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<5日目> 7月27日(日)
つららのような鍾乳石
玉泉洞の黄金の杯
沖縄ワールド入口

  玉泉洞は日本第2位の長さ(全長5Km)の鍾乳洞で、、見学ができるのはそのうちの890mです。整備された地下道
の中はひんやりと涼しく歩いていくと色々な形をした鍾乳石が次々と現れます。また地下水にはエビやウナギ等30種類
もの生き物が住んでいるそうです。
 
  アユは初めて見る鍾乳洞の神秘さにすっかり興味を持ったようでした。地上に上がると王国村を見学です。
渡嘉敷の海と玉泉洞の様子は写真館でお楽しみください。

                 渡嘉敷写真館2008           アユの渡嘉敷写真館2008
 
  市場の中では野菜や南国フルーツがびっくりするような安さで売っていました。ネコさんはここでドラゴンフルーツ
(1個250円)とアセロラ(1箱150円)を買いました。ドラゴンフルーツは果肉が白のものより赤いものの方が甘くて
美味しいそうですが、残念ながらこの時売っていたのは白だけでした。味や食感は酸味の無いキウイに似ています。
アセロラは傷みが早いのであまり生で食べる機会が無いのですが、熟したものはほんのり甘かったです。

<沖縄ワールド>    9:30〜11:30
  
      開園時間 9:00〜18:30(4月〜10月)   年中無休
      入場料  玉泉洞+王国村   大人1200円  子供(4歳〜中学生)   600円
      駐車場  無料
      エイサー  11:00  12:30  15:00  16:00

  沖縄ワールドでは、鍾乳洞の見られる玉泉洞とエイサーや沖縄の伝統文化を凝縮した王国村のセットのチケットを購入
しました。11時のエイサーまで時間があるので、まずは玉泉洞を見学する事にしました。

<玉泉洞>
 
<熱帯フルーツ園>
   鍾乳洞を出ると暑い陽射しが照りつけます。まず最初は熱帯フルーツ園です。トロピカルフルーツの木が100種類も
 あるそうで珍しいフルーツが木になっている様子が見られます。またフルーツ園を出たところにフルーツ茶屋があり
 実際にフルーツを生やジュースでいただく事ができます。

<琉球ガラス王国工房>
   ここでは琉球ガラスの製品を作っている様子が見学できます。また隣接ショップでガラス製品を買うこともできます。

<琉球王国城下町>
   沖縄の伝統的な街並みを再現しています。また一軒一軒、藍染工房や三線工房、機織工房など沖縄の伝統工芸を
 作る様子が見学できます。地ビール工場なども見学し、エイサー広場に出ます。
  平和祈念公園は資料館と公園になっており、資料館のみ入館が有料です。資料館には戦争中の悲しい歴史を
紹介する展示の他、ライブラリーやクイズコーナーなどがあります。戦争の悲惨な写真や住民の生々しい証言など
今まで美しい沖縄の自然しか見てこなかったアユにはちょっとショックな内容だったと思いますが、またそういう面も
沖縄にはあると知った事は良い経験だったと思います。
  資料館を見学し、公園を散策した後、運転手さんお勧めのレストランへ昼食を食べに向かいます。

<海の見えるレストラン ラ・エスペランサ>
  ラ・エスペランサは海が見下ろせる高台にあるファミリーレストランです。ランチはバイキングになっておりお手軽
価格でのんびりと海を見ながら好きなものが食べられます。料理は沖縄料理をはじめ和・洋・中、何でもって感じです。
  日曜日のランチタイムは割引価格です・・・っていいのかな?一番のかきいれ時じゃないの?

              大人 ¥1、050 (割引価格)    子供 ¥840
  
  レストランから見える海は、昨日と違って白波が立ってました。運転手さんの話では、今朝は結局渡嘉敷からの
フェリーが1便出た後は全て欠航だったそうです。その唯一のフェリーも渡嘉敷宿泊客がみんな引き上げるために
大変な混雑だったようです。昨日の高速艇で戻った判断は結果的には正しかったと思います。最終日もこうして
朝から南部観光に使えて有効でしたからね。そして昼食の後は、「ひめゆりの塔」、「琉球ガラス村」をまわり空港に
向かいます。
琉球ガラス村
ひめゆりの塔
白波の立つ海
   旅行最終日です。今日の夕方16時50分発の便で沖縄を去らなければなりません。朝9時にホテルをチェックアウト
して、迎えに来ていた貸切タクシーに荷物と一緒に乗り込みます。運転手さんに南部観光の見学希望リストを渡し
簡単にスケジュールの打合せをします。
  まずは沖縄ワールドに向かいます。途中で地元の市場の前を通ったので車を止めてもらい中を見学しました。

