<ハウスリーフ>
   

  ハウスリーフは西側ドロップオフを中心にシュノーケリングしました。今年は潮の流れが去年とは逆に水上コテージから
 bP05パッセージに向かって流れている事が多かったです。また時には流れに逆らって泳ぐのが辛い程、潮の流れが
 強い時もありました。
  

<ロビンソン・ピクニック>      催行時間 : 午前 10:00〜14:00(僕達は9:00〜13:00) 
                               午後 14:00〜18:00
                       料金    : 大人 $45/人  子供 半額 

  ロビンソン・ピクニックで行ける無人島は、雨季はダンドゥとティラドゥの2島あります。乾季にはまた別の島に行くそうです。
 昨年はティラドゥに行きましたが、今年はダンドゥとティラドゥの両方に行きました。時間は4時間の貸切でどちらの島に行った時も
 通常は午前10時〜14時のところを1時間繰り上げてもらい、9時〜13時でお願いしました。
  ロビンソン・ピクニックでは午前・午後ともサンドイッチやフルーツなどの軽食が入ったバスケットが付いてくるのですが、僕達は
 フルボードだったので、13時に戻ってくるとメインレストランのオープンしている時間に間に合います。ですから、戻ってからデザート
 などをちょこちょこ食べにレストランにも行っていました。

  リーティはランチ付きのエクスカーションがいろいろあるので、ハーフボードにするのも良い選択かもしれません。また、最終日の
 ランチは現地で支払いなので、水上飛行機が早い時間でなければ最終日の午前中にロビンソン・ピクニックに参加すると、昼食代を
 節約できるという裏技もありますよ(ちょっとせこい話?)。

・ダンドゥ

  ダンドゥはリーティのメインジェッティ正面に見える無人島です。パラソルとチェアが置かれているビーチ側はドロップオフが近く、カメ
 やウメイロモドキ、クマザサハナムロなどの群れが見られました。写真には撮れませんでしたが、マダラトビエイにも会いました。
  島の東側には広いラグーンになっていて、ミルキーブルーの海の色が楽しめます。こちら側ではパウダーブルーの群れがいました。
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    西側のドロップオフ付近の岩場では2匹のタコを見つけました。ちょうど1匹のタコがもう1匹のタコにちょっかいを出している所
   でした。でも上から見られているのを感じたのか、途中でやめてしまいました。あまりじゃまをしても悪いので早々に退散しました。
   
    東側のビーチはなだらかな砂地にところどころ根があり、ヨスジフエダイが群れています。本当は餌付けに来るマダラエイや
   サカタザメが見られるかもしれないと、夕方シュノーケリングしたのですが、残念ながら会えませんでした。東側のダイビング
   ジェッティ付近はボートの出入りが多いので、なかなかタイミング良く近づく事ができなかったのです。

    でも今回はウォーターワールドの前の砂地でガーデンイールを見つけました。あちらこちらに顔を出して見つけやすいのですが
   水深があるし近づくと引っ込んでしまうので、シュノーケリングで写真に撮るのは難しいですね。


 <エクスカーション>

    今回は2度目という事もあり、ほとんど毎日何かしらのエクスカーションに参加していました。リーティには魅力的なエクスカー
   ションが色々あるのも楽しみの一つです。
    でも参加したかったアイランドホッピングやナイトシュノーケリングには参加できませんでした。どちらも木曜日の催行なので、
   木曜出発木曜帰りの僕達の日程と合わなかったのです。
  
   <カタマラン・セーリング>      催行時間 : 随時(僕達は15:00〜16:30)
                          料金    : 大人 $40/人  子供 $20/人

