沖縄・渡嘉敷島
とかしくマリンビレッジ
2007年7月25日(WED)〜29日(SUN)
昨年の秋休みに訪れた渡嘉敷島。サンゴの元気さに魅かれて
今年も再びやってきました。お天気にも恵まれ「とかしき祭り」や
阿波連ビーチ、ハナリと新しい体験もできて、昨年よりさらに充実した
5日間でした。
<出発>
今回の航空券は夏休みにもかかわらずANAの特典航空券を取る事ができました。しかしながら往路は希望日の
朝早い便が取れなかったため、前日の最終便で那覇に入り、昨年同様泊港前の沖縄船員会館に1泊し、翌朝
第一便の高速艇で渡嘉敷に渡る計画を立てました。渡嘉敷での宿泊は前回と同じ「とかしくマリンビレッジ」に
3泊です。
今年はあまり台風は多くなかったのですが、僕達の出発前の3連休にはかなり大きな台風が慶良間を直撃して
しまい、相当な被害がありました。僕達が沖縄に到着した頃はお天気も海の状態も回復しており、少なくとも陸上
においては、ほとんど被害の跡を感じる事はありませんでした。
羽田空港まではいつもは車で移動しているのですが、今回は出発日も僕の
仕事があったため、移動時間を正確に把握したかったので電車で横浜駅まで
移動し、そこからリムジンバスを利用して羽田空港に行きました。
羽田空港に着くと早速チェックインです。グレードアップ券を3人分持っていた
のでチェックインの時にスーパーシートの空きを確認すると、まだOKとの事。。。
ラッキーです。そこで3人でスーパーシートの搭乗券にしてもらいました。
これは出発から幸先が良いぞ!また、ANAでは18時〜20時出発便のスーパー
シートでは夕食が出されます。これは有名料亭の松花堂弁当で、上品な味付けで
なかなか美味しかったです。僕は勿論ANA謹製の白ワインを飲みながら頂きました。
美味しいお弁当をゆっくり食べながら、広いシートでくつろいでいるうちに飛行機は
定刻に那覇に到着しました。
那覇空港からはタクシーでまっすぐ宿泊先の沖縄船員会館に向かいました。
羽田(20:00) → 那覇(22:30) ANA 135便
23:00 沖縄船員会館 チェックイン
渡嘉敷港への35分は、波も穏やかだった為ほとんどゆれることもなく
快適でした。渡嘉敷港で下船すると迎えに来ていたとかしくマリンビレッジの
マイクロバスに乗り込みます。
10:00 とかしくマリンビレッジ 到着
<1日目> 7月25日(水)
<2日目> 7月26日(木)
朝食を併設されているレストラン「ポトス」でとったあと、8時15分にチェックアウトしてスーツケースを転がしながら北岸の
「マリンライナーとかしき」の乗船場に向かいます。途中「とまりん」の1階で予約していた乗船券を購入します。
乗船料は昨年より若干値上がりしていました。
泊港北岸 (9:00) → 渡嘉敷島 (9:35)
マリンライナーとかしき 往復: 大人4、620円 子供2、320円
<3日目> 7月27日(金)
<阿波連ビーチ>
今日は、ホテルの送迎バスの1便で阿波連ビーチに出かけシュノーケリングです。往路だけ送迎をお願いして
朝10時10分にホテルを出発します。送迎料金は片道1人250円、往復で500円です。
ホテルに到着すると、今回は部屋は12時まで使えないとの事。夏休みなので部屋もフル稼働なのでしょう。部屋が空く
まで待っているのも惜しいので、ロビーでスーツケースから水着やシュノーケリングセットを取り出し、他の荷物はフロント
で預かってもらい早速、目の前のとかくしビーチで夕方までシュノーケリングをする事にしました。外に更衣室もシャワー室も
あるし、貴重品もフロントで預かってくれるし、昼食も外のテラスで水着のまま食べられるし、会計もサインでOKなので
特に不便はありませんでした。
<とかしくビーチ>
ハナリはかつてシブがき隊がテレビのロケの為に上陸したそうで、「シブがき島」と呼ばれた事があるそうです。今では
誰もそんな名前では呼びませんけれどもね。
ただロケの記念に今でも3人の胸像が残っています。誰もその後メンテナンスをしないのか風雨にさらされ、今では
すっかり誰が誰だかわからなくなっています。せっかく残しておくなら、もう少しメンテナンスして、綺麗にしておけば