<軽便駅かりゆし市場>
アセロラとドラゴンフルーツ
沖縄特産物がいっぱい
軽便駅かりゆし市場
琉球王国城下町
琉球ガラス王国工房
熱帯フルーツ園
エイサー・ショー
機織工房
三線工房
 
<エイサー広場>
  沖縄ワールドで見逃せないのは日に4回エイサー広場で上演されるエイサー・ショーですね。躍動感あるエイサー
をご紹介したかったのですが、上演中はカメラ、ビデオでの撮影は禁止と言う事で残念です。見たい方は、DVDが
販売されていたので買ってくださいと言う事でした。(エイサーの踊り方教習です。)
  僕も三線でエイサーの伴奏できるようになりたいです。豊年音頭を練習してますよ。
  エイサーを見終わった後は、平和祈念公園へ向かいます。
<沖縄平和祈念公園>    11:30〜12:30
  
      資料館開館時間 9:00〜17:00  休館日 12/29〜1/3
      観覧料   大人 300円  子供 150円
      
平和祈念公園内
公園から見た資料館
平和祈念資料館入口
<ひめゆりの塔>    13:30〜14:00
  
      開館時間  9:00〜17:00  
      入場料   大人 300円  小中学生 100円

  慰霊碑に献花をして資料館に入るとほど無くして外は激しいスコールになりました。ひめゆりの名は、皆さんもご存知の
ように戦争で犠牲になった女学生の母校である乙姫と白百合の学校名に由来しています。アユよりはもう少し歳は上ですが
自分と同じくまだ学生でありながら、戦争の体験をつづった手記はアユに戦争の恐ろしさ、悲しさを伝えてくれたと思います。
  資料館を出るともうすっかり雨は上がっていました。

<琉球ガラス村>    14:00〜14:30
  
      営業時間  9:00〜18:00  
      入場料    無料

  沖縄土産の代表的な物の一つが色鮮やかな琉球ガラスで、旅の思い出に誰もが一つは買って帰りたくなりますよね。
ここでは琉球ガラスの製品の工場見学や体験ができます。またたくさんの製品が販売されているのでアユはここで自分用の
グラスを一つ、お小遣いで買いました。
  
  タクシーの運転手さんにお願いしていた観光希望の名所は全て見学することができました。空港でゆっくりしたかったので
15時に那覇空港まで送ってもらいました。今回初めて貸切タクシーで観光をしましたが、短い時間を有効に使えた上、穴場等
も教えてもらいとても満足でした。なによりも運転手さんが良い方で、僕達の希望に沿う様一生懸命考えてくれたのが嬉し
かったです。機会があれば、またお願いしたいと思います。

<帰路> 
  那覇空港でチェックインを済まし、お土産を買ったり食事をしたりしてのんびりしていると外はまた激しいスコールが降って
います。昨日までは安定した天気でしたが、今日は風もあり台風が近付いているのを感じます。

               那覇(16:50) →  羽田(19:10)  ANA132便

  飛行機は無事定刻に到着しました。羽田から横浜駅までのリムジンバスもスムーズに乗り継ぎ、やっぱり車でなくても
そんなに不便は無いなあと思っていた矢先、横浜駅の構内を転がして運んでいたスーツケースのキャスターがまた一つ
壊れました。往路にはキャスターが一つ取れてしまったので、もう1つのキャスターに負荷がかかりすぎたようです。
う〜ん、これは困りました。小さなキャスターですが、2つもなくなると全く動かす事ができません。結局30kg近いスーツ
ケースをほとんど持ち上げるようにして移動する羽目になりました。まあ、ずいぶん酷使していましたからね。

  今回は沖縄に旅行するようになって初めて台風による予定の変更を余儀なくされた旅行でした。しかしながら影響が
でたのは、日程の後半だったこともあり、最小限の変更で済み、さらには南部観光も楽しめたので、これはこれで良かった
と思います。
  毎回台風のリスクがともなう沖縄旅行ですが、事前の準備をしておけば、それほど恐れる事もないかもしれません。
ただし僕達が帰った後、台風の影響で慶良間の船はしばらく全便欠航でしたから、楽観視しすぎてもいけませんが・・・・

                  言いたい放題        「もしも台風に当たっちゃったら」


                皆さんも是非、日本が誇れる沖縄の海を楽しんでくださいね。