リーティ・ビーチ・リゾート
2006年8月14日(MON)〜21日(MON)


"美しいビーチ"と言う名を持つバア環礁のこの
カジュアルリゾートは、まだ日本人ゲストも少ない
ですが、雨季にはマンタ、ジンベイと大物出現  
エキサイティングなシュノーケリングが楽しめました。

1.出発
  
   今回の旅行もワコーインターナショナルでお願いしました。
  
  以前に中野さんからリーティ・ビーチのシュノーケリング・ツアーは、雨季にはかなりの高確率でマンタを見られると
  聞いていたので、楽しみにしていました。またリーティで行われるエイの餌付けでは、サカタザメも見られるというのも
  楽しみの一つです。

   今回もまたスリランカ航空で、久々に往復とも直行便利用です。ワコーでは自宅にいつも航空券を送ってくるのですが
  今回から”E−チケット”という事でA4版の航空券のバウチャーのコピーが届きました。このコピーをスリランカ航空の
  カウンターで航空券に換えてもらってチェックインします。

   今年は梅雨がとても長く7月下旬になっても肌寒い日が続きましたが、8月に入ってからはすっかり暑い日々が続くように
  なりました。
  
  僕達の出発直前に、イギリスで旅客機を使ったテロ未遂事件の実行犯が逮捕
 されるという報道があり、アメリカ行きの便はもちろん他の路線も荷物などのチェック
 がかなり厳しくなるとの事で僕達も早めに成田空港に向かいました。しかしながら
 想像していたような混雑も無く、手荷物も機内へのペットボトルなどに入った飲み物
 等の規制のみでした。
  それでもチェックイン後、搭乗口の近くの売店で買ったお茶などは持ち込めましたので
 あまり不便も感じませんでした。
  
  スリランカ航空は若干のディレイもありましたが、ほとんど定刻に出発しました。
    
       成田(13:20) → マーレ(19:00)   UL461便 

    
  前回スリランカ航空で事前に予約したベジタリアンメニューがすっかり僕は気に入ってしまったので、今回も予約しました。
 往路はあまり辛くありませんでしたが、復路(アジアン・ベジタリアン)はものすごく辛かったです。

  107号室は独立型の造りで、部屋の前に専用オンドーリがあり、アユはこの専用オンドーリがすっかり気に入って
 暇さえあればこのオンドーリに緑のマットを敷いてゴロゴロしていました。
  またさらに前のビーチには、専用のビーチパラソルと部屋の番号のついたビーチチェアがあり、海を眺めながらくつろぐ
 のにも、シュノーケリングの拠点として荷物を置くのにも絶好でした。
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UL461便
フルレホテルのレストラン 
色々なパンやデニッシュ 
スパークリング・ワイン 
ベッド・デコレーション
半屋外バスルーム 
室内
  室内は前面がガラス張りになっており、明るい造りです。赤、クリーム色、ライトグリーンなどの大小のクッションが
 たくさん置いてあり、広くておしゃれな雰囲気です。ベッドの上の天蓋は飾りで、実際に動かす事はできません。
  スポットライトが8個(明るさの調節が可能)、ベッドサイドライトが2つあるので、夜も割りと明るいです。
  エアコンの他に天井にシーリングファンが2つあります。
  クローゼットは収納も多く、立派な木のハンガーがたくさん用意されてました。
  セイフティー・ボックス、カサ、マルチプラグ、テレビ、電話があります。テレビは衛星放送が見られますが、日本の
 番組は見られませんでした。
  冷蔵庫は中で氷も作れますが、飲み物は入っていません。ルームサービスで飲み物を頼む事はできますが
 25%サービス税がかかるので、僕達はハッピーアワーにバーでビールやジュース、ミネラルウォーターなどをまとめて
 買って入れていました。
  湯沸しポットはありません。

  バスルームは、半屋外でシャワー(可動式1、固定式1)とバスタブがあります。お湯の出は十分良かったです。
  ドライヤーは壁に付いています。アメニティーは巻貝の形をしたかわいい石鹸と、入れ物に入ったリンスインシャンプー、
 バスフォームがあります。無くなると中身を補充してくれます。歯ブラシや歯磨き粉はありませんので持参しましょう。
  バスルームには洗濯物を干すためのロープが張ってあり、洗ったその場で干せるのが便利です。
  タオルはバスタオル、タオル、フェイスタオルの3種類があり、交換は一日1回ですが、ビーチタオルが別にあるので
 十分です。
  またここには、ティッシュボックスやバスローブまで備え付けられていて、素朴系リゾートばかり行ってきた僕達にとっては
 初めてのことでちょっとびっくりしました。
  
