クラブ・ランナリ
2006年11月23(THU)〜27日(MON)
南マーレの最南端の方にある一周徒歩で15分弱の
小さなクラブ系イタリアンリゾートのランナリに行きました。
今回は、以前にボリフシに行ったときと同じ3泊5日の強行軍
旅行。8月に続き天気に恵まれなかったモルディブ旅行でしたが
なかなかファンタスティックな水中風景とイタリアンなお洒落な
リゾートにすっかり虜になった5日間でした。
1.出発
今回の旅行もワコーインターナショナルでお願いしました。
実はこのランナリの旅行は、スリランカ航空直行便就航5周年キャンペーンでの企画にネコさんの作品が入選
して、モルディブ往復優待航空券をもらったことにより実現しました。
11月のこの時期に旅行に行くのは初めてですが、僕の仕事の都合やアユの学校を休ませなければならないという
事情もあるため、連休にかけて3泊5日の短期旅行になりました。
成田空港は秋の連休の初日という事もあり、午前中はかなりの混雑でしたがお昼頃には混雑もひと段落しました。
この時期に空港に来る事はなかったので、初めてのクリスマスバージョンにデコレーションされた構内を巡り
一足早いクリスマスをアユと楽しみました。
成田(13:20) → マーレ(20:05) UL461便
スリランカ航空では乾期の運行スケジュールに替わっており
8月の時よりも往路の時間が1時間ほど余計にかかります。
復路は、その分若干飛行時間が短くなります。
機内はこの時期にもかかわらず、ほぼ満席状態でした。
アユが各席にあるモニターのテレビゲームにはまって、すっかり
おとなしく過ごして居る間に僕達は映画をたっぷり堪能する事が
ありました。機内映画は日本語字幕スーパーで「パイレーツ・オブ
・カリビアン(デッドマン・チェスト)」、邦画の「明日の記憶」、
「シモンズ」を見ました。
<レストラン>
レストランは、メインレストランでの3食ビュッフェでした。滞在を通して同じ席で、同じウェイターが付くお馴染みのモルディブ
スタイルです。床はタイル張りで基本的には席から海を見る事はできません。
レストラン内では常にバックミュージックがかかっていました。、
朝食 7:30〜9:30 昼食 12:30〜14:30 夕食 19:30〜21:30
サイドデスクは引き出し付きで小物をしまうのに便利です。またコンセントもついているので、大きな鏡の前でドライヤーも
使えます。
机の上にはティッシュボックスがのっていました。僕達が到着した夜は、ウェルカムフルーツの替わりにサンドウィッチが
3人分用意されていました。(ツナサンドで美味しかったです。)
ビーチコテージの設備としては、エアコン、シーリングファン、IDD電話そして何とテレビもあります。日本の番組は見られませんが
朝などにモルディブのテレビ番組(MTV)等を見ていました。
冷蔵庫はテレビの下にあって、製氷機はついていますが飲み物など中身は入っていません。冷蔵庫の上にあるオーダーリストに
書いて置くとハウスキーパーが入れてくれる事になっていますが、僕達は部屋に入った早々にバーでミネラルウォーターやビール、
コークを調達して冷蔵庫に入れておきました。
タオルはタオルとバスタオルがあります。白いタオルが室内用でビーチ用は青い大きなタオルがテラスにおいてありました。
タオルの交換は1日1回です。
洗面台にはポットがありますが、湯沸しポットではありませんでした。アメニティは石鹸、シャンプーのみです。
バスルームはシャワーのみですが、固定式と可動式の2つのシャワーが設置されています。そしてガラスのスライドドアで
仕切られておりお洒落な感じですが、この部屋に限っての事かもしれませんが水はけが悪かったので、家族3人で続けて
シャワーを使用すると水が流れきれずに洗面台の方まで水があふれてしまいました。一度でこれに懲りたので、それ以降は時間を
空けて順にシャワーを使うのがちょっと不便でした。水の出はとても良かったです。。
島内ではあまり蚊に刺されることはありませんでしたが、夕方シャワーを浴びていると外で大きなモーター音が移動してくるのが
聞こえます。どうやら殺虫剤を毎日散布しているようでした。
UL461便
ハンモック
部屋
フルレ空港に定刻に到着すると「VISTA COMPANY」の現地スタッフがツアーカウンターまで案内してくれました。
今回もまた中野さんは休暇のために会う事ができませんでした。代わりに「VISTA」の女性日本人スタッフに航空券を預けて
ランナリのカウンターに案内してもらいました。ここは同じADAARANクラブのカウンターで、外には「バタラ」や「ミードゥパル」も
一緒です。
ここでもう一組のヨーロピアンゲストと一緒にスピードボートでランナリに向かって出発します。
スピードボートは小型ですが、速くてきれいな最新型のボートです。波が穏やかな事もありヴァドゥチャネルを越える時でさえ
