<ハウスリーフ>
  
   リーティのハウスリーフは、東側はなだらかな砂地にところどころ珊瑚の根があると言うタイプと、西側はドロップオフが続く
  タイプです。どちらでもシュノーケリングは楽しめますが、魚影の濃さ、大物遭遇率などでは、断然西側の方がお勧めです。
ヒメフエダイ
ムスジコショウダイ
ヨスジフエダイ
   まず、No.105前のパッセージから入るとドロップオフの手前でヨスジフエダイが群れていました。ここはハナダイ等の小魚
  もたくさんいて楽しめます。潮の流れに乗って水コテ方向にドロップオフ沿いにシュノーケリングして行くとムスジコショウダイや
  ヒメフエダイの群れに逢います。これらは大体いつも同じ様な場所に群れていました。
   東側のビーチでもムスジコショウダイやヒメフエダイは見られますが、西側の方が数が多いです。またアカモンガラの群れも
  見られます。
  リーティに到着そうそう参加した火曜日は、マンタの捕食ポイントのようでした。水面でマンタのヒレがばちゃばちゃしている
 のを見て、シュノーケリングセットを身につけたゲストは次々に海に入って行きます。ここのポイントは透明度はとても悪かった
 のですが、マンタが十数枚群れておりプランクトンを捕食する様子を間近で見る事ができるので大迫力でした。
  またこの時ジンベイザメも現れましたが、すぐに下の方に潜ってしまいました。
  20分ほどシュノーケリングをした後、一度ドーニに上がりもうひとつのポイントでシュノーケリングをしました。
 ここはどこか無人島のハウスリーフのようで2匹のカメに逢いました。
  シュノーケリングが終わった後、帰路のドーニでは暖かな紅茶とスライスしたココナッツ、チョコ等を頂きました。

  土曜日はまず最初に、火曜日と同じ捕食ポイントに向かいます。するとスタッフが叫びました。「ジンベイが2匹いる!」
 ドーニに乗っているゲストはシュノーケルセットを身に着けてスタンバイしていると、確かにドーニ上からジンベイの背びれが
 2つ見えました。みんなワクワクしながら次々と海へ入りましたが、その時はもう既にジンベイの姿は無く、相変わらず視界の
 悪い水中風景が広がるだけです。先日見たマンタ達もいません。ネコさんとアユはここでマンタを1枚見たそうですが
 僕を含めてほとんどのゲストがマンタを見つける事はできませんでした。そしてドーニは、みんなのちょっとがっかりした雰囲気に
 包まれたまま、次のポイントに移ります。
  
  次のポイントは、マンタのクリーニングポイントのようで、10m位下をマンタがゆっくり回りながら泳いでいる様子が見られました。
 上の方へは上がってきませんでしたが、透明度が比較的よくゆっくりとマンタを見られます。そのうち、1枚また1枚とマンタが
 やってきて、最終的には5枚のマンタを見る事ができました。帰りのドーニではみんな満足そうだったのは、言うまでもありません。

   マンタやリーティのハウスリーフの様子は、写真館、動画館でお楽しみください。

           
            リーティ写真館            リーティ動画館             アユの写真館   
  <ロビンソン・ピクニック>
   ロビンソン・ピクニックは、無人島を4時間一組のグループだけで貸し切るツアーです。午前1組、午後1組限定ですので
  僕達はチェックインの時にレセプションで予約を入れました。   

       午前  10:00〜14:00       最少催行人数  規定なし
       午後  14:00〜18:00       料金:大人1人 $45  子供 半額   
       (金曜日は、定時より30分遅くなります。)
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<エクスカーション>
   
   今回参加したエクスカーションを紹介します。リーティのエクスカーションは日替わりで色々用意されており、レセプションの
  掲示板に張ってある用紙に名前、部屋番号、参加人数等を書き込み、最少催行人数に達すると催行されます。予約は前日の
  13:00までです。
   アイランドホッピングやナイトシュノーケリングにも参加したかったのですが、人数が揃わずにキャンセルになってしまいました。

