マークとネコの裏話(無責任言いたい放題!)第7弾!

<2003年夏モルディブ旅行編>

                   
今回は、「6年目のリベンジ」編です。


          マーク 「6年前といえば、ヴァドゥ・ビヤドゥ(2回)と行って、僕達2人にとっては4度目の
              モルディブ訪問となるはずだったんだよね。」
             
         ネコ  「雑誌でパウダーブルーサージョンフィッシュの群の写真付きのバタラの紹介記事を
             読んですぐ、『次に行くのはここだ!』と日程を決めて申込み金も払ったんだけど、
             キャンセルせざるおえない事情ができちゃったからね。」
                         
        マーク 「1998年3月、アユがマーク家にやってきたというわけだね。」

        ネコ  「その後もバタラへはアユを連れてリベンジする機会はあったんだけど、まだバタラは
             エアコンや温水真水の出る部屋が一部しかなくて、オーバーブッキングでエアコンの
             無い部屋にまわされたという話や、食事がコースでレパートリーが少ないという話も
             聞いていたので、大人だけならがまんできても幼い子供を連れていくには厳しいかな
             となかなか思いきれなかったの。でもアユとバンドス・タージコーラル・ヴェリドゥ・
             ヴァドゥ・ビヤドゥと行ったけど、心のどこかで『いつかはバタラ』と思い続けていた
             わけよ。」

        マーク 「ところが今年の4月、マリンダイビングフェアで中野さんに会った時、『バタラは全室に
             エアコンがついて食事もビュッフェでおいしくなりましたよ〜。』と聞いて、まさに今、
             リベンジの時!ということになったわけだ。だけどこの6年の間にモルディブへは随分
             快適に行けるようになったね。直行便は飛ぶようになったし、フルレ空港ホテルも
             できた。」

        ネコ  「ツアー料金も6年前に比べたら安くなったのよ。でも、サンゴの白化の為に水中風景も
             すっかり変わってしまったから、お得とは言えないかな。」
                     
        マーク 「しかし6年間もバタラを思い続けていたなんて、ネコさんも執念深いね。」
                         
        ネコ  「蠍座の女ですから。(古かった?)」
             
        マーク 「でも待ったかいがあったじゃない。エアコンと食事の問題点もクリアできたんだし。」
                          
        ネコ  「う〜ん、バタラに関してはそうね。実はバタラと同じエアコンの問題でイフルも改装を
             待っていたんだけど、こちらは改装して高級リゾートになっちゃったから手がでなく
             なっちゃったなあ。」


             
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

          
         マーク 「ところで実際バタラに行ってみてどうだった?イタリアからのゲストが多くにぎやかな
             雰囲気だったね。日本人は3組くらいしか受け入れていないらしいけど、だからと言って
             日本人ゲストがないがしろにされるってこともなく、スタッフは皆、フレンドリーだったね。」
                           
        ネコ   「でも日本人は圧倒的少数だから、どうしてもイタリア人ゲストの都合が優先されてしまう
             わね。予定していたアイランドホッピングもなかなか日程が決まらなかったし。」
             
        マーク 「当日の朝食後、いきなり『今日行けるから10分後出発ね』とか言われて、『30分後に
             してくれ〜』ってあわてて支度したりね。」
            
        ネコ  「そのかわりドーニ1艘マーク家で貸切りの高待遇だったけれどね。」
                                   
       マーク  「ホテル自体は今まで行ったどのリゾートよりナチュラルだったけど、期待は裏切らな
             かったんじゃないかな?」
             
        ネコ  「お天気が良かったのが良い面を引き立たせてくれたのかもしれないわね。あの、部屋の
             屋外シャワーと半屋外トイレは嵐になったらどうしようかと心配しちゃった。」
                               
       マーク 「ネコさん、いつも僕の露天風呂付き温泉旅行のお誘いを断ってばかりなのに、自分でそう
            いうリゾートを選んでいるんだもの。露天風呂と大して変わらないじゃない。」

       ネコ  「だってマークの言う露天風呂って、本当に近くを一般の人がぞろぞろ通るような所なんだ
            もの。でも、屋外シャワーやトイレってマークは開放的で好きだって言うけど、私はちょっと
            落ち着かないなあ。洗い物がその場で干せるのは便利だったけれどね。」
                               
       マーク 「でも、今回の部屋は何が驚いたって、あのロケーションだよね。」
                                            
        ネコ  「泊まった部屋は島の西の突端、bP44だったんだけど、ここは季節のせいかもしれない
            けど、一番ビーチの侵食が激しくて、部屋の前からすぐ目の前の海までどのうが積まれて
            いるのがリゾートの裏事情を見るようで寂しかったわね。」

       マーク 「だけど潮が満ちてくると、見ようによっては半水コテ状態!それに部屋の正面から
            サンセットが見られる、サンセットビューだったんだね。毎日昼寝の後、テラスでビールを
            片手に夕日を見ながら、アユとすごろくをするのが日課だったけど、最高に気持ち
            良かった。」