ほとんど揺れを感じる事無く快適でした。
チャネルを越えた時にちょうど「ヴァドゥ」の桟橋の直ぐ横を通り過ぎました。桟橋にいたゲストが手を振ってくれました。
ボートは45分で、ランナリに到着しました。
21:00 フルレ空港 発 → 21:45 ランナリ 着
2.クラブ・ランナリ
ランナリに到着すると桟橋の正面のレセプションに通されて、ウェルカムドリンクを飲みながらチェックインの手続きを行います。
今回はビーチコテージで予約していましたが、空きがあるようならば水上コテージに変更をお願いしていました。
しかしながら、水上コテージもビーチコテージも満室という事でアップグレードはできませんでした。
チェックインの手続きが済むとレセプションのスタッフに案内されて、部屋に通されました。
<部屋>
今回の部屋は島の北側に当たるサブジェッティ側のビーチコテージ138号室です。ビーチコテージは二階建てで
4室1棟の造りになっています。部屋番は100番台が1階、200番台が2階、400番台が水上コテージです。
メインジェッティ側は、101番から124番、そして201番から224番。
サブジェッティ側は、125番から150番、225番から250番。
水上コテージは401番から416番。(2室1棟)
ビーチコテージは全部で100室、水上コテージは16室あります。
ビーチコテージ
ビーチコテージの概観はイエロー、オレンジ、グリーン、白と華やかな色彩でどこと無くイタリアンクラブのリゾートという
雰囲気があります。どこの部屋もビーチには比較的近いのですが、1階の部屋は木に遮られていて部屋から海は
見る事ができません。
入り口前には足を洗う水がめが置いてあります。部屋のテラスはセタミックタイル張りで広く、物干し台があるので干し物を
するのに便利です。またイスとテーブルセットが2組置いてあります。
部屋によってはハンモックが目の前の木に設置されています。ちょうど僕達の部屋も前にハンモックがあったので
これはほとんどマーク家専用のものにしていました。
室内は広くて、床はセラミックタイル張りでお洒落な雰囲気です。エキストラベッドを入れても十分な広さで快適でした。
照明はサイドライトが2つ、デスクライトが2つ、ルームライトが1つで、白熱灯中心のライティングで柔らかな光です。
コンセントは三椏(また)平ピンが2箇所、マルチプラグが1箇所ついていました。
ベッドの横には大きなクローゼットがあり、収納は十分です。木のハンガーがたくさんかかっています。ただし、このハンガーは
クローゼットのポールから取り外せない造りになっているのでちょっと不便でした。クローゼットの中に傘が一本はいっています。
セーフティーボックスは部屋には無いので、フロントで貴重品を預かってもらいます。
お料理コーナ−
レストラン内
レストラン外観
昼食と夕食は内容は似たような感じです。そして朝食の時には出の遅いヨーロピアンゲストも、この時は始まり早々にテーブルが
いっぱいになっています。
席に着くとテーブルにその日の催し等の案内が置いてあります。バー等では日替わりでキャンペーンがあるのでチェックしておくと
良いでしょう。
昼食、夕食の内容としては、スープやパスタが常にあります。スープは僕達にはちょっと味が薄かったです。パスタはその場で
ソースとあえて温かいものを頂けますが、あたりはずれが大きいように思いました。エビのパスタはとても美味しかったです。
後はピザや肉料理、魚料理、温野菜、豆料理、サラダ等ひととおりの料理が用意されています。エビやイカ等を大きな鉄板の上で
焼いてくれるBBQもあります。カリーはもちろん2種常にあります。揚げチャパティは、カリカリしていて美味しいのでカリーにつけて
毎回食べてました。
デザートは、ケーキが4種類(ホールで)でフルーツも3、4種類でてきます。アイスクリームが出た日もあります。フルーツは
パッションフルーツやマンゴー、スイカ、パイン、バナナなどでした。ケーキやフルーツは無くなると別の種類の物が出てきたりする
ので、一度デザートを取ってきた後も要チェックです。
レストランで注文した飲み物: ミネラルウォーター(1.5L)
$4
コーク
$2.5
ビール ハイネケン(500ml)
$5.5
コロナ (ビン) $4
*ただし、バーで注文したハイネケン(350ml)は$4で、レストランにはありませんでした。
この料金に10%のサービス税がつきます。
デザート
魚を丸ごと調理した料理
毎回あるカリー
成田空港の
クリスマスツリー
サイドデスク
バスルーム
洗面台
デザートコーナー
朝食はいつも開始時間と同時にレストランに行っていましたが、その時間は外のゲストはほとんど居ませんでした。
そして珍しい事に朝食時は、ジュースのサーバーの横にミネラルウォーターのタンクが置いてあり、無料で飲む事ができます。
ただしヨーロピアンゲストは飲んでいましたが、氷がどっさり入っていたので、僕達は一度も飲みませんでした。
