マークとネコの裏話(無責任言いたい放題!)第13弾!

<2005年夏 モルディブ・ヘレンゲリ旅行編>

                   
今回は、「マーク家の憂鬱」編です。


         マーク 「おととしバタラへ行った帰りに中野さんに”ハウスリーフの良いリゾート”という
             ことで紹介してもらったヘレンゲリだったけれど、昨年の夏に行こうと思ってブッ
             キングしようとしたらちょうど改装中で行けなかったんだよね。」
             
        ネコ   「一年待ったけれど改装してより快適になったから、待っていたかいがあったかな。
             代わりに行ったエンブドゥも良かったしね。」
             
        マーク 「それにしても”ハウスリーフは極上だけれど素朴で何もない島”というイメージで
             ヘレンゲリに行ったから、プールがあったりインターネットが使えたりというのは
             ちょっとびっくりだったね。」

        ネコ  「今まで”きれいな海があればプールなんていらない”って思っていたけれど
             マークもアユも楽しそうだったし、今度から選択肢の一つに入れようかな。」
                         
        マーク 「僕たちは利用しなかったけれどスパもあるらしいし、スーベニアショップの袋が
             ビニールじゃなくてリゾートの名前が入った立派な紙袋だったのにも驚いた。」

        ネコ  「ひそかに”ブティック・ヘレンゲリ”なんて呼んでいたわね。ヘレンゲリのお土産品
             は品揃えも少ないし、価格もまあまあなんだけれど、マークが買ったキャップが
             $20というのは、ボリフシの$12に比べてちょっと高めよね。」

        マーク 「ところでハウスリーフだけれど、thongchaiさんからヘレンゲリのDVDをもらって
             その魚影の濃さは想像していたけれど、実際にシュノーケリングしてみるとやっぱり
             感動するね。」

         ネコ 「モルディブの数多くのリゾートでシュノーケリングされているthongchaiさんが”すごく
             楽しめるハウスリーフですよ!”って言われていたけれど、実際、カメやナポレオンが
             何匹もいて、1回のシュノーケリングで何度も会うこともあったし、アユまで写真に撮れ
             るぐらい浅瀬に来たりするのよね。」

        マーク 「マンタやマダラトビエイには会えなかったけれど、ムレハタタテダイやアカモンガラが
             どこまでもドロップオフに群れていて、魚影の濃さで言ったらエンブドゥを抜くかも。」

         ネコ 「私たちの滞在中は、雨季という季節のせいかハウスリーフはあまり流れが強くなかっ
             たし、それはダイビングポイントでも同じだったようで、マンタポイントでさえマンタが
             出なかったという話だったわね。」
           
        マーク 「ヘレンゲリのマンタシーズンは流れの速くなる乾季のようだね。」
             
        ネコ  「でもその分、アユを連れてシュノーケリングするのも楽だったし、子供連れにはこの
             雨季の流れのない季節もいいんじゃないかな。今度は乾季に来たいけれど。」
                
        マーク 「今回は何と言ってもお天気が良かったのが一番嬉しいことだったね。モルディブへは
             この時期に来るのは6回目だけれど、こんなに毎日晴れわたって風もなく乾季のような
             晴天続きだったのは初めてだった。」

        ネコ  「アユも成長して”高気圧ガール(古い?)”のパワーがアップしたかな?私たち旅行者に
             とっては、やっぱり晴天続きが何よりの恵みなのね。」

                                                                       
             
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        マーク 「ヘレンゲリの部屋も改装されて、とても快適になったんじゃないかな。改装を機に家具も
             入れ替えたそうだし、以前はなかった冷蔵庫もあるし、エアコンの利きも良いし、収納は
             たっぷりだったし。」

        ネコ   「シャワーも屋外と半屋外の2箇所あって、半屋外のほうは可動式だったから子連れには
             便利だったわ。洗い物をその場で干せるのもいいわよね。」

       マーク  「僕たちの部屋は今回は”レストランに近くて海の見える部屋”とリクエストを出しておいた
             から、中野さんがルームナンバー1の部屋をおさえてくれたけれど、部屋の前にジョーリが
             下がっていたり、部屋の前のビーチからサンセットが見えたりとなかなか良かったね。」

        ネコ  「プールに近いのも良かったでしょう。レセプションが近いから、時々電話のベルの音が
             聞こえたりもしたけれど、私たちのニーズにはぴったりのお部屋だったわね。」

       マーク  「静かな部屋でサンセットビューと言えば、砂州のすぐ近くにある特別1戸建ての部屋かな。
             僕たちの滞在中に内装工事をしていたんでちょっとのぞいたけれど、ロフトになっていて
             なかなか雰囲気が良かったよ。」
                         
        ネコ   「すぐ横が砂州でシュノーケリングに便利なパッセージ3・4にもすぐにアクセスできるし、
             絶好のロケーションよね。ただ、島の一番端だからレストランまで少し遠いのが難点だけ
             れどね。」

       マーク 「帰りに中野さんに聞いたところによると、現地で一人1泊$15アップで泊れたらしいよ。
            僕たちの滞在中に完成していたから、知っていれば1泊ぐらいしたかったな。あと、ヘレン
            ゲリで一つ不満が残るとしたら、食事かな。だってカリーがほとんど出ないんだもの。」

