<阿波連近くの隠れビーチ>
渡嘉敷滞在3日目は、去年も行った阿波連近くの隠れビーチです。シュノーケリングセットにクーラーボックスを持って
出発です。飲み物やお弁当は阿波連ビーチで調達します。
このビーチは相変わらず訪れる人も少なく、僕達はビーチ近くの岩山にあいている洞穴に荷物を置きました。ここは
ちょうど良い日陰を作ってくれるし、洞穴の奥が空いているので、風も通り、涼しく格好の休憩所です。洞穴の岩に
腰掛けて海を眺めていると、なんだか絶海の孤島のロビンソン・クルーソーになった気分です。
渡嘉敷の海や景色は写真館でお楽しみください。
渡嘉敷島07 写真館 アユの渡嘉敷島07 写真館
<4日目> 7月28日(土)
<5日目> 7月29日(日)
旅行最終日です。この日は午後の飛行機で羽田へ戻る為、1便の高速艇を予約していました。朝食を済ますと直ぐに
チェックアウトして、ロビーで出発を待ちます。
9:15 ホテル 発
渡嘉敷 (10:00) → 泊北岸 (10:35) マリンライナー とかしき
渡嘉敷の海はまだまだ元気なサンゴがいっぱいのポイントがいくつもあって、シュノーケリングが十分楽しめる海です。
しかしながらホワイトシンドロームの症状と見られるサンゴもあちらこちらに見られたのも悲しい発見でした。
ホワイトシンドロームは、1998年にモルディブ等で起こったサンゴの白化現象とは違い、サンゴの一部が白くなり死んで
いきます。そして、その白くなった部分はどんどんサンゴ全体に広がりその速さは、1ヶ月に20cmも進むとも言われています。
次々に出るスイーツ
テーブルからの眺め
レストラン「花林」
「花林」(かりゆしアーバンリゾート那覇内) 中華バイキングランチ 11:30 〜 14:00
Tel: 098(860)2472 大人:¥1、470 子供(6〜12才):¥525 幼児(4〜5才)¥300
さとちゃんさんと最近の沖縄の様子やとかしきのサンゴの話などをしているうちに、空港に向かう時間になりました。空港
まではさとちゃんさんに車で送っていただきました。
さとちゃんさん、シン君、本当にありがとうございました。
<帰路>
復路の飛行機は黄色い機体のポケモンジェットでした。今まではなかなか乗る機会がなく、乗れても夜間便で写真が
撮れなかったので、ちょっとうれしかったね。
ANA130便
サンゴ 3
サンゴ 2
サンゴ 1
サンゴ 1
阿波連ビーチで見たサンゴです。太い紫色のエダサンゴの途中の部分が白くなっています。根元や先端はまだ鮮やかな
紫色です。この白い部分にだけ藻がついてもう既に茶色になっている所もありました。
サンゴ 2
ハナリで見た大きなテーブルサンゴですが、もう既に先端が白くなっています。この白い部分はこれからどんどん広がり
そこからサンゴは死んでいきます。この白い部分がこの大きなサンゴ全体に広がるのは、そんなに遠い将来ではありません。
サンゴ 3
隠れビーチのサンゴです。昨年は元気なテーブルサンゴだったのに、今年はもう死んだサンゴが重なって形を留めている
だけです。
ホワイトシンドロームの原因は、はっきりとはまだわかっていません。しかしながら海水温の上昇や水質の汚染等、僕達人間の
生活とは切り離せない環境の悪化が原因と言われています。サンゴ達は声を上げて訴える事はできません。この死んで行く
サンゴ達の姿に、僕達が何を感じどう考えるかがこれから美しい海を残していく一歩になるのではないでしょうか?
