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ナマコ
タイマイ
モルディブ・アネモネフィッシュ
   No.128パッセージの付近は、元気なサンゴがびっしりと生えている様子が見られます。
  1998年にサンゴが白化して死滅して以来、ハウスリーフでこれだけのサンゴが見られたのはエリヤドゥが初めてです。白化して
  から時間がたっているということもありますが、このまま元気で成長して欲しいと思います。

   またこのパッセージを出入りしていると、良くパウダーブルーサ−ジョンフィッシュとシマハギの混合の群れに逢いました。あまり
  規模としては大きくなくシマハギの方が多いような群れです。でも滞在中にダイビングセンターのジェッティ付近で見た群れは
  1度きりでしたが、とても大きなものでした。
   
   シマハギはパウダーブルーといっしょに行動しているところを良く見かけましたが、こうして単独の群れでいることもありました。

<砂州 → メインジェティ>
   No.128パッセージを出ると左手に泳いでいきます。ここは少し潮の流れが向かってくる感じですが、それ程強くありません。
  砂州の近くのドロップオフにはアカモンガラ、デバスズメダイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュなどの乱舞の様子が浅瀬では
  ホソフエダイの群れが見られます。また時々カメさんがのんびりとお食事をしていたりもします。
  
   更に砂州を回りこんでメインジェッティ方向に泳いでいくとダイビングセンターの手前あたりで大きなマダラトビエイに会いました。
  またドロップオフではタカサゴの大きな群れが流れていく時もあります。

   メインジェッティ前ではツバメウオが常駐しています。結構数の多い群れなのですが中層あたりに留まっているので少し
  潜らないと真横からの写真は撮りづらいかもしれません。僕は群れ横に潜って撮影しました。
   ただなかには数匹人に慣れているツバメウオもいて、カメラのレンズに覗き込むようにしてついてくるのがかわいかったです。
   アユはこのツバメウオがすっかり気に入ってしまい、シュノーケリングの際は必ず見に行っていました。

<メインジェッティ → No.128パッセージ>
シマハギの群れ
パウダーブルーとシマハギの群れ
元気なサンゴ
ツバメウオ
タカサゴの群れ
ブラックピラミッドバタフライフィッシュ
   メインジェッティから出て更に左手に泳いでいきます。この辺りではホワイトチップシャークに会いました。ハウスリーフでは
  クマノミは水深の浅いところに居るので写真を撮りやすいと思います。ただしドロップオフから2〜3mぐらい入った所なので
  ちょっと見つけ難いかも知れません。僕たちは出発前にryuさんに場所を教えてもらっていたので見つけることができました。

   シュノーケリングで会ったカメさんはタイマイです。ハウスリーフのあちらこちらで会う事ができました。

   また到着翌日の夕方、昼間はごろんと砂地に転がってたナマコが写真のように岩の上に立ってゆらゆらと揺れている光景が
  あちらこちらで見かけられました。中には体をくねらせながら白い液体を出している物もいます。どうやらナマコの産卵あるいは
  放精の日だったようです。翌日の夕方にもこんなナマコは見られましたが、数は前日よりもずっと減っていました。

   水中や陸上の様子はこちらで! →    エリヤドゥ写真館      アユの写真館      エリヤドゥ動画館   

<マンタポイント・シュノーケリング・ツアー>   
  
      8:30〜12:00 (マンタが見られなかったので、実際は10:30リゾート着でした)  催行最少人数 6人 
      料金: $35  (アユは半額)

   今回の乾期の訪問先にエリヤドゥを選んだのは、このマンタツアー参加する事が大きな目的でした。滞在日数が少ないので
  滞在中にこのエクスカーションが催行されるかどうかが心配でしたが、幸い参加するゲストも順調に増え催行が決定しました。
  けれども、実はこの日の2日前にも催行されたのですが、マンタは「0」!マンタツアーに参加された方のお話では、2時間
  スピードボートでマンタを探したのですが見つからず、1度もシュノーケリングすることなくリゾートに戻ったそうです。
  そのお話しを聞いた時、ちょっと不吉な予感はしたのですが・・・・・・・。

