マークとネコの裏話(無責任言いたい放題!)第15弾!

               <2006年春 モルディブ・ヘレンゲリ旅行編>

                                         
                          今回は、「2度目のヘレンゲリ」編です。


         ネコ  「やっぱり乾季のモルディブって気持ちがいいわよね〜。お天気は良いし、透明度も
             上がっているし。去年の春は行けなかったから、なおさらありがたみを感じちゃった。
             ドロップオフ沿いをシュノーケリングしていると、空を飛んでいるような錯覚をするの
             も、透明度が高いからなのよね。」
             
        マーク  「だけど、どうしてまたヘレンゲリなんだよ〜。去年の夏に行ったばかりじゃない。
             それに今回は6日間の短期だったでしょ。ネコさんの言っていた『短期旅行攻略法』
             からいけば、同日に入れるリゾートが絶対条件で、僕の行きたかったエリヤドゥは
             その条件にぴったりだったんじゃないのぉ。」

        ネコ  「う〜ん、ごめん!だって今回はアユのモルディブ10回目の記念旅行だったから
             アユの希望を尊重してあげたかったんだもの。それに去年のヘレンゲリ、私も
             とても気に入って、今度は乾季に来たいってずっと思っていたから。でもヘレンゲリ
             って、去年予約しようとした時、「7泊以上のミニマムステイがある」って聞いたでしょ。
             それでも去年は雨季だったからゲストも少なくて、7泊に満たなくても予約ができた
             けれど、乾季で3泊しかできないんじゃ、リピーターとして覚えてもらっているうちの
             方が予約も入れやすいから、早い方が良いと思ったのよ。」

        マーク 「確かに乾季のヘレンゲリ、去年と違ってゲストでいっぱいだったね。そう言えば
             スリランカ航空も往路・復路とも満席状態でびっくりしたよ。スリランカ航空がこんなに
             混み合っているのを見たのは久しぶりだった。」

        ネコ  「でもね〜、出発直前にエリヤドゥから帰られたtomoさんhiroさんのマンタ情報を聞い
             た時、正直、しまったなあって思ったわ。マークの希望通りエリヤドゥにしておけば良か
             ったって。ヘレンゲリからも1〜3月にはマンタを見に行くシュノーケリングツアーが出
             ているって聞いていたけれど、それまではあまり現実的に参加しようとは考えていなか
             ったのよね。ヘレンゲリのハウスリーフだけでも魚影が濃くて十分楽しいし、アユを連れ
             てボートエントリーのシュノーケリングツアーは、いろいろな面でちょっと心配だったし。」
                         
        マーク 「僕もtomoさんやhiroさんのマンタの写真を見て、ヘレンゲリのマンタツアー、すごく行き
             たくなったよ。エリヤドゥと同じポイントを回るって聞いていたからね。でも、ヘレンゲリの
             ツアーは土曜日のみの催行で、土曜出発木曜帰りの僕達には参加できなかった。」

        ネコ  「私も到着早々、リゾート側に催行の日をチェンジしてもらえないか相談したのだけれど
             ヘレンゲリのツアーは丸一日かけてドーニでマンタポイントを回るツアーなので、滞在
             日数の短い私達にはちょっと無理だったみたい。」

        マーク 「まあ、今回は残念だったけれど、夏のリーティはマンタシュノーケリングツアーがあるん
             でしょう?今度は8日間のツアーだし、参加できそうだよね。」

         ネコ 「ん〜、でも中野さんから聞いた話だと、今年はモルディブも異常気象で、本来ならこの
             時期マンタの見られるアリ環礁南部にもマンタが出ていないみたいなの。大物に関しては
             やっぱり『会えたらラッキー』ぐらいに思っていた方がいいかもね。でも、去年のkupoさん
             のジンベイや、今回のtomoさんhiroさんのマンタを見ていてつくづく思ったわ。大物に会い
             たいと思ったら、ハウスリーフでぼーっと待っているだけじゃだめなんだなあ。会えるように
             自分から積極的に努力しないと。」

        マーク 「それでもモルディブへ行ったら、毎日ハウスリーフでぼーっとシュノーケリングしているんだ
             ろうけれど。そういうのがマーク家の今までの旅行スタイルなんだし。」

         ネコ 「目の前のきれいで魚がいっぱいの海で、好きなときに好きなだけシュノーケリングできると、
             それだけで幸せ・・・と感じてしまうのがモルディブへ通ってしまう理由なのよね。」
           
        

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        マーク 「ヘレンゲリに行ったのはほんの半年程前だったけれど、この間にGMが代わったそうで、乾季・
             雨季の自然による違いもあったけれど、リゾート自体も微妙に変わっていたね。」

        ネコ  「まず、砂洲が長くなっていた!雨季の時の倍ぐらいの長さがあったんじゃないかしら?写真だと
             その違いがうまくお伝えできないんだけれど。」

        マーク 「でもよくヘレンゲリの紹介文にあるような『200〜300メートル』はなかったんじゃない?第一
             そんなに長くなったらドロップオフまでいっちゃうだろうに。」

        ネコ  「お食事はちょっと良くなっていたわよね。ディナーのデザートも去年は1品だったけれど、今回は
             3品ぐらいあったわよ(それでも3品ですが)。ディナーのテーマも意図が伝わるような内容だった。」

        マーク 「滞在初日のディナーはタイ料理がテーマだったのかな。トムヤムスープやイエローカリーが出てい
             たね。スリランカ・ナイトはいろいろなカリーやスリランカ料理があって、とても満足だったよ。」