名物のひとつになるんじゃないかと思うのですが。。。。
僕達はパラソルやテントなどは持っていきませんでしたが、午後は大きな岩山が日陰を作ってくれるので特に必要は
ありませんでした。ただし、無人島ですから何もないところなので、飲み物等は持って行った方が良いですよ。
とかしくビーチ
とかしくビーチのサンゴ
とかくしビーチに常駐のアオウミガメ
とかしくビーチは波はありませんでしたが、透明度は思ったより良くありません。水温も昨年の秋に比べてかなり
高く感じました。また夕方になると潮にのって沖から大量のクラゲがやってきて、のんびりシュノーケリングが楽しめ
ませんでした。刺すタイプのものではないそうですが、あまり近寄りたくないですからね。
それでも海の中は相変わらず元気なサンゴやクマノミをはじめとするトロピカルフィッシュ、浅いところに藻を食べに
来ている大きなアオウミガメを見る事ができました。
夕方までシュノーケリングをした後、シャワーを浴びてフロントで鍵をもらって部屋に入りました。
とかしくビーチととかしくマリンビレッジについては、昨年の「渡嘉敷島旅行記06」をご覧ください。
渡嘉敷島 旅行記 2006
トンネル岩
ビーチ 右側
阿波連ビーチ中央
阿波連ビーチは渡嘉敷島のメインビーチで本島からは宿泊客だけでなく、日帰りの海水浴客もたくさん遊びに
来ています。ビーチではパラソルや浮き輪などのレンタルショプ、軽食や飲み物も売っていて賑やかです。ビーチ正面
には無人島ハナリが見え、阿波連ビーチからグラスボートで渡してもらう事ができます。
ビーチの右手には岩山があり、穴が開いていて通称「トンネル岩」と呼ばれています。この岩山の裏には展望台が
あり、阿波連ビーチを一望する事ができます。
展望台
阿波連ビーチ
ハナリ
展望台右側の風景
僕達はトンネル岩の岩陰に荷物を置いた後、展望台で景色を眺め、また阿波連ビーチに戻ってシュノーケリングを
しました。
阿波連ビーチは波の影響を受けやすく、濁りが入ることもあるのですが、この日は連日晴天と言う事もあり透明度が
良かったです。遊泳区域はブイで区切られています。
たくさんの観光客で賑わっているビーチなので正直あまり期待はしていなかったのですが、沖の方はまだ色々な
種類のカラフルなサンゴがたくさん見られました。また、チョウチョウウオやデバスズメダイも多く、思いの他楽しめました。
サンゴはビーチ正面よりも右手の沖にあるブイの近くの方が元気なものが多かったです。
色鮮やかなサンゴ達
サンゴとニセフウライチョウチョウウオ
サンゴに群れるデバスズメダイ
<ハナリ>
午前中は阿波連ビーチでシュノーケリングを楽しんだ後、午後は向かいのハナリに行くことにしました。ハナリは阿波連
ビーチから泳いで渡れそうな距離(実際に渡嘉敷島の小学生達は遠泳で泳いでいるそうです。)ですが、観光客は
泳いでいく事は禁止されています。
ハナリに行くには阿波連ビーチで営業している「ビーチメイト」さんのグラスボートで渡る事にしました。
船頭さんはとても親切な方でハナリで僕らがシュノーケリングをすると、話すとグラスボートでハナリ付近のシュノーケリング
ポイントを案内してくれました。ボートに乗っている時間は15分位です。帰りは希望の時間に迎えに来てくれます。
ビーチメイトさんのグラスボート 営業時間 9:30 〜 16:30 (大体この時間帯での営業だそうです。)
料金 大人 1000円 子供 500円
シブがき島
ハナリ
グラスボート
リュウキュウイソバナ
1m位あるテーブルサンゴ
大きなサンゴ
ハナリの海の中はさらに透明度も高く水もひんやりとしていました。阿波連ビーチに比べてサンゴも魚も多くは
ありませんが、大きなテーブルサンゴがいくつもあったり、真っ赤なリュウキュウイソバナ等も見ることができます。
これらはみな、グラスボートの船頭さんに場所を教えてもらいました。
16時30分にまたハナリまで迎えに来てもらい、阿波連ビーチまで戻ります。ホテルまではタクシーを電話で呼んで
とかしくマリンビレッジまで送ってもらいました。
夕食の松花堂弁当