  写真のベッド・デコレーションは、帰国前日にハウスキーパーがしてくれたものです。
  いつもベッドはトリプルで申し込んでいて、エキストラベッドをWベッドに並べて使用していましたが、今回は部屋に
 備え付けのソファーがエキストラベッドになっていたため重くて移動ができませんでした。
  夕食が終わって部屋に帰ってくると、いつも簡単ながらベッドにシーツでデコレーションがされておりその上に明日の
 天気予報のカードが置いてありました。天気予報は今ひとつ当たっていなかったように思いますが、心が温かくなるような
 サービスですね。 
専用パラソルとチェア 
専用オンドーリ
デラックスルーム107号室 
<レストラン>

  リーティには3つのレストランがあります。メインレストイランのほかにグリルレストランとスペシャリティーレストランという
 アラカルトレストランです。
機内食1回目
(シーフードカリー)
機内食1回目
(ベジタリアン)
機内食2回目
(タンドリーチキン)
機内食2回目
(ベジタリアン)
  最初の機内食を食べ終わってのんびり映画を見ながらくつろいでいたところ、急に「ブチッ」と言う音とともにパーソナル
 テレビが映らなくなってしまいました。どうやら僕達が座っていた前の席の方だけで後ろの区画の席では見られていたようでした。
 映画も見られないし、アユはゲームもできないし残りの時間は退屈で長く感じられました。

  でもいつもはものすごく寒い機内でしたが、今回は往復ともあまり寒いとは思いませんでした。機内温度は改善されたのかも
 しれませんね。

  フルレ空港には出発が遅れた分、若干遅れて到着しましたがほとんど影響はありませんでした。
 今回は中野さんが休暇をとられているという事で、残念ながら会う事はできませんでしたが、ワコーで契約している現地の会社
 インパックのカルさんが面倒を見てくれて、そのままフルレホテルにチェックインします。

        20:00   フルレホテル  チェックイン
2.フルレホテル
  
    朝、目が覚めると嵐というほどではありませんが、激しく雨が降っています。空は厚い雲に覆われ、雨季でもこんなに雨が
   降っているのを見るのは珍しいです。とりあえず、6時30分になったところでレストランに朝食を食べに行きました。

    フルレホテルのレストランは、6時30分過ぎになるとメニューが増えます。そして料理のブースの端のテーブルには
   スパークリング・ワインが置いてあり、僕は朝から3杯も頂きました。

    今回は照り焼きチキンはありませんでしたが、僕はフルレホテルの朝食は結構楽しみなんです。
  
         8:00  ロビー集合
         9:00  水上飛行機 出発  
   
   水上飛行機はTMAの青と黄色の機体です。フルレ空港からリーティ・ビーチまで、直行便で約35分です。
  水上飛行機に乗り込んだのは、僕たち3人のほかに日本人ダイバーカップルと現地のスタッフらしき男性の6人のみ
  でした。
   激しかった雨も水上飛行機に乗るころには、小降りになりカサは必要ありませんでした。
3.リーティ・ビーチ・リゾート(以下リーティ)
  
    リーティはリゾート時間を使っているので、マーレより1持間早くなります。という事で日本との時差は3時間です。
   リーティの沖合いにあるポンツーンに降り立った時は、雨もすっかり上がり薄日も差していました。ここからドーニで
   リーティのメインジェッティまで移動します。
    メインジェッティでは、ゲストリレーションの麻衣子さんがお出迎えしてくれました。

    レセプションに通され、いつもと同じようにチェックインの手続きをします。ウェルカムドリンクは、花で飾ったココナッツ
   の実で、南国ムードを盛り上げてくれます。また中のココナッツジュースも冷えていておいしかったです。