        ネコ  「お食事ランキング、もう少し上げてもいいんじゃない?カリーも出るようになったことだしマークの
             不満も解消されたんじゃないの?でも食事が良くなるにつれて一緒にツアー料金まで上がらない
             といいんだけれど。」

        マーク 「今回のドルフィン・ウォッチングは、あまりイルカが見られなかったね。去年の事があったから
             相当期待していたんだけれど。」

         ネコ 「私もよ。お天気も良く、海も穏やかで絶好のイルカ日和だと思ったんだけれどなあ。やっぱり水族館
             のイルカのショーとは違うんだなあって、当たり前の事に今さら気がつきました。」

        マーク 「マンタ・レイズのパトリックさんやウエイターのジョリーさんもいなくなっていたね。」

         ネコ 「パトリックさんにはエクスカーションのたびにとてもお世話になったし、優しい好青年だったん
             だけどな。ジョリーさんはこの前、『もっと高級リゾートへ行きたい』って言っていたから、
             とらばーゆしたかな。」
       
        マーク 「まだまだリピートしてみて変わった所はあるけれど、そこは旅行記の方で紹介しますね。」



             
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        マーク 「ところでアユは今回もたくさんの水中写真を撮ったね。少しは腕を上げたんじゃないの?
             アユの写真を見て、うかうかしているとそのうちマーク家の写真館を取って代わられるんじゃ
             ないかと、僕も少しあせったよ。」
             
        ネコ  「ヘレンゲリはアユでも簡単にカメやナポレオンに会えるから、そういう意味もあってアユは
             ヘレンゲリにこだわっていたみたい。滞在中パッセージ5〜6の間しかシュノーケリングして
             いなかったけれど、カメには5回ぐらい会ったんじゃないかな。ナポレオンにも何度も会って
             いるし。写真を撮る時も、ドロップオフにいるカメが呼吸をしに上がってくるのを我慢強く待っ
             たり、積極的に自分で泳いで近づいたりして少し進歩したみたいよ。去年はまだ、そこにいる
             ものを漫然と撮っていたけれど、今年は少し考えて撮るようになったみたい。」
                
        マーク 「ヘレンゲリのカメもナポレオンも、割とフレンドリーでかなり近くまで寄れるのが良いよね。
             相変わらず、どこのパッセージでも見られるし。でもあれだけ魚影が濃いのに、雨季も乾季
             もマダラトビエイに会わなかったのはちょっと不思議だったな。」

        ネコ  「今回は透明度が良かったからドロップオフの下のほうまで良く見えたわ。去年は気がつかな
             かったけれど、下のほうには結構大きなテーブルサンゴがぽつんぽつんとあったりして、ヘレ
             ンゲリもだんだんサンゴが復活しているんだなあって感じました。そう言えば、パッセージ1の
             浅瀬にはかなりサンゴが復活していたわね。今はまだ地味な色合いのサンゴばかりだけれど
             これからが楽しみだわ。」
          
        マーク 「だけど島の北側、パッセージ1〜3の間は僕達の滞在中、オイルの黒い塊がビーチにたくさん
             打ち上げられていたね。おかげでフィンもマリンブーツもべたべたになっちゃったよ。僕達が
             水上飛行機でポンツーンに着いた時、ポンツーンの周りにオイルが浮いていたけれど、それが
             波で流されてきたのかな。」

        ネコ  「スタッフが早朝からビーチを掃除して片付けていたけれど、後から後から打ち上げられて
             白いビーチに黒いオイルの塊が点々としている様子はショックだつたわ。去年はそういう事は
             なかったから、たまたま私達の滞在の少し前にポンツーンの付近で送迎ドーニかなにかから
             オイルが漏れたのかしら?復活してきているサンゴや魚達に影響が無いといいのだけれど。」

       マーク  「せっかくサンゴが復活してきたのに人的に自然が破壊されて、もうこれ以上、サンゴが死んで
             いくのを見たくないよ。自然の回復力も信じているけれど、今回のようなことはほんの一時的な
             事なんだろうか。」



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       マーク 「ヘレンゲリはビヤドゥ・ヴァドゥに続いてリピートした3つ目のリゾートだったよね。ビヤドゥや
            ヴァドゥはアユが生まれる前に行った、サンゴが元気な頃の特別な思い出のあるリゾートだから
            リピートしたのは解かるけれど、ヘレンゲリもそうなの?」

       ネコ  「ヘレンゲリに限らず、バタラやエンブドゥもリピートしたいな。新しいリゾートへ行く時のどきど
            きする感じもいいけれど、たまには勝手のわかっている所でのんびりするのも好きなのよね。」

       マーク 「僕は同じ所へ行くより、どんどん新しい所へ行きたいなあ。他にも行きたいリゾートはたくさんある
            んだし。」

       ネコ  「アユはまた『20回目の記念旅行はヘレンゲリだ!』って騒いでいるわよ。」

       マーク 「その頃にはサンゴも復活して、初めてモルディブへ行った頃のような素晴らしい水中景観が見られ
            るのかな。」

       ネコ  「それとも死んだサンゴの瓦礫の山を見るのか、はたまた水没した水上コテージを船の上から見る
            のか・・・どちらかの将来の一端を私達旅行者も担っていると思うと、責任が重いわね。」
 
       マーク 「わかっていても、自分達でできる事って身の回りの小さな事しかないんだよね。」

       ネコ  「でも、そうやって個人レベルでできることをやっていく事が、大きな力に繋がると信じましょうよ。」
      


                                               

                                                                            
                    

                              

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