       ネコ  「初め、部屋を替えてもらおうかとも考えたんだけど、満室って聞いていたし、後から荷物を
            移動させるのもめんどうだなって思っていたから、マークがそう言うならいいやって思って。
            でも、一日中波の音につつまれて生活できる個性的なロケーションだったわね。
            中野さんには『満月の時でなくて良かったですねえ。きっと浸水しますよ〜。』って
            言われたけど。」

       マーク 「気象条件によってはリスクのある部屋だっただけに、6日間楽しく過ごせたのは
            ある意味では貴重な体験だったかもね。イタリアン達がぞろぞろやって来て、僕らの部屋
            の横で『ブラボー』なんて叫びながら写真撮っていたし。」

       ネコ  「HPご覧の皆さん、マークの写真を見て、くれぐれもbP44をリクエストしないで
            くださいね〜。リスク高いですよ〜。」
            


       マーク 「食事はおいしかったと思うけど?」

       ネコ  「私、あまりグルメではないけど、バタラでは毎回食べ過ぎるぐらい食べちゃった。
            帰ってから体重計に乗るのが怖いわ。」
      
       マーク 「朝の焼きたてのワッフルや日替わりのスープもおいしかった。僕にとってはカリーが
            日に2回出るのが嬉しかったな。欲を言えばカリーはいつもフィッシュばかりでなく
            色々種類があるといいのだけど。」

       ネコ  「アユはパスタをたくさん食べていたわね。目の前で味付けして温めてくれるから
            おいしさもひきたつわね。」

       マーク 「さすがにイタリアンの多いリゾートだけあって、パスタは昼夜いつもあったものね。
            アユは食べる物には困らなかった。」

       ネコ  「デザートもプディング系とムース系が各一種類、あとはフルーツといったぐらいで
            品数は少ないけど、変に甘くなくさっぱりした味でおいしかったわ。」


            ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


       マーク 「バタラと言えばやっぱりハウスリーフでしょう。南桟橋のクマザサハナムロの群を
            追いかけているカスミアジ達の大きいこと大きいこと。バタラは魚の個体も大きいね。」
             
       ネコ   「カメ・マダラトビエイ・ホワイトチップシャーク・大きなウツボ等ビヤドゥで見た大物は
            勢ぞろいだったわね。深い所にはナポレオンもいるらしいし。バタラの象徴のような
            パウダーブルーサージョンフィッシュの群にも会えたわ。どこのリゾートでも一度くらいは
            会うけど、バタラのはほとんど同じ所にいるっていう感じ。」
                            
       マーク 「夜7時からのマダラエイの餌付けは有名だけど、こちらはタージコーラルのエイの
            餌付けの方が迫力はあったね。」
                        
       ネコ  「でも夕方北の桟橋の付近でシュノーケリングすると、餌付けを待っている大きな
            マダラエイが3枚ぐらいまわっていて、こちらは迫力十分だったわ。」

       マーク 「水中で見るとものすごい大きさなんだよね。」

       ネコ  「マークなんか一度見に行っただけで懲りちゃったじゃない。」
           
       マーク 「6年前のサンゴの生きている時だったら、さぞすごかったろうと思わせるハウスリーフ
            だったね。今回見た限りでは浅瀬でもだいぶサンゴが復活していたけどね。」
           
       ネコ  「ハウスリーフは全部は回れなかったけれど、ビヤドゥと同じ位かもっと良いかもしれない。
            でも、一緒に滞在していた日本人ダイバーの方は『ビヤドゥのほうがいい』って言って
            いたからあくまでもシュノーケラーとしての個人的な意見ですけど。」
     
       マーク 「バタラは通年マンタも遊びに来るらしいけれど、会えなくて残念だった。」

       ネコ  「マンタに会いたかったら早起きしなくちゃ。マークは朝が弱いから無理なんじゃないの?
            それにハウスリーフでマンタに会うなんて、よっぽど運が良い人なんじゃないのかしら。」

       マーク 「アユはシュノーケリングデビューのはずだったけど・・・。波があるのでどうしても顔をつけ
            られなかったね。やっぱりお風呂での練習とは勝手が違うというわけか。」

       ネコ  「今回は黙って見送りましょう。そのうちやりたくなったら自分から言ってくるんじゃない
            かしら。無理強いして海嫌いになっても困るから。」


              ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


       マーク 「ところでアイランドホッピングで行ったエライドゥ、今すごく興味があるんだけど。
            少しシュノーケリングしたけど、ドロップオフがど〜んと深くて、あれは出るよ〜大物が。」

       ネコ  「う〜ん、アリ環礁のエライドゥね。まだあまり情報がないから調べてみるわね。
            あーっ、でもちょっと待って。マーク、今回もまたデジカメ水没させたでしょ!前回水没
            させたのもアリ環礁のヴェリドゥだったわね?」

       マーク 「前使っていたミノルタの水中カメラが水没したのは2度ともロタだった・・・。」

       ネコ  「2度あることは3度ある・・・アリ環礁はデジカメの鬼門かもしれないわよ。
            次回の行き先はもう少し検討させていただきます。」
          
                                                    
                                           
                    

                              

海島旅行記 掲示板 リンク 写真館




メール

トップ