<その他の施設>
  
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3.ハウスリーフ 

   ランナリのハウスリーフでは、島のほぼ3/4周をシュノーケリングでドロップオフ沿いに廻りました。水コテの先はサンゴの瓦礫の
  ドロップオフがはるかに続いているので、途中で水コテ前のラグーンを横切って反対側のドロップオフに出ていました。
   潮の流れはほとんど無く、どちらの方向にもシュノーケリングする事ができました。

   僕達は部屋の位置の関係から、サブジェッティからエントリーして、左側のドロップオフ沿いに水上コテージまでシュノーケリング
  するコースと、サブジェッティから右回りにダイビング・センター、メインジェッティを通って水上コテージまでシュノーケリングするコース
  をとっていました。水コテに滞在される場合は、一気にドロップオフ沿いに反対側の水コテまでシュノーケリングすることも可能だと
  思います。

<サブジェッティ→水上コテージ>
   メインジェッティは島の東側で正面のレセプションと桟橋で繋がっています。そして島に向かって右手にはダイビングセンター
  左にはカクテルバーが見えます。
   夕食の後、散歩がてらにメインジェッティまで歩いていくと浅瀬にイカが泳いでいたり、ミノカサゴが見られたりしました。
   
   カクテルバーの左側のウォータースポーツセンターでは、ウィンドサーフィンやカヌー、ペダルボート,カタマラン等のの受付を
  しています。
ドクターハウス
シアター
マッサージセンター
水上コテージ
ビーチバー
卓球台
  ランナリは一周徒歩15分ほどの島で島の東側に
 パブリックエリアが集中しています。

  僕達の行った時期は、一番広いビーチはダイビング
 センターの裏手に広がっていました。
  他のビーチはどこもあまり広く無く特にサブジェッティ側
 の僕達の部屋の前は砂が削られて土嚢が積まれている
 ところが多かったです。
  メインジェッティ側のビーチの方が比較的広いですが
 何箇所か砂の流出止めの堤防が海に突き出ていました。
 
  島の中央はスタッフエリアで柵で囲まれており立ち入る
 事はできません。
  
ウォータースポーツセンター
ダイビングセンター
メインジェッティ
   マッサージセンターはウォータースポーツセンターの隣にあります。「AYURVEDIC MASSAGE」だそうです。
  僕達は体験しませんでしたが、メニューを記載しますと・・・・

    1. 顔、手、頭、肩マッサージ  20分  $25     全てのメニューに10%のサービス税が付きます。
    2. お試し特別価格        15分   $15
    3. 60分コース                $70
    4. 背中、腰のマッサージ    30分   $30
    5. 脚マッサージ          30分   $30
    6. 頭と足マッサージ       45分   $35
    7. 全身マッサージ        45分   $50

   スーベニアショップの裏にはシアターがあり、夜は催し物が開催されていたようです。早寝早起きのマーク家は一度も覗きに行く
  機会はありませんでした。

   ランナリでは、案内には無かったのですがドクターが常駐しているようでシアターの先に診療所がありました。
  
   ドクターハウスの隣には卓球台が置いてあり、無料で楽しめます。

   島の西側には水上コテージが8棟16室あり、2本の桟橋で島と繋がっています。桟橋のたもとにはビーチバーがあります。
  こちらのバーはオールインクルーシブ・システムは適用されません。

   水上コテージは写真の手前から401号室〜416号室となっています。広いラグーンに囲まれていますが端のコテージは
  比較的ドロップオフに近くシュノーケリングに出るのに便利そうでした。テラスから海に降りる階段も付いています。
ドクウツボ
エイ
ギンガメアジの渦

   サブジェッティからエントリーすると、ジェッティの下にかなりギンガメアジがかなり大きな渦になって常駐しています。
  これを見るのが楽しみで、毎回ここからエントリーしていました。ジェッティにボートが停泊している時は、危険だしギンガメアジも
  ボートの下に行ってしまい見にくいので、ボートが出てから行くと良いでしょう。
  
   サブジェッティから左回りに水上コテージ方面に進むと、ドロップオフにエイや大きなドクウツボが居ました。ドロップオフは、バタラや
  ヘレンゲリのように切り立った迫力のあるドロップオフとは違うタイプですが、それなりに深さもあり魚影も濃く楽しめます。
   水上コテージ近くのドロップオフではサンゴがかなり復活しており、緑色のサンゴがじゅうたんのようにびっしりと群生している
  ところもありました。   

   滞在初日には、パウダーブルーサージョンフィッシュの群れも見る事ができました。

<サブジェッティ→ダイビングサービス→メインジェッティ>
イワシ玉
マダラトビエイ
カメ

   カメはタイマイが何匹か見られました。サブジェッティからメインジェッティにかけてのドロップオフや浅瀬でよく見かけました。

   ダイビングサービスの裏手はなだらかな砂地が落ち込んでいく地形で、深いところからマダラトビエイがあがってきました。
  でも常駐している訳ではないらしく、見られたのは1度だけでした。
   ここの浅瀬には、いつもイワシ玉が群れています。イワシ玉はここだけでなく、ラグーン内のあちらこちらで大きな群れとなって
  居る様子がみられました。
   
