マークとネコの裏話(無責任言いたい放題!)第16弾!

              <2006年夏 モルディブ・リーティ・ビーチ 旅行編>

                                         
                         今回は、「マンタ、マンタで大興奮」編です。


         マーク 「今回のリーティは、ツアー料金の割にはリゾートのあちらこちらにおしゃれな雰囲気
             を演出してくれていて、今まで素朴なリゾートしか行ったことがなかったから、ちょっと
             カルチャー・ショックを受けたなあ。」

        ネコ  「でもスタッフもフレンドリーだし、肩がこらなくてのんびりできるところは今までのリゾー
             トと変わらないんじゃない。ハウスリーフでのシュノーケリングもエイの餌付けも楽しめる
             し、食事も満足だし、総合的にポイントの高いリゾートよね。」
             
        マーク  「だけど今回は何と言ってもマンタの話抜きには語れないでしょう。何しろシュノーケリン
             グで十数枚のマンタと一緒に泳いだんだから。僕なんか13回もモルディブに来ていて、
             今までに一度もマンタを見たことがなかったんだよ。」

        ネコ  「今回のリーティで、今までの13回分を一気に見たって気分で満足したでしょ。これまでは
             アユもいることだし、あまりアクティブに行動しないで、ハウスリーフでのんびりシュノーケ
             リングして過ごすのがマーク家の旅行スタイルだったけれど、アユもシュノーケリングや
             水中写真を楽しめるようになったし、今回は思い切ってマンタを狙ってみました。でも、
             マークは水中でジンベイまで見ちゃったのよね。私達が行く一月前にリーティに行かれた
             Tomさんから大量マンタとジンベイ遭遇のお話を聞いていたけれど、まさか自分達まで
             見られるとは本気で思ってはいなかったのよ。」

        マーク 「リーティのマンタツアー、正しくはダイビングサービス主催の「シュノーケリング・アドベ
             ンチャー」は雨季にはかなりの確率でマンタが見られるそうだね。でも、マンタポイントで
             ジンベイを見たときは「うそだろ〜」と思ったよ。ジンベイが正面を向いていて、目や体の
             模様まで見えたんだ。写真を撮ろうとしたんだけどプランクトンが多くて、どうしてもピント
             が合わなくて、そうしているうちにヨーロピアンがジンベイ目がけて突っ込んで行っちゃう
             ものだから、ジンベイもどんどん下の方へ潜って行っちゃうし。動画に切り替えて撮ったけ
             れど、シルエットだけで残念だったな。」

        ネコ  「でも、マークは水中でジンベイを見られたんだからいいじゃない。私なんて、アユの身支度
             をしてから最後に海に入ったから、みんなが集まって海の底をみつめているので、何がいる
             のかな〜?って不思議に思っていたのよ。二度目のジンベイもボートの上から背びれを
             見ただけだったし。でも、ジンベイが見られなかった事が惜しいとは思わないぐらい、マンタ
             ツアーは興奮だったわ。」
                         
        マーク 「全く、あんなにたくさんのマンタが水面まで上がったり下がったりを繰り返して、何度もぶつ
             かりそうになるぐらい近くで見られるなんて、想像もしていなかったからね。でも、マンタ、
             いるところにはいるんだね〜。シュノーケリングでもあんなにたくさんのマンタやジンベイに
             会えるなんて、モルディブの魅力の奥の深さをつくづく感じるね。」

        ネコ  「アユもマンタの写真をたくさん撮れて、大満足だったみたい。初めてのボートエントリーで
             怖くて海に飛び込めないんじゃないかと心配していたけれど、自分からいそいそ飛び込んで
             行っちゃうし。ボートには12〜3人のゲストが同乗していたけれど、あちらこちらでマンタが
             群れていたから、誰もがみんなたっぷりマンタを見られたんじゃないかしら。帰りのボートでは
             みんな満足そうだったわ。」

        マーク 「マンタツアーは2回参加したけれど、2回ともマンタを見ることができたね。火曜日のポイント
             は捕食ポイントで土曜日はクリーニングポイントのようだったけれど。捕食ポイントは透明度
             が悪いけれどマンタが近くで見られるし、クリーニングポイントは水深の深いところにマンタが
             いたけれど、透明度もわりとよくてゆっくり泳いでいるのでじっくり写真を撮ることができた。」

