沖縄宮古島０３

４．吉野海岸
　　
　　　今回の宮古島訪問の一番の目的は、シュノーケラーに圧倒的な支持を受けている吉野海岸を
　　見てみたいということでした。
　　　吉野海岸は、ホテルから車で３０分弱のところにありますが、入り口には小さな石でできた案内がある
　　だけなので、うっかりすると見落として通りすぎてしまいそうです。

　　　細い急な坂道を下りて行かなければいけませんが、道もかなり痛んでいて狭いので対向車などが来ると
　　大変です。また駐車場も整備されているわけではないので、早くから行かなければ車を止めるスペースを
　　確保するのは難しいでしょう。

　　　しかしながら、そのような隠れ家的なビーチであったからこそ、今でも元気な珊瑚やカラフルな熱帯魚に
　　囲まれる貴重なビーチであるのかもしれません。

６．帰路　

　　　最終日は、ホテルは１１時チェックアウトでしたが、レンタカーで島内観光をする予定だったので９：３０に
　　チェックアウトしました。アユの怪我とかもありましたが島内の主要観光地をぐるりと回る事ができました。
　　　宮古空港に１８：００に到着し、駐車場でレンタカーを返します。
　　　　

　　　海の中に入ると、水深２ｍくらいのところにクマノミ城が点々とあるんです。僕は、夢中になって写真を撮りまくり
　　　ました。
　　　　餌付けのソーセージを撒くとたくさんの魚が集まってきます。リーフに囲まれて波があまりなく穏やかです。
　　　大物が入って来ないかわりに、いろいろな種類の小魚たちが見られます。
　　　　　

　　　ビーチは台風の影響か、元気な木は一本も生えていませんでした。
　　木陰が無いので、ビーチに来た観光客は有料のパラソルを借りたり持参のテントを広げていたり
　　してました。
　　　
　　　海の家らしきものがありましたが、こちらも台風の影響を受けたのかほとんど屋根が無く雑然と
　　していました。トイレは、簡易トイレがありますがあまり戸がよく閉まりません。その隣にはシャワーや
　　足を洗う水道もありました。
　　　売店では、飲み物や軽食を売っています。
　　　
　　　ビーチには、ヤドカリがたくさんいて、アユは大喜びで小さなバケツに入れまくっていました。（勿論、帰る時
　　には、全部逃がしましたがヤドカリさんには受難の一日であった事には違いありません。）

　　　ビーチに着くと海の家を管理しているらしいボランティア（？）かな・・・スタッフの人からビーチで
　　泳ぐ際の注意を受けます。「ビーチ際まで色々な種類の珊瑚が迫るこのようなビーチは珍しいので
　　傷つけないように注意してください」とのことでした。
　　
　　　水中の景観は本当に素晴らしいので、注意をよく守っていつまでもこの自然を保っていきたいですね。

５．島内観光
　　
　<新城海岸>
　　　新城海岸（あらぐすくかいがん）は、吉野海岸の北隣にありこちらもリーフに囲まれたきれいで波の穏やかな
　　ビーチです。
　　　道路も駐車場も吉野海岸と違いきれいに整備されていて、小奇麗な公衆トイレも設置されています。
　　ただ、入り口は吉野海岸同様、小さな石の案内があるだけなので見落としやすいです。
　　　ビーチには、ヤドカリがたくさんいますが残念ながらこちらで泳ぐ時間がありませんでした。水中編は次回の
　　お楽しみです。

　＜砂山ビーチ＞
　　　名前の通りに砂の山を越えていかないと、このビーチにはたどり着けません。行きもも大変な砂山と思いきや
　　帰りは、その数倍も高い砂山となってビーチからの帰途にひと汗かいてしまいます。普通の靴では砂が入りますし
　　ビーチサンダルでは足にマメができそうです。でも砂山を越えて見下ろすビーチは、狭いながらも青く澄んで
　　きれいです。
　　　ぼーっといつまでも見ていたい風景がそこにありました。

　＜東平安名崎＞
　　　岬の突端には、灯台があり東平安名岬公園となっています。灯台は中に入れますがこの時は改装中のため
　　中に入れませんでした。写真によく紹介されている眺めは、途中の岬の入り口を左折した道沿いに
　　見晴らし場があり、ここから撮られたものと思います。観光写真さんが営業しています。

　　
　<来間大橋>
　　　来間島まで長い橋でつながれています。手前には小さな公園があり、写真はそこからの景色です。
　　もう夕暮れでしたが日の高いときであれば来間島から、対岸の前浜ビーチがきれいに見えるそうです。
　　
　＜池間大橋＞
　　　ホテルをチェックアウトした後、一番初めに訪れたのがこちらだったのですが、残念なことにこの大橋を
　　渡る手前の公園でアユが怪我をしてしまったため、急遽平良市内の県立宮古病院へ行く事になってしまい
　　ました。
　　　
　＜県立宮古病院＞
　　　休日救急病院になっているので、なにかあった時はこちらに来れば休日でも診てくれて覚えておくと
　安心です。但し、患者がそれほど多くなかったのですがまるまる半日かかってしまいました。

　　宮古（１８：５０）　→　那覇（１９：３５）　　ANＫ１７８便　　
　　那覇（２０：４５）　→　羽田（２３：１０）　　ANＡ９９４便　
　　
　　アユが怪我をして歩けなくなってしまったので、どうやって
　帰ろうかと心配しましたが、宮古空港でも那覇空港でも羽田空港
　でもＡＮＡの地上係員の方が親切に面倒を見てくれて、アユも
　車椅子で移動をしていたので、不自由はありませんでした。
　お世話になりました皆様には本当にありがとうございました。
　　