   またこのコースは、ドロップオフにデバスズメダイが無数に群れていて、とても魚影が濃くきれいでした。深いところには大きな
  エダサンゴの群生が見られます。

<メインジェッティ→カクテルバー前→水上コテージ>
モルディブ・アネモネフィッシュ
クロハギの群れ
パウダーブルーサージョンフィッシュ
の群れ

   滞在2日目の夕方、メインジェッティから水上コテージ方面にシュノーケリングしている途中、大きなパウダーブルーサージョン
  フィッシュの群れに会いました。これはとてもうれしかったですね。バタラでの群れも非常に大きかったけれども、今までに見た中で
  一番大きな群れでした。さらにクロハギの大きな群れと一緒行動していて凄い迫力でした。これを見ただけでもランナリに来て
  良かったと思いました。

   クロハギは単独でもあちらこちらで群れになっているところを見られます。

   モルディブ・アネモネフィッシュはハウスリーフの何箇所かで見る事ができますが、水上コテージ付近のドロップオフの縁に
  大きなコロニーがあって、これが一番見やすいと思います。
   浅瀬には白と黒のクマノミも見る事ができました。

<水上コテージ付近の浅瀬>

イカ
エイ
ミノカサゴ

   いつもはドロップオフばかりをシュノーケリングしていたのですが、今回は水上コテージ周りのラグーン内をシュノーケリングしてみて
  意外と色々な生物に遭って面白かったです。

   とても浅いところでミノカサゴを見つけて、アユが大喜びで写真を撮りまくるので見ていてひやひやしました。

   また水上コテージ付近にあるパイプの通っている付近の浅瀬では、よく白っぽいエイに遭いました。近づくと警戒心が強く
  とても早く逃げ去ってしまいました。

   水上コテージの桟橋からは、イカが数匹並んで浮かんでいるところを見ました。

   ランナリの浅瀬にも大きなアオサンゴ、エダサンゴ、ソフトコーラル等の元気なサンゴも所どころにあり、サンゴの合間には
  季節的なものかも知れませんが、色々な種類の幼魚が混在して生息していました。
大きなハマサンゴ
幼魚が群れるエダサンゴの根
ドロップオフの緑のサンゴ
ソフトコーラル

   ランナリのハウスリーフの全体的な印象としては、とても魚影が濃くサンゴがかなり復活してきていると思われました。
  デバスズメダイや華やかなトロピカルフィッシュ、特にアデヤッコやタテジマキンチャクダイ等のヤッコやバタフライフィッシュが
  たくさん見られました。
   一方、ブラックピラミッドバタフライフィッシュやアカモンガラ、エンバンスアンティアス、キンギョハナダイなどには、ほとんど遭いません
  でした。また、サメやロウニンアジなどの大型の魚もあまり見かけませんでした。
   島によって生態系が偏っているのを改めて認識して、面白いなあと思いました。

   水中の様子は写真館、動画館でお楽しみください。

 
             ランナリ写真館            アユのランナリ写真館          ランナリ動画館
  
4.最終日 

   今回の滞在は初日に半日晴れ間が覗いた他は、常に雲が垂れ込め時折スコールの降る雨季のような天候でした。雨が降った後は
  透明度が悪かったですが、風が無かったのでシュノーケリングするのには問題がありませんでした。

   最終日は朝食の後、レセプションでスケジュールをスタッフに確認したところ、幸いな事に17:00リゾート発まで部屋を使う事が
  できる事がわかりました。(無料です)そこで半日シュノーケリングをして昼食後に荷物をまとめて帰国に備えます。

<リゾート出発>
               14:30     精算
               16:15     ラゲッジアウト
               16:30     チェックアウト
               17:00     リゾート 発
               17:50     マーレ経由 フルレ空港 着
               
       
   午前中は薄日が差すほどの天気でしたが、午後になると一転してかなり雨が降って
  来ました。スピードボートでの移動は悪天候で船の揺れを心配しましたが、来る時同様
  ほとんど揺れを感じる事はありませんでした。
   リゾートを発つ時に、休暇でマーレに行くランナリのスタッフも数人同乗していました。
  ボートは行きのオープンなタイプとは違っていたので、雨がふきこむ事もありませんでした。
   ボートはいったんマーレに寄ってスタッフを降ろすと空港に向かいます。


   空港では「VISTA」の日本人スタッフから航空券を受け取った後、荷物を空港の預かり所で預けました。(1個$3)
  チェックインの時間まで2時間近くあったので、「ムーベンピック」でアイスクリームを食べたり、スーベニアショップを覗いたり
  して過ごしました。

   スリランカ航空は今回も定刻運行で快適に日本に戻ってきました。

            
            マーレ(22:50) →  成田(翌日11:50)    UL460便

   今回は夏のリーティから始まり秋の沖縄そしてマーク家の長い夏を締めくくる旅行となりましたが、まだ情報の少ないクラブ・ランナリ
  というリゾートを短いながらも満喫できて、良かったです。
   ただ天気がリーティ同様恵まれなかったので、陸上の写真があまり撮れなかったのが残念でした。機会があればまたリピートしたい
  と思っています。次回は是非水上コテージに泊りたいものですが。。。。。>ネコさんの方を盗み見る。(言いたい放題風)


                          言いたい放題 「マーク一家の長い夏」編 参照


   なお、この旅行でスリランカ航空でマーレまで1年間に3往復した事になり、マイレージ・プログラムの「SKYWORDS」において
  「Blue」から「Silver」に昇格するというおまけもつきました。
                     
SKYWORDS and SKYSURFERS
のシルバーメンバー用カードとグッズ
スリランカ航空の
キッズプレゼント用リュック
新しいカメラμ30で撮ったよ!
お疲れ様でした。