        ネコ  「本当は木曜日にも臨時でマンタツアーがあったのだけれど、こちらは気がつかなくて参加で
             きなかったのが残念だったわ。」

        マーク 「木曜日はアイランドホッピングに申し込んでいたからね。結局は人数がそろわなくてキャンセル
             になっちゃったけれど。この日はマンタツアーには参加しなかったけれど、リーティのハウス
             リーフでマンタを見られたんだから、これはこれで貴重な体験だったんじゃない?」

        ネコ  「滞在中、3回もマンタに会ったんだから、今回はマンタの思い出いっぱいの旅行になったわね。」
           
        

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        マーク 「思い出深いと言えば、旅のトラブルも後になれば思い出深いものになるけれど、今回もいろいろ
             あったよね。」

        ネコ  「お天気は悪かったわね。今までの中でワースト1かも。2002年のビヤドゥの時も嵐で天気は
             悪かったけれど、シュノーケリングはできたし、最終日はきれいに晴れ渡ったし。今回は毎日
             厚い雲に覆われて、シュノーケリングには差し支えないけれどほとんど青空が見られなかったわ。」

        マーク 「滞在を通して嵐のような雨にはならなかったし、夜になると星が空にまたたいて、明日こそ
             気持ちよく晴れるんじゃないかと思っていると、朝にはどんよりとした空に戻っていてがっかり、
             という繰り返しだったね。今回はリーティに着いた早々マンタツアーに参加したりして、シュノーケリ
             ング合宿になるんじゃないかと思っていたけれど?」

        ネコ  「リーティのハウスリーフもシュノーケリングが楽しいって聞いていたから、午前2本、午後2本、場合
             によっては朝練・夜練(ナイトシュノーケリング)とスケジュールを組んでいたんだけどな(笑)。いつの
             間にか、なんだかだらだらと過ごしちゃっていたわね。」

        マーク 「天気が悪くて写真は撮れないわ、予定していたエクスカーションは人数がそろわずにキャンセルに
             なるわ、食事はうまいわ、部屋は快適だわ・・・。」

        ネコ  「あれ?どこかで話が変わっていない?」

        マーク 「そ、そう?僕としては、天気が悪くてもシュノーケリングががんがんできなくても、リーティは楽しめる
             って言いたかったんだけど(汗)。」

         ネコ 「天気の事もそうだけれど、マークはゴマモンガラにかまれるし、私のビデオは水没しかかるし。ハウス
             リーフで3人ともクラゲにさされた時には、本当にあせったわ。」

        マーク 「ハウスリーフで初めてシュノーケリングしようと、目の前のパッセージから出たドロップオフのところで
             いきなりちくちくってくるんだもの。びっくりしたよ。クラゲは本体というより断片が浮いていたようだった
             ね。僕達は長袖長ズボンのスキンスーツを着ていたから、さされた範囲はあまり広くなかったけれど、
             アユは半袖半ズボンのウェットスーツだったから、腕や足など広範囲でさされてしまった。」

         ネコ 「あのウェットスーツ、イルカの絵が付いているものだからアユのお気に入りなんだけれど、やっぱり
             長袖長ズボンにしないとだめね。リーティにはドクターも日本人スタッフもいるから、すぐに事情を
             話してクラゲ用の薬をもらえて助かったわ。薬がよく効いて、マークもアユも全く辛い思いをしないで
             すんだものね。なぜか私だけ薬が効かなかったけれど。」
       
        マーク 「その後、ハウスリーフをシュノーケリングする時はちょっとちくちくに神経質になってしまったよ。」

         ネコ 「ハウスリーフで気を遣ったと言えば、ゴマモンガラ。私はthongchaiさんからリーティのコマモンガラも
             危ないって聞いていたので、いつも避けていたのよ。マークにも言ったはずなんだけれどな。」

        マーク 「産卵の時期でなければ大丈夫と思っていたんだよ。でも、潜って写真を撮っていたら、フィンをつっつ
             いてくるんだよ。それで次にいきなりお尻にかみついてきて、手で払ったら今度は手首にかみついて
             きたんだ。びっくりして思わず横腹にパンチをおみまいして、ひるんだところにフィンキック。」