    カタマランによるプライベート・ピクニックでウォーターワールドで申し込みます。1時間半のセーリングで好きな場所に連れて行っ
   てもらえます。途中で希望すればシュノーケリングもできます。
    実は僕達がリーティに到着する前日に、近くのリーフでマンタがたくさん見られたと聞いたので、早速到着の午後に申し込みまし
   た。カタマランを操縦するのは日本にも来た事があるという元セーラーのスタッフ。「今日の朝もマンタが見られたよ。」という言葉
   にうきうきしながら初めてのカタマランに乗り込みます。カタマランはマンタがいたというリーフを目指して、すべるように走っていき
   ます。
    結局この時はマンタの影を水面から2度見えただけで、シュノーケリングをする事はできませんでした。でもきれいな景色を眺め
   たり、海の水面を間近に感じたりでなかなか楽しい体験でした。
    午前中にはイルカを探しに行く事もあるそうで、次回は近くの砂州や無人島などにも連れて行ってもらいたいと思いました。
  
・ティラドゥ

   昨年も行ったので初めは行く予定ではなかったのですが、ロビンソン・ピクニックでティラドゥに行かれた南国さんご夫妻に
  「ムレハタタテダイがすごいですよ。」という情報をいただき、急遽レセプションに空きを確認に行きました。
   ダンドゥの予定の翌日の午前中に、まだティラドゥが空いていたので、早速予約を入れました。
 
  土曜日の午前中、まずドーニで向かったのはハニファル・ベイというポイントで、ここは潮がぶつかりあってたくさんのプランク
 トンが発生するマンタの捕食ポイントです。昨年はここでジンベイザメやたくさんのマンタが捕食している様子を見られました。
  今年もその興奮を思い出しわくわくしていましたが、この時見られたマンタは2枚だけでした。マンタが捕食の為に宙返りを
 している様子も見られて興奮しましたが、昨年の迫力にはとうてい及ばずちょっとがっかりです。やはりマンタの出の悪い周期
 なので仕方ないですね。
 
  その後、ドーニに戻って次はドンファヌというローカルアイランドのハウスリーフでシュノーケリングをしました。昨年もここに来て
 カメを見ました。その時は無人島だと思っていたのですが、実はローカルアイランドなのだそうです。そしてここはカメが見られる
 ダイビング・ポイントでもあります。
  ここでは底の方にいる大きなアオウミガメと、浅瀬を移動していたパウダーブルーサージョンフィッシュの群れが見られました。
 
  火曜日の午後は、今度はたろままさんご一家と一緒にドーニでハニファル・ベイに向かいます。たろままさん達はビヤドゥでも
 マンタ・シュノケリング・ツアーに参加して、マンタを8枚も見て来られたそうです。お話をうかがって、なんだかマンタ運を連れて来
 てくれたような予感がします。
  そして予感通り、ハニファル・ベイは今度は捕食中のマンタでいっぱい。やはり昨年よりは枚数は少なかったですが、マンタの
 宙返りも、大きな口で捕食しながら迫ってくる姿も迫力満点で大興奮です。
  この時はもう他のポイントへは移動をしないで、時間一杯までずっとマンタとシュノーケリングをしていました。たろままさんも
 「ビヤドゥよりマンタを長くゆっくり見られた。」と満足されていた様子。帰りのドーニではゲスト同士がデジカメで撮ったばかりの
 マンタの写真を見せ合っている姿があちらこちらで見られました。
  僕達はたろままさんご一家とドーニの上のデッキで色々おしゃべりをしながら、リーティへの帰途につきます。

  リーティでの陸上・水中の映像は、写真館・動画館でお楽しみ下さい。

         リーティ写真館2007    アユのリーティ写真館2007    リーティ動画館2007


  ダンドゥには白いアジサシがたくさん飛んでいて、青い空に白い姿が鮮やかで清々しい気持ちになります。でもこのアジサシ、
 結構気が強くて威嚇しに急降下してきたりするので、ちょっとびびりました。
  
  またビーチにはイカの甲羅がたくさん落ちていたので、アユはインコのバディへのお土産に一つ持ち帰りました。その後、カゴ
 の中でバディはイカの甲羅を嬉しそうにかじっていました。(イカの甲羅はカルシウム源としてペットショップでも売っているんです。)
  