  <シュノーケリング・アドベンチャー>
       火曜日  14:30〜       最少催行人数  6人
       土曜日  10:00〜       料金:大人 $25  10歳以下の子供 $10

   シュノーケリング・アドベンチャーは、ダイビングサービス主催のシュノーケリングツアーです。ダイビングサービスのホワイト
  ボードに書き込んで申し込みます。雨季は特にマンタが見られるとの事で、マンタポイントを2箇所まわります。
   ドーニで片道45分のマンタポイントまで出かけるので、全部で2時間半の行程になります。
   マンタの出が良いと臨時でツアーが催行されるので、こまめにダイビングサービスのホワイトボードをチェックされると良いでしょう。
ランチボックス
ビーチパラソルとチェア
ティラドゥの看板
水上コテージ
room 165
room 135
room 105
ダイビングスクール
 西側は、ルームナンバー105、135、165そして
水コテ前とパッセージが4つあります。
 潮の流れは時間帯によって変わる事もありますが
大体はNo.105のパッセージから水上コテージの方に
流れていました。流れ自体はあまり強くないので、大人
だったら逆の方向に泳ぐ事も可能です。ただし流れの
強さもその時によって変わると思うので、注意して
シュノーケリングしてくださいね。

 東側は流れもほとんど無く、僕はメインジェッティから
入って水コテ前まで泳いで楽しみました。珊瑚はあまり
なく、時々珊瑚の根があるところで小魚の群れを見ました。
ヒメフエダイやヒメジ、ムスジコショウダイの群れが点在して
います。

 透明度は午前中は良いのですが、午後はとても悪かった
です。
マダラトビエイ
ナポレオン
カメ
   西側ドロップオフではカメやナポレオンにも逢います。ナポレオンは少し小型のものと頭のコブが出ている大型のものが
  いました。また午後の透明度の悪い中で、水コテ方向からやってくるマンタともすれ違いました。
   
   東側の砂地ではマダラトビエイに逢いました。また、リーティのハウスリーフにはゴマモンガラも多いので気をつけて
  ください。僕はクマノミを撮影しようと潜っていたら、お尻にガツンとぶつかってきて、振り向きざまに手首に噛付かれて
  歯形を付けられました。

   リーティのハウスリーフはお魚ぐっちゃりと言う程ではありませんが、ちょっとシュノーケリングしただけでもこういった大物に
  逢えるなかなかエキサイティングなハウスリーフです。
   ただし珊瑚は、復活には程遠いという印象を持ちました。
クリーニングポイントのマンタ
ジンベイのシルエット
捕食ポイントのマンタの群れ
   このエクスカーションで訪れる事のできる無人島は2つあるそうですが、僕達はシュノーケリングに向いていると言われる
  ティラドゥにしました。ティラドゥはリーティの北西に見える、すぐ前の無人島です。
   メインジェッティからドーニで出発して10分程で到着。桟橋などは無いので海の浅瀬を歩いて上陸しました。ドーニが着いた
  正面のビーチにビーチパラソルとチェアが備え付けられており、その後ろにティラドゥの看板が見えます。
   ランチボックスの中にはサンドイッチやサラダ、フルーツなどが食べきれないほど入っていました。また飲み物として1.5Lの
  ミネラルウォーターが3本と、エクスカーションを申し込んだ時に注文したビールやコーラがクーラーボックスの中に入っていました。
   そして携帯電話が渡され、ドーニはリーティに戻ってしまい、あとは僕達3人の島になります。

   ティラドゥは潮の関係もありますが、僕達が滞在していた時間はビーチ探検をすると1周回ってくることができました。景色は
  やはりビーチパラソルのある正面が一番良さそうです。ただしビーチには、蚊がたくさんいます。チェアに座ってお弁当を食べて
  いると、肌の出ているところに容赦なくたかってきます。ですからティラドゥに行く時は、日焼けの意味もあわせて長袖の上着を
  持っていきましょう。特に足は隠せるようにパレオ等があると良いでしょう。
元気な珊瑚
クマノミ
泳ぐイカ
   ティラドゥのハウスリーフはリーティに比べると、透明度も良くサンゴも元気なものが多く見られました。またリーティでは、あまり
  見られなかったクマノミも、比較的浅いところにいました。
   シュノーケリング中に一度カメに逢いましたが、あまり人馴れしていないのかあっという間に逃げていってしまいました。
  珍しいところでは、浅いところを泳いでいるイカを数匹見ました。