        ネコ  「やっぱりそう来ましたか!全体的には種類が少ないけれど、味付けも工夫していて良かった
            し、私としてはこのリーズナブルな料金でここまでやってくれるならいいんじゃないかと思うん
            だけれど、マークはカリーが食べられないと点が辛くなるのよね。」

       マーク 「だってモルディブに来たからにはやっぱりカリーでしょ。ヘレンゲリはスイス人ゲストが多い
            リゾートだけれど、スイス人はカリーがあまり好きじゃないのかな?」

        ネコ  「短い滞在中に2回も出たんだからいいじゃないの。それにビーチディナーだって2回もあって
            雰囲気を盛り上げてくれたし。」
          
       マーク 「味付けは確かに良かったよね。同じ魚でもココナッツ煮やオレンジソースやマリネになったり
            して毎日変えていたし、デザートも1品だけだったけれどおいしかったし。」

       ネコ  「なんでも食事に定評のあるミリヒからシェフが来られたらしいわよ。」

       マーク 「滞在中はいっしょのボートで一人でヘレンゲリに来た日本人ダイバーの方とレストランで同席
            していたけれど、いろいろダイビングの話とか聞けたし楽しかったね。」

       ネコ  「ヘレンゲリは3回目というリピーターの方で、日本人ゲストの少ない中でヘレンゲリの貴重な
            情報をいただけたのもありがたかったわ。」

       マーク 「レストランのウェイターがボリフシに行ったときの担当のウェイターだったのも驚いたね。彼は
            日本語を勉強中だったから、わざわざ日本語で挨拶したり注文したりしてね。」

       ネコ  「日本語を勉強して高級リゾートに移りたいって言っていたわね。”そうしたら、今度はそちらに
            来てね”って言っていたけれど、高級リゾートじゃ行けないわ〜。」

       マーク 「今回は日本人ゲストの少ないリゾートのわりにはとってもリラックスできたし、レストランでも
            話がはずんで楽しいお食事タイムだったよね。」

                               
       
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       マーク 「ボリフシと言えば、無人島に特別室を作るんだってね。」

       ネコ  「中野さんに聞いたら、なんとあのヴァーガリらしいわよ。」

       マーク 「え〜?昔、ビヤドゥのエクスカーションで2回行った無人島?確かにビーチは広いし、すぐ
            近くにダイビングスポットがあるからハウスリーフに大物もまぎれこんできそうだけれど、
            ビヤドゥからでもだいぶ離れていたから、ボリフシからじゃ相当遠いんじゃない?」

       ネコ  「私たちが行った時は、何も無い無人島だったけれど、あそこにボリフシの特別コテージね・・・。
            どんなお部屋ができるのかなあ。」 

       マーク 「アイランドホッピングで行ったミールは、津波で相当に被害を受けたそうだけれど、もうすっか
            りきれいにリニューアルされていて、その後に行ったアスドゥとは対照的だったね。」

       ネコ  「アスドゥは施設と言ってもレセプションにレストランにバーしかないような、本当に何も無い素朴
            な島で、昔のモルディブってみんなこんな感じだったのかな。」
          
       マーク 「モルディブのリゾートも新しくできるリゾートはどれも超高級リゾートばかりだし、昔からある
            リゾートも改装を機会にどんどん高級化してきているね。」

       ネコ  「モルディブに対するニーズが多様化しているから、当たり前のことなのでしょうけれど、快適に
            なるのはいいけれどあまり高級リゾートばかりになっちゃうと、ツアー料金も高くて行けなくなっ
            てしまうんじゃないかと心配だわ。」

       マーク 「僕たちみたいに、目の前の海で思い切りシュノーケリングが楽しめれば、施設は最低限必要
            なものだけでいいからリーズナブルに、と考えているゲストのためのリゾートも残しておいてほ
            しいな。ヘレンゲリも改装中に水上コテージができるという噂があったけれど、結局は作らな
            かったね。」
      
       ネコ  「それでもモルディブの他のリゾートが高級化する中で、ヘレンゲリも確実にその影響を受けて
            いるという印象もあったわ。今後ヘレンゲリがどう変わっていくのか、それとも変わらないのか、
            とても気になるところです。」

       マーク 「どう変わっても、あの素晴らしいハウスリーフだけはそのまま残してもらいたいものだね。」


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       ネコ  「ところで次のモルディブのリゾート選びなんだけれど、どうやら決定会議にアユも参戦してくる
            らしいわよ。頑固にヘレンゲリを主張しています。」

       マーク 「え〜っ、僕はエリヤドゥに行きたいなあ。ヘレンゲリではカリーを食べられなかったし、エリヤドゥで
            毎日カリー三昧したいんだけれど?今まではどこへでもおとなしく付いて来て、どこでも楽しんでくれ
            ていたのに、手がかからなくなった分、自己主張するようになったか。」

       ネコ  「私はリーティに行きたいのよ。もうヘレンゲリに行く前から決めていたのに。」

       マーク 「三つ巴のバトルはまだまだ続きそうだね。でも、まだ選択の余地があるというのは幸せなことなの
            かな。そのうち行けるリゾートが無くなって、本当にモルディブへ行けなくなる日が来るのかも・・・。」

       ネコ  「そういう事を考えると、ちょっと憂鬱になってくるのよね。」
                                                       

                                                                            
                    

                              

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