   朝8:30にレセプションに集合して、みんなでスピードボートに乗り込みます。参加人数は12〜3名、マンタポイントまでは
  スピードボートで20分くらいだそうです。
   お天気は快晴ですが風があります。少しボートの揺れを感じながら外を眺めて20分程たちました。そろそろマンタポイントに
  近づいたので、みんなでマスクに曇り止めを塗っています。その時、ボートの反対側に座っていたヨーロピアンゲストが指を
  さしながら大きな声をあげました。やったあ!マンタがいたんだ!僕達は急いでアユにライフジャケットを着せてフィンをはかせ
  ました。
   「ドルフィン!ドルフィン!」スタッフが叫びました。あ、マンタじゃなくてイルカだったんだ。今度は急いでアユのフィンを脱がせ
  ると、カメラを持ってイルカの見える位置に移動です。数匹のイルカがボートの斜め前を泳いでいきます。ボートはしばらくイルカ
  を追ってくれたので、僕達はイルカの背びれが見える度に大はしゃぎ。思わぬハプニングでみんな大喜びです。でも、イルカが
  去った後は、アユは暑い中でライフジャケットを着たままで揺れるボートの中をあちらこちら移動していたので、ぐったりとなって
  しまいました。
   それから数分後、海の色が淡いグリーンに変わっているポイントに着き、スタッフがじっと海を見つめています。ここがマンタ
  ポイントだったのです。でも残念な事に「No manta.」の声。「マンタはいないけれど、ここでシュノーケリングしますか?」と聞か
  れましたが、誰もそれを希望しませんでした。そして前回のツアーで2時間マンタを探しても見つからなかったのを聞いていたし
  これ以上ボートで移動するのはアユには酷だと考えたので、早々にマンタはあきらめて、近くのサンドバンクでシュノーケリング
  をする事にしました。
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  ハウスリーフはパッセージがルームナンバー110、128、155の前とダイビングセンターの桟橋横にあります。
 またメインジェッティにも階段がついているのでメインジェッティの先からシュノーケリングに出る事ができますので全部で
 5ヶ所です。

  僕たちが滞在したNo.129の部屋は島のちょうどメインジェッティの反対側にあり、パッセージも目の前だったのでアユが
 一緒の時はだいたいNo.128パッセージから入って桟橋までシュノーケリングするかメインジェッティから入りNo.128
 パッセージで上がるかしていました。
 あまり流れが無く、あっても逆らって泳げる程度だったので、アユがいない時はNo.128から入り一周して戻ってきたりも
 しました。とにかく滞在した部屋はシュノーケリングにはおあつらえ向きの位置でした。
<ハウスリーフ>
<No.128パッセージ付近>
  着いた所はタージ・コーラルの近くの小さなサンドバンク。せっかくのマンタツアーでマンタに会えなかった事にがっかりしてい
  ましたが、このサンドバンクの景色の美しさには思わず「来て良かった〜。」そして浅瀬に群生しているサンゴの元気な事。
  エリヤドゥよりもさらに元気です。一瞬、昔のモルディブの水中景観を見るようでした。ここもかつて、本当にサンゴが死滅してい
  たのでしょうか。
   特に大物に会ったわけではありませんが、ここでのシュノーケリングは元気なサンゴとそれに群れる無数のデバスズメダイに
  ちょっと昔にタイムスリップしたような不思議な感動を味わうことができました。1時間弱程のシュノーケリングをした後は、また
  スピードボートに乗ってエリヤドゥに戻ります。往路は少しボートに酔っていたアユも、サンドバンクでシュノーケリングしたとたん
  すっかり元気になっていました。

  なお、このマンタツアーで実際にマンタに会われた様子は

    ryuさん          「旅行ブログ」 エリヤドゥ2007
    Hiroさん&tomoさん  「楽園の旅」  エリヤドゥ2006

  をご覧ください!エリヤドゥに行きたくなる事、請け合いです。
  
元気なサンゴ
サンドバンク
イルカに遭遇