   4時間の間、シュノーケリングをしたり、ビーチを散策したり、お弁当を食べたりして過ごしているうちに18:30に迎えのドーニが
  やってきました。今度はドーニは、岸のそばまで来れずに小さな手漕ぎボートが下ろされます。どうやらビーチからドーニまで
  手漕ぎボートに乗って移動するようです。スタッフが1人、なれた手つきでオールを漕ぎながらやってきます。
   僕達は自分達が持ってきたタオルやシュノーケリングセットなどの荷物を持ってボートに乗り込みました。ところが、乗ってびっくり。
  なんとボートの底が壊れているのです。ボートの漕ぎ手のスタッフはそんな事はお構いなしに、僕達3人を乗せてドーニに向かって
  ボートを漕ぎ出します。そうしている間にも割れ目から海水がどんどん入ってきます。さあドーニに着くのが早いかボートが沈むのが
  早いか?ネコさんはビデオを水中パックに仕舞い込み、僕は本気でアユにライフジャケットを着せようと考えました。
   ボートが一瞬大きく傾き、ボートの縁と水面の高さが同じになりました。ひっくりかえる!もうだめかも!しかしながら熟練のスタッフは
  上手に体重を移動しボートは転覆を免れ、無事ドーニにたどり着きました。
   ロビンソン・ピクニックでこの最後のボートの数分間が、もっともアドベンチャラスで心細い瞬間でした。
   
 リーティに戻った後、麻衣子さんにボートの底が壊れていた話を
伝えておいたところ、翌日ボートは、リーティのビーチに上げられて
いました。
 その後はきっと修理されたのだろう・・・・・・・と信じています。

<最終日>
   
   最終日の午前中は、もうシュノーケリングはしないでプールでまったり過ごすつもりだったのですが、あいにく朝から激しい雨。
  ゆっくり朝食をとって、レストランのスタッフに別れの挨拶をした後、部屋に戻ってテレビを見ながら荷物をパッキングし、帰国に
  備えます。
   ツアーには、最終日のランチは入っていないのでコーヒーショップでランチを取ることにしました。
最終日のランチ
コーヒーショップ内
コーヒーショップ
  <コーヒーショップ (24時間)>
   コーヒーショップは水上に突き出ており、眺めもとても良く雰囲気も満点です。お昼には少し早い時間に入ったので、ゲストは
  他には誰もいなくて、一番奥の席に通されました。
   ここで注文したのは・・・・・・
          クラブサンド ($16)  ビーフバ−ガー ($16)  ビ−ル ($3.7) コーラ ($2.7) 

   メインレストランのビュッフェでも1人$19なので、それほど大差はありませんが、とても雰囲気が良いので一度はこちらで
  ランチをとるのも悪くありませんね。もちろんディナーも予約すれば、フルボードの場合は25%OFFの料金でいただけます。


<リゾート出発>
              15:15  ラゲッジ・アウト  
              15:30  チェック・アウト
              15:45  リゾート出発
              15:50  水上飛行機 出発

   部屋はチェックアウトまで無料で使うことができました。水上飛行機に乗り込んだのは、来た時と同じ日本人ダイバーの
  カップルと僕達だけでした。

   水上飛行機は、往路はリーティまでダイレクトでしたが、復路はロイヤルアイランドを経由し約1時間のフライトとなりました。
  この頃は雨もすっかり上がって曇り空ではありますが、空からの景色も楽しめました。席は往路も復路も左側の一人席の方が
  眺めが良いと思います。

              16:00  フルレ空港 着
              (マーレ時間)
空からの環礁の眺め
バア環礁
バルトゥール・キハアドゥ
水上飛行機