マークとネコの裏話(無責任言いたい放題!)第6弾!

<2003年春プーケット旅行編>

                   
今回は、「マーク一家プーケットに行く」編です。


          マーク 「ついに始まってしまったね、戦争が。」
             
         ネコ  「あれよあれよという間にね。今回のプーケットは出発の前日に開戦してしまい、
             こんな幼い子供連れで行って大丈夫なのか、随分悩みました。」
                         
        マーク 「おまけに謎の肺炎SARSがタイでも発生したと報道されて、親には心配されるしね。」

        ネコ  「肺炎の方はベトナムでかかった医療関係者がタイで発病したという事で、中国や香港、
             ベトナムのように流行している地域とは基本的には違うんだけどね。タイ政府も早い
             対応で拡大を防いでいるし。」

        マーク 「うさこさんからのタイの観光省からのFaxで、あたかもタイが流行地域とのような報道が
             間違っているのがわかって、ありがたかったね。」

        ネコ  「でも戦争の方は・・・半分位はキャンセルする気持ちはあったんだけど。キャンセルする
             時期を逸してしまったというのが正直なところかな。」
                     
        マーク 「僕は行きたかったよ。楽しみにしていたんだもの。でも実際行ってみたら、飛行機も定刻
             通りに運行していたし、成田空港も警備はそれなりに厳しかったのかもしれないけれど、
             ものものしさも混乱もなかったよ。プーケットは天気も良くて平和そのものって感じだったし
             行って良かったでしょ?」
             
        ネコ  「おっしゃる通り、マークの決断のおかげで実現したと言っても過言でないかもね。だけど、
             私達の場合は『行って良かった』と思える結果で良かったけれど、一般的には海外旅行は
             自粛する傾向だし、自分の安全については時期と場所を考えて自分で判断するしかない
             から、誰に対してでも『行っても大丈夫だよ』と安請け合いはできないわね。」
                          
        マーク 「早く戦争の無い平和な世の中にならないかな。」
                          
        ネコ  「それと肺炎の原因究明と治療法の確立、もね。」

             
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         マーク 「ところでプーケットはどうだった?ネコさんは1年も前から計画を考えていたけど。」
                           
        ネコ   「う〜ん、今回はプーケットに行ったというより、エヴァソンを見てきたといった感じかな。
             何しろホテルの敷地は広いし、アユは夜早く寝てしまうから、ほとんどホテルとホテル所有
             のボン島しか行かなかったものね。」
             
        マーク 「僕らが今まで行っていたモルディブの島よりはるかに広い敷地だし、どこに行くのも
             『トラム』と呼ばれる電動バスに乗ってで、斜面を利用しての造りだから結構坂や階段も
             多くて、ホテルの敷地の外へ歩いて気軽に出かけるって感じじゃなかったね。」

        ネコ  「エヴァソンは噂どおり、自然を取り入れた温かみのある独特の雰囲気で、細かい所にも
             そのこだわりを感じる素敵なホテルで、滞在しているだけでも見所がたくさんで楽しかった
             わね。」
            
       マーク  「それにラグジュアリーな雰囲気にどっぷりつかれる。食事はどうだった?」
             
        ネコ  「朝食のビュッフェは良かったな。私はおかゆが気に入りました。」
                               
       マーク 「僕はヌードルの入れたスープかな。エスニックな香りが『タイに来たんだ』っていう気にさせる
            よね。アユはなぜかスイカのジュースがお気に入りだった。」

       ネコ  「フルーツもたくさんあったわね。マンゴスチンや龍眼を食べてみたかったんだけど、時期じゃ
            なくて残念だったわ。でも、ジャックフルーツやドラゴンフルーツ、ローズアップルなど、今まで
            食べた事のないフルーツが食べられて満足でした。」
                               
       マーク 「それに比べて、夕食のビュッフェはちょっと不満が残るな。」
                                            
        ネコ  「毎晩テーマのあるビュッフェだったけど、最初の晩のイタリアンはちょっとね。料金は日本の
            ホテルに負けないぐらいのお高さの割に、という気持ちになってしまった。」

       マーク 「アジアンビュッフェは良かったけどね。」

       ネコ  「マークはカリーがあればなんでもOKなんでしょ。」

       マーク 「そう言うネコさんも、焼きエビを10匹も食べていたじゃない。」

       ネコ  「そんなに食べていないって。まあ、ビュッフェはテーマによって当たりはずれがあるみたいだから
            アラカルトと組み合わせても良いかもね。ただ、デザートはいつも10種類位あって、力が入って
            いるなあって思いました。」

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       マーク 「ボン島はどうだった?」
             
       ネコ   「ホテルから定期的に無料のボートが出ていて、10分位で着くプライベートビーチだから、気軽に
            行けるしのんびり過ごすのにはいい所だったわね。レストランもサインでいいから、お金を持ち歩か
            なくてもいいし。」
                            
       マーク 「僕はビーチパラソルとビーチチェアーがラグジュアリーな気分にさせてくれたな。海の中の方は、
            ちょっと透明度が悪かったかな。乾期で天気も良かったのにね。やっぱり本格的にシュノーケリング
            を楽しむのなら、離島に行くべきかもね。」

       ネコ  「サンゴは元気なものがいろいろ見られたんだけれどね。アユは魚に餌付けができて大喜びだったわ。」

       マーク 「そうそう、でも『お魚には会いたいけど、あのボートに乗るのはいやだな』って言っていたね。」

       ネコ  「ああ、ボン島を往復している定期便ね。なぜか行きだけは波をかぶって頭からびしょぬれだった
            ものね。それに今にも沈みそうなボロだし。」

       マーク 「あれだけがエヴァソンのイメージを損ねるよなあ。きれいなボートがいくつもあるんだから、それを
            出してくれればいいのになあ。」

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       マーク 「結局エヴァソンの外に出たのは、エレファント・トレッキングの時だけだったね。」

       ネコ  「もともとアユもいるし初めてのプーケットだから、ホテル滞在型の計画で、そう言った意味では
            エヴァソンを選んだのは正解だったんだけど、やっぱりプーケットって本来、食べて遊んで買い物の
            楽しい所なんだと思うのよね。」

       マーク 「まだまだプーケットに行って来たと言うには不足だと?」

       ネコ  「やっぱり次回はパトン地区のホテルに宿泊して、屋台めぐりをしたり離島ツアーに参加したり、
            お買い物をしてみたいな。」

       マーク 「おや、もうすでに次の予定を計画していらっしゃる?」

       ネコ  「だって、今まで魅力的だなあと思っていた相手と、やっとお近づきになれて、これからもっと相手の
            事を知りたいっていうところじゃない。」

       マーク 「僕としては前の恋人(モルディブ・ロタ)は忘れられないなあ。」

       ネコ  「意外と保守的なのね。」

       マーク 「う〜ん、情に厚いと言ってもらいたいね。」

       ネコ  「何にしても、戦争は長引きそうだし、肺炎は被害が広がる一方だし。今回はタイはまだ流行地域では
            なかったけど、世界的にどこに流行してもおかしくない世の中だものね。」

       マーク 「僕達のように幼い子供を連れた旅行者には、リスクの高い状態は依然続いている、という事だね。」 
                                           
                    

                              

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