言いたい放題 「再び蘇れ、サンゴの海」
お疲れ様でした。
元気なサンゴ
隠れ家のような洞穴
隠れビーチ
このビーチは昨年同様元気なエダサンゴの群生でびっしりです。トロピカルフィッシュも多くクマノミもあちらこちらで
見かけます。ただシュノーケリングをしているうちに去年はドロップオフにびっしりと重なっていたテーブルサンゴがほとんど
死滅しているのに気づきました。慶良間ではホワイトシンドロームというサンゴの感染症が蔓延していると、渡嘉敷に来る
少し前のテレビの報道で知りましたが、一年前は元気だったサンゴがこんなに広域にわたって死滅しているのを間の当たり
に見て愕然となりました。
3時半頃までシュノーケリングした後は、夜は島一番のイベント「とかしき祭り」を見に行くために早めにホテルに戻りました。
<とかしき祭り>
とかしき祭りの正式名称は「鯨海峡とかしきまつり」です。毎年7月下旬に行われる島最大のお祭りで、丸2日に渡って数々の
イベントが渡嘉敷小学校の運動場で行われます。今年は7月27日(金)〜28日(土)の2日間で僕達の滞在とちょうど重なった
ので、島の人に「より盛大だ」と言われた2日目(28日)の夜の部を見に行く事にしました。お祭りの会場へはホテルから1日に
4往復無料の送迎バスが出ています。事前にフロントに希望の便を伝えておくだけでOKです。
またホテルの夕食は、通常では18時半からですが、このお祭り当日は、見学に行く人の為に夕食の開始時間が1時間
繰り上がって、17時半からいただけます。
17:30 夕食
19:30 ホテル発 とかしき祭り会場へ 各種イベントを楽しむ
22:10 会場発 とかしき祭りのフィナーレまで見学してホテルに戻る
エイサー
慶良間太鼓とフラダンス
お祭りステージ
渡嘉敷小学校は港のすぐそばですが、その運動場には島の人達の手作りの出店がずらりと並んでいます。一番奥の
特設ステージでは、プログラムごとにさまざまなライブショーが繰り広げられています。勇壮な慶良間太鼓の演奏やエイサー
など、沖縄ならではの伝統芸能も盛りたくさんで、終盤の参加者全員によるカチャーシーの後は打ち上げ花火やレーザー
ショーで「とかしき祭り」は幕を閉じます。
僕達が見学したのは3時間ほどでしたが、会場は熱気に包まれ興奮しているうちにあっという間に過ぎた3時間でした。
短い滞在でしたがめったに見れないとかしきのお祭りも楽しむ事ができて、とてもラッキーだったと思います。
とかしき祭りのイベントについては、動画館でお楽しみください。
渡嘉敷07 動画館
那覇を出発する飛行機までは時間があるので、沖縄在住のさとちゃんさんとランチを摂りながらプチオフです。
さとちゃんさんは長男のシン君も連れてきてくれました。レストランは泊港から近くて便利で、さとちゃんさんお勧めの
中華バイキング「花林(かりん)」です。かりゆしアーバンリゾート那覇内のレストランで、リーズナブルな上に港を眺めながら
ゆっくりバイキングのお食事を楽しめるので人気があり、利用される場合は予約した方が安心です。
僕達はスーツケースをかりゆしアーバンリゾート那覇のクロークに預けると、とまりんの中をぶらぶらしてから「花林」に
向かいました。
シン君のお勧めは、ここのハーブ鶏で12時と13時にサーブされます。香ばしくてジューシーで本当に美味しいですよ。
機体は椅子の背もたれの紙カバーにポケモンの絵が描いてあったり、キャビン
アテンダントのエプロンがポケモン柄だったりするだけなんですけれどもね。
那覇 (15:30) → 羽田 (17:50) ANA130便
飛行機は定刻に運航し、羽田空港からはリムジンバスで横浜に戻り、そこから
電車で自宅最寄り駅までスムーズに到着しました。
「なんだ、電車でも思ったより楽だったね〜。」と話していたら、なんと自宅付近は
集中豪雨による冠水。最後の最後で、スーツケースを肩に担いで水の中を歩くと
言うくたびれる体験をしてしまいました。
今回の渡嘉敷は昨年行かれなかったビーチを探索したり、とかしき祭りに
参加したり、さとちゃんさんとプチオフしたり、短いながらも充実した旅行でした。