黒いオイルの塊が打ちあげられていて、スタッフが早朝から
  掃除をしていたにもかかわらず日中も白いビーチに点々と残ってしまっていました。このオイルは僕達が水上飛行機で
  ポンツーンに着いた時にもこの周りに浮いていましたが、波で流されてきたのかもしれません。北側でシュノーケリングを
  してからビーチに戻ろうとすると、この塊を踏んでしまいフィンやマリンシューズがベタベタになってしまいやっかいでした。
   このようなことが一時的なことなら良いのですが、今後も度々あるようだと環境への影響が心配されます。

ビーチに残るオイルの塊
砂州から島を望む
ヘレンゲリ名物の砂州

  今回は、水中の透明度が高かったために昨年は気がつきませんでしたが、ドロップオフの下の方に結構大きなテーブル
 サンゴがポツンポツンとある様子が見られて、ヘレンゲリも段々サンゴが復活しているのだなあとうれしく感じました。
  特にパッセージ1の浅瀬の辺りには、地味な色合いではありましたがたくさんサンゴが見られました。
  またパッセージ3から1の間は、ムレハタタテダイやアカモンガラがたくさん群れていました。ムレハタタテダイは昨年は
 パッセージ3〜4のあたりが一番多かったのですが、今回は3〜4にはいなくて各パッセージに分散していました。
  これは季節によるものなのか、その時の潮の流れによるものなのか、はたまた喧嘩別れをしたのか解かりません。

  またパッセージ3の辺りでは、ホワイトチップシャークや一匹物の大きなバラクーダにも会いました。ゴマモンガラには
 一度襲われそうになりましたが、遠くからフィンで蹴る真似をしたらあっさりと引き下がってくれて良かったです。(ネコさん談)
ジェッティ下のヒメフエダイも健在
アカモンガラ
ムレハタタテダイ
     
   ヘレンゲリのハウスリーフの様子は、写真館、動画館でお楽しみください。
             
          ヘレンゲリ06写真館       アユのヘレンゲリ06写真館       ヘレンゲリ06動画館
4.エクスカーション

  ヘレンゲリのエクスカーションは催行曜日は決まってはいなくて、参加者が最小催行人数に達した段階で催行日が
 決まる形式です。
  今回は滞在が短かったし、昨年エクスカーションは色々と参加することができたので、ドルフィン・ウォッチングと
 マンタ・シュノーケリング・ツアーに目的を絞って参加するつもりでした。

<ドルフィン・ウォッチング>
   
   時間: 18:00〜19:30  最小催行人数:  6人   料金:大人$15  子供(2〜12歳)半額

  昨年このドルフィン・ウォッチングはたくさんのイルカが見られたので、是非もう一度参加したいと思っていたので
 ヘレンゲリに到着すると直ぐに、レセプション掲示板の参加申込書に名前を書き込みました。
  そして滞在日数が短いので、催行人数に達した時点でレセプションにアピールしたせいか、到着の翌日に催行される
 ことに決まりました。
  ところがこの日はお天気は良かったのですが朝から風が強く、夕方の出発30分前にスコールが降ってしまい
 翌日に延期になりました。
  僕達は早めにシュノーケリングを切り上げて待機していたのですが、延期になってしまい手持ち無沙汰になったので
 バーでカクテルを注文してビリヤードなどをしていました。

  翌日は、快晴で風も無く絶好のドルフィン・ウォッチング日和だと思われました。案の定ドーニがヘレンゲリを出発した
 直後に何頭かのイルカの群れに遭い、乗っていたゲストは早くも大興奮。この時はほんの少し背びれが見えた程度で
 終わってしまいました。
  その後ドーニは、昨年たくさんのイルカに遭遇した北のポイントの方に向かって進んで行きましたので、僕達は
 昨年の興奮を思い出しワクワクしていました。しかし、そのポイントではイルカには会えず、その後も1時間ほど
 ドーニはイルカを探して移動しましたが、ついに日没ゲームセットと相成りました。残念でした。そういうことも
 あるのですね。