朝食の内容は、各種のパンやデニッシュ(種類は多い)や焼きたてワッフル。お馴染みの卵料理、コーンフレーク、サラダ
何しろ3食ともカリーがある!!(マークうれしい!)。でもカリーはほとんどフィッシュで時々野菜カリーになります。そしてつけ合わせ
にマンゴーチャツネ、ライムピクルス等が4種類あります。
後はベーコンやハム、チーズ、オートミール、ポテト料理などでした。ジュースが2種類とデザートはフルーツが3、4種類でした。
コーヒーや紅茶は珍しい事にセルフサービスになっており、レストランの隅の2箇所のコーナーに用意されています。
紅茶はティーバッグですが、自分の好みのフレーバーを選べます。日本のファミレスのようです。好きなときにお茶が飲めるので
ネコさんは「こういうスタイルは悪くないなあ!」と満足してました。
ランナリでは「オールインクルーシブ・システム」があり、料金は1日に付き大人が$18、子供(2〜12才)が$9。
2歳未満は無料です。
このパッケージは、レストランのランチとディナー時、そしてカクテルバー(メインバー)のみで適用され、水上コテージ横の
ビーチバーや室内のミニバーには適用されません。
このパッケージに含まれる飲み物は、ソフトドリンク、ミネラルウォーター、ビール、ワイン、カクテルです。ただし、次のものは
含まれません。コロナビール、ハイネケン、ダイエット・コーク、フレッシュジュース、スピリッツです。
レストランではジョッキでビールを飲んでいるゲストも居ましたが、このビールはオールインクルーシブ用の生ビールだと
思われます。(僕らは生ビールを注文したかったのですが、ありませんでした。)
またこのパッケージには、カクテルバーでのスナックやティータイムのケーキなども含まれています。飲むお酒の量に合わせて
このシステムを利用するのは良いかもしれませんね。
<レセプション>
レセプションのオープンの時間は、朝7時から夜12時までです。貴重品はレセプションのセーフティーボックスを利用しました。
セーフティボックスの開けられる時間は次の通りです。
8:00〜9:00 13:00〜14:00 19:30〜21:00 利用は無料ですが、鍵を無くすと$100かかりますよ。
レセプション内は、サンドカーペットでテーブルやイスがありません。天井が高いので広々と感じます。
ウェルカムドリンク
各国の時間を示す時計
レセプション内
レセプション外観
オールインクルーシブ・システムは、レセプションで申し込みます。
エクスカーションの申し込みもここで行いますが、いつもの掲示板にルームナンバーや名前を書き込むシステムではなく直接
レセプションスタッフに問い合わせる方式です。エクスカーションは曜日ごとには決まっておらず、最少催行人数に達すると
催行されるという形です。
エクスカーションの種類:
モーニングフィッシング 5:30〜8:00 $25/人 最低4名
サンセット・イブニングフィッシング 17:15〜20:00 $20/人 最低6名
漁民の島ツアー(グライドゥ) 14:00〜17:00 $30/人 最低10名
マーレ観光ツアー 8:30〜12:30 $60/人 最低10名
アイランドホッピング 9:00〜18:00 $60/人 最低10名
フォトフライト フライト可能時間 $155/人 最低15名
僕達は短期滞在でしたが、もし可能ならばアイランドホッピングに参加しようと思っていました。近くのフィハロヒ等のリゾートに
行ってみたいと思っていたからです。でもこのツアーはリゾートに行かないで漁民の島グライドゥと無人島でのBBQのみとのこと
でしたので、参加を見送りました。
<メインバー(カクテルバー)> OPEN: 8:30〜22:00
メインバーはメイン桟橋の島に向かって左側にあり、デッキが水上に張り出しています。常にバックミュージックがかかっており
テラスからの眺めも楽しめます。ただしテラスは直射日光があたって暑いので、日中はあまりゲストの姿はありません。
こちらのバーでは曜日毎に「コロナビール」を2本オーダーすると1本付いてくるとか、「ハッピーアワー」として好きなカクテルを1杯
注文するともう1杯ついてくるなどのキャンペーンがありました。
床はサンドカーペットです
バーの中
カクテルバー
<スーベニアショップ>
スーベニア・ショップはカクテルバーの向かいの2階建ての建物です。1階は民芸品のショップとジュエリーショップに分かれていて
2階はTシャツやポロシャツなどの衣料品を置いています。僕はここでランナリのロゴの入った赤いポロシャツを購入しました。
1階のジュエリーショップは、ショーウィンドウに高価そうな宝石がたくさん陳列されており、それを見ていたアユに「サンタさんに
お願いしようかな」と言われて青ざめてしまいました。
ジュエリー・ショップ
スーペニアショップの1階の売り場
スーペニア・ショップ