         ネコ 「ゴマモンガラにパンチにキック・・・なんだか怒られそう。あの状況では仕方なかったという事で、
             お許しくださいね〜。」

        マーク 「全く、ゴマモンガラはヘレンゲリ同様、リーティのハウスリーフでも難点ということで、皆さんも気をつけ
             てください。」

         ネコ 「でもいろいろあったけれど、お天気が悪いわりには毎日海で遊べる程度だったし、ビデオも水没しか
             かったけれど無事だったし、海でのアクシデントがあっても決定的なダメージはなかったし、そう言った
             意味では、やっぱりどこかついていたのかもね。」

        マーク 「いつも何かしらトラブルの起こるマーク家の旅行だけれど、今回はこれだけトラブルがあったんだから
             次は大丈夫なんじゃないの。」
           


             
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        ネコ  「あ〜あ、スリランカ航空のアユのリュック、今回ももらえなくてがっかりだわ。しかも往路も復路もよ。
             春に乗り継ぎでコロンボ空港に着いた時に、機内に置いてきちゃってから縁がなくなっちゃったかな。」

        マーク 「しかも往路なんて、途中からモニターTVが使えなくなっちゃうし。あれって僕達が座っていた席付近
             だけだったんだよ。」
             
        ネコ  「私、『県庁の星』見たかったのにな〜。アユもTVゲームができなくて退屈していたわ。」
                
        マーク 「そう言えば、往路のフルレ空港到着間際に、キャビンアテンダントがハネムーンケーキを持って来た
             よね。なんで今さらハネムーンケーキ?って思っていたけれど。」

        ネコ  「今、スリランカ航空は直行便就航5周年キャンペーンをやっていて、マークに内緒にしていたんだ
             けれど実は私も俳句を応募していたの。ちょうど私達がリーティへ行っている間に入選発表が
             あったのだけれど私の俳句も入選(佳作ですが)したらしくて、もしかしてお祝いの意味だったの
             かもしれないわ。
             その時はまだ発表前だったから、わけがわからなかったけれど。」
          
        マーク 「となりにアユもいるのに『ハネムーン?』って聞かれて、そうだとも言えないしね。結局ケーキは
             もらいそこねたけれど、入選の特典には何かもらえるんでしょ?」

        ネコ  「それがモルディブまでの往復優待航空券が二人分なのよ!やったあって感じよね。ところがなんと
             この航空券、10〜11月の間しか使えないのよ。発表があってこんなにすぐじゃ、利用するのも
             難しいわ。アユの学校だってあるし。」

       マーク  「10月の秋休みは、もう沖縄の航空券も取っちゃているしね。」
       
        ネコ  「せめて発表がもう少し早かったら、沖縄にしないで秋休みにモルディブっていう手もあったんだ
             けれど。本当にどうしようかしら。」



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       マーク 「それにしてもリーティのデラックスルームで、あんなに快適なリゾートライフを過ごしちゃうと、
            もうこれはちょっと次からのリゾートは部屋のランクを落とせないな。」

       アユ  「そうだ、そうだ!次はリーティの水上コテージだ!」

       ネコ  「なんだ、なんだ?アユまでいきなり口を出してきて。リーティの水上コテージは確かにマーク家
            でも、ちょっと無理をすれば行けるほどリーズナブルなんだけれど、パブリックエリアから遠いのが
            難点なのよね。それにアユは専用オンドーリがいいんでしょ?」

       アユ  「次のところはプールはあるの?オンドーリはあるの?」

       ネコ  「マーク一家はハウスリーフのシュノーケリングが楽しくて、素朴だけれど昔ながらの雰囲気の
            リゾートが大好きだったんじゃないの?」

       マーク 「ねえ、そろそろマーク家も水上コテージデビューしない?どこかばーんと豪華にさ。」

       ネコ  「ばーんと豪華にする予算がどこにあるって言うのよ?全く、この人達の要求をまともに聞いていたら、
            マーク家の財政は破綻してしまいます。」
      


                                                

                                                                            
                    

                              

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