<マンタ・シュノーケリング・ツアー>

   時間:10:00〜17:00(土曜日のみ催行) 最少催行人数  8人  料金:$40    

  ヘレンゲリでは1〜3月限定で、マンタポイントを回るシュノーケリングツアーがあると聞いていたので、乾季に
 訪れる時には参加したいと思っていました。特に僕達の出発前にエリヤドゥからのマンタツアーでたくさんのマンタが
 見られたと聞いて、ヘレンゲリからも同じポイントに行くと言う事だったので、チェックイン時に参加を検討しました。
 ところが、ヘレンゲリのツアーは、このエクスカーションに限っては土曜日のみの催行だったために土曜出発木曜帰りの
 僕達には参加することができませんでした。
  僕達が帰る日には、このツアーは17人もの参加者が集まっており、とてもうらやましく思いました。


5.帰国

  最終日の予定は前日の夕方にレセプションの掲示板に張り出されます。昨年の事を考えて水上飛行機でリゾートを
 出た後に時間があるだろうと考え、久しぶりにマーレ観光をしようと予定していました。
  ところが、水上飛行機の出発時間は夕方17:30でしかも部屋はチェックアウト直前まで使うことができます。少しでも
 リゾートでシュノーケリングを楽しみたかったマーク家は大喜び。マーレ観光は別の機会にでもできますからね。

  最終日は食事が朝食までしか付いていないので、昼食はバーでとる事にしました。こちらのバーは、カクテルを注文
 したりビリヤードで遊んだり、マークは他の日本人ゲストと夜中に飲み会をしてたりと色々お世話になりました。

  カクテルはヘレンゲリのオリジナルの「ディープコーラル」($9)を注文しました。こちらのカクテルは注文すると
 一杯分の料金で2杯もらえます。アルコール類を注文するとおつまみに「サモサボール」(スリランカ風コロッケボール)
 が付いてきます。

  ランチで注文したものは、クラブサンド($9)、ツナトマトチーズサンド($7.5)、フライドポテト($6)と飲み物でした。
最終日のランチ
ディープコーラル
バー

  昼食をとった後は、もう一度シュノーケリングしてシャワーを浴びてさっぱりした後、荷物をまとめて出発に備えて
 部屋で待機します。

    17:00  ラゲッジアウト (スーツケースを引き取りに来ます)
    17:15  チェックアウト (この時に精算します)
    17:45  リゾートをドーニで出発  
    18:00  水上飛行機発 (予定より30分遅れ)

  フルレ空港についた後は、フルレ・アイランド・ホテルに行って軽食を取りながら、飛行機の搭乗時間までの1時間半程を
 過ごしました。

       マーレ (22:15)  →  成田  (翌日 11:50)   UL460便 

  スリランカ航空は往路はコロンボ経由便でしたが、復路は直行便が復活していてとても楽でした。
 往路に音声の出なかった「チキンリトル」も復路は英語ではありましたが、音声が出たのでアユは楽しんでいました。
 そして!!!!往路にコロンボ空港で忘れて来てしまった「オリジナルリュック」の色違いを、復路の便でもらうことができて
 再びマーク家は大喜び。今度はしっかりと忘れずに持ち帰ることができました。
ヘレンゲリの砂洲をバックに
スリランカ航空オリジナルリュック
(中にゲームと塗り絵セット入り)

  今回は6日間という短いツアーで、敢えて水上飛行機利用のヘレンゲリを選びましたが、お天気にも恵まれ
 シュノーケリングも満喫することができました。短期間でも大物に出会えたり、たくさんの魚に囲まれるような内容の濃い
 シュノーケリングが楽しめるのは、やっぱりモルディブが一番ですね。

  ちなみにこの時に撮ったマークとアユのパレオ姿の写真は、『海と島の旅』のベスト・パレオニスト’06に選ばれたそうです。

                                  お疲れ様でした。