    チェックインの手続きが終わると、ダイビングサービスの日本人スタッフのみゆきさんから、ダイビングやダイビング
   サービス主催のシュノーケリングツアーなどについての説明がありました。実は僕達は日本から麻衣子さんとメールを
   やり取りしていて、到着の日(火曜日)の午後、このシュノーケリングツアーがあり、ここ最近はマンタが高確率で見られる
   事を聞いていたので、スケジュール的にはどうかと思いましたがこの日のツアーに申し込んでいました。
    「マンタ見れそうですか?」とみゆきさんに聞くと「今はマンタシ−ズンですからね〜。今朝もマンタが見られましたよ。」と
   いう心強いお言葉。

    一通りの説明を受け、日本語で書かれたリゾート案内をもらってから麻衣子さんの案内で部屋に通されました。
    
  <部屋>

    リーティのお部屋のカテゴリーは、水上コテージ・デラックスルーム・スタンダードの3つです。パブリックエリアから
   近いのは、デラックス・スタンダード・水上コテージの順です。
    今回僕達は、パブリックエリアから近いデラックスルームにしました。

    通されたデラックスルーム107号室は、比較的パブリックエリアにも近く前のビーチもきれいで良いロケーションです。
   またシュノーケリングに便利な西側端のパッセージも目の前でした。 
<メインレストラン(朝食: 7:30〜10:00  昼食: 12:00〜14:30  夕食: 19:00〜21:30)>
  3食ともビュフェスタイルで、ディナーは毎日日替わりでテーマがあり2週間で1サイクルです。僕達の滞在は2週目の
 メニューでした。
   
  (ディナー・メニュー表)            1週目                      2週目
                    月     インディアン                  スリランカン
                    火     フレンチ                     スパニッシュ
                    水     マレーシア&インドネシア          マレーシア&インドネシア
                    木     エキゾティック・グリル             エキゾティック・グリル
                    金     イタリアン                    イタリアン
                    土     ラテンアメリカン                ラテンアメリカン
                    日     タイ&ベトナム                 チャイニーズ&ジャパニーズ

  (ドリンク価格)   ミネラルウォーター $3.3  コーラ $2.7  ビール $3.7   これに10%サービス税が付きます。

<グリルレストラン(19:30〜)>
  屋外でのバーベキュー形式によるディナーレストランです。当日の13:00までにレセプションへの予約が必要です。

<スペシャリティー・レストラン(19:30〜 月曜日定休)>
  モルディビアン料理と中華料理が楽しめるそうです。当日の13:00までにレセプションへの予約が必要です。
スペシャリティー・レストラン
グリルレストラン 
メインレストラン
レストランのフレンドリーなスタッフ
左端が担当のシャーさん
デザートの飾りつけ 
メインレストラン内
  僕達は3食ともメインレストランで食事を取りました。レストランの床は、木床フロアで同じテーブルに同じウェイターが
 担当します。夕食時にテーブルにつくと、翌日のイベントの予定の書いてある黄色いカードが置いてありそれを眺めながら
 翌日の予定を確認したりします。
  
  メニューとしては朝食は、いろいろな種類のパンやデニッシュ、コーンフレーク、チーズや生野菜、ハム、ソーセージに
 定番の目の前で調理してくれる卵料理等です。ジュースは3種類、フルーツも3種類あります。

  ランチは、その日によってメニューが変わりますが、日替わりスープ、パスタ、温野菜、肉、魚料理、デザートはケーキ類が
 3種類とフルーツが3種類。ケーキ類は甘すぎることも無く特にゼリー系はおいしかったです。

  ディナーは、大体はランチと同じようですがその日のテーマによって内容は変わります。ケーキは4種類になります。

  僕の好きなカリーは、毎食出る日もあれば全くでない日もありました。極端に辛いものやスパイスが効いたものは無いので
 子供でも食べやすいです。
  
  僕達の担当のシャーさんは、ちょっと控えめですが優しくてまじめな好青年です。僕達はいつも始まりの時刻と同時に
 レストランに行くのですが、まだその時間は他のゲストがほとんど来ていません。この時期には珍しくファミリーで来ている
 ゲストが少ないせいか、他のスタッフも手があいているとなんだかんだアユに話しかけてくれます。
  折り紙で色々なものを折ってくれたスタッフもいました。僕が持って行った「旅の指差し会話集モルディブ編」もスタッフと
 大いに盛り上がったので、是非皆さんも持っていってスタッフと話してみてくださいね。