  西側のパッセージbP65〜bP35の間では、昨年同様ヒメフエダイやムスジコショウダイの群れを見る事ができました。
 またノコギリダイやアカモンガラ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュやまとまりのないムレハタタテダイなどが混在していて
 魚影が濃くて面白いです。
 
  ただ、昨年ハウスリーフで見られたナポレオンやカメなどには会いませんでした。どこか別の所に遊びに行っていたのかも
 しれません。まあ、生き物ですからね。

ミルキーブルーのラグーン 
ドロップオフが近いビーチ
ダンドゥのパラソルとチェア
   もうここでのシュノーケリングは何と言ってもムレハタタテダイです。いったい何匹いるのでしょう。今までに見た事もない数の
  ムレハタタテダイが壁のようになっていました。チェアの置いてあるビーチの裏側の辺りのドロップオフにいましたが、チェアの前
  から泳いで行くと潮の流れが逆になるので、裏側まで歩いて行ってエントリーすると良いと思います。
   ただ、2度目にエントリーした時は群れは分散して下の方に行ってしまっていたので、壁状態が見られるのはタイミングもある
  かもしれませんね。

   ムレハタタテダイに目を奪われてしまいますが、その下ではこれもまた大きなヨスジフエダイの群れも見られました。
   他にはマダラトビエイやロウニンアジなども見ることができました。

   ドロップオフにはモルディブ・アネモネフィッシュも見られます。

   ダンドゥもティラドゥもどちらもシュノーケリングが楽しくてお勧めです。どちらかと言うとダンドゥの方が潮の流れがない分、泳ぎ    
  易いかもしれません。でもムレハタタテダイが目的ならティラドゥですね。
   またどちらも雨季にもかかわらず、とても水中の透明度が良かったです。

<シュノーケリンング・アドベンチャー>      最高時間     : 土曜日 10:00〜12:30 火曜日 14:30〜17:00
                              最少催行人数  : 6人
                               料金       : 大人$25/人 10歳以下の子供 $10  

   リーティの雨季のエクスカーションで最も魅力的なのは、やはりダイビング・サービス主催のマンタが見られるシュノーケリング
  アドベンチャーですね。
   でも実は僕達の到着した週はマンタが見られていないとヒロさんからうかがっていて、ちょっと心配していました。マンタの出に
  も周期があるようで、ちょうど今、あまり出ていない時期だったようなのです。
   それでも僕達は滞在中に参加できる、土曜日と火曜日の2回を申し込みました。
ノコギリダイ 
ムスジコショウダイ 
ヒメフエダイ 
ガーデンイール 
ヨスジフエダイ
タコ
カタマラン
受付カウンター
ウォーターワールド
タイマイ 
パウダーブルーサージョンフィッシュ
ウメイロモドキ
クマザサハナムロ 
ティラドゥのビーチチェア 
ティラドゥから見たリーティ
送迎ボート
  ティラドゥと言えば昨年沈みそうな送迎ボートでどきどきした経験がありちょっと心配していましたが、今回は立派なスピード
 ボートになっていました。南国さんご夫妻はカタマランで送迎されたそうです。このスピートボートを直接ビーチまで着けてもら
 います。

  昨年来た時はパラソルとビーチチェアがビーチにセットされていたのですが、今回はパラソルが無くなっていて、
 「THIRADHOO]と書いた看板のかかったヤシの木の下に、チェアとジョーリが一つずつ置いてありました。パラソルは島の
 端で朽ちて転がっていました。
  でもヤシの木がちょうど木陰を作ってくれるので、チェアが一つなのはちょっと不便でしたが、それなりに困る事はありません
 でした。
  何よりも昨年悩まされた蚊がほとんどいなかったのがありがたかったです。

モルディブ・アネモネフィツシュ 
ヨスジフエダイ
ムレハタタテダイ
パウダーブルーサージョンフィッシュ
アオウミガメ
宙返りをするマンタ