海島旅行記 (子連れ南の島海外旅行記 in the Maldives)


 VELIDHU ISLAND RESORT
 2001.8.18(土)〜8.26(日)

  やっと、念願のアリ環礁にやってきました。 
 この時期こちらでは雨期ですが、なんと毎日ピーカンの
 良い天気に恵まれ最高でした。
 まあ、滞在7日中、最後の2日の午前中スコールが
 降ったのみでした。
 
 ヴェリドゥは、まだ日本人ゲストが少なくイタリア、ドイツ等
 ヨーロピアンのゲストが多いリゾートですが、日本人も歓迎
 されていて居心地が良かったですよ。
 



  1.出発
       いつものように、朝5時30分に家を出発し、9時に成田に到着しました。
       10時の集合だったのですが、9時30分にカウンターが開いたので、チケットの受け取り手続きを
       しました。
       ところが早く着いたにもかかわらず、カウンターでチケットを受け取るのに1時間もかかったので
       またまた、プレイルームでアユを遊ばせることが出来ませんでした。
       (詳細は、
裏話コーナーへどうぞ!) 

            成田   12:00   →   シンガポール   17:50     SQ997便
        シンガポール 20:35   →    マーレ      21:55     SQ452便


  2.フルレに一泊      

         今回は、目的地のリゾートがアリ環礁のためにフルレ空港に到着後、空港横に最近出来た
       「フルレ・アイランド・ホテル」に前泊となります。マーレのホテルに泊まるより¥2000アップ
       ですが、マーレへの移動や荷物の運搬を考えると空港に近くて快適でした。

        
          23:00 フルレ・アイランド・ホテル  チェックイン
         
        「レーヴ」の中野とも子さんが、申し訳なさそうに「明朝の水上飛行機が朝一番なので、5時
       30分にホテルロビーに集合となっております。朝食は5時ですが、モーニングコールは何時に
       しましょうか?」と聞かれて・・・・しばし絶句しましたが、4時半にお願いしました。
        朝食は、朝早いのですが、ここのレストランは、24時間OPENしてます。
        部屋に入ってから、シャワーを浴びたり、翌日の荷物整理をして0:00に就寝!

        4時半の起床で連夜の睡眠不足のため親の僕らはクタクタでしたが、アユは飛行機でも
       熟睡していたせいか、愚図ることなく元気に起きました。

        朝食は、レストランに5時に行って食べました。食事は、ビュッフェスタイルで特に味噌汁は
       日本人好みでした。(さすがにカツオダシが良く効いていた。)

フルレ・アイランド・ホテル正面 室内 レストラン


   3.リゾートに出発!    

        5時半にホテルをバスで出発し、水上飛行機の乗り場で荷物の重量を測ったりしてチェックイン後
      アナウンスで、各飛行機に乗りこんだのが6時半過ぎでした。あちこちで待ち時間が多かったと思い
      ます。
       初めての水上飛行機だったので、空撮を楽しみにしていたのですが早朝だったこともあり、いまひとつ
      空や海の色が鮮やかさに欠けました。あとは、帰りの時を期待していたのですが、こちらは曇り空だった
      為にやはりうまく撮れませんでした。

空から見たマーレ ヴェリドゥの全景 ヴェリドゥのプラットホーム


   4.リゾートに到着!     

        約30分の水上飛行の後、 リゾートに到着して、まずレセプションで宿泊カードに記入・・・・
       いつも通りのチェックインを済まし、さあコテージに。それで7時半には、コテージに入れました。
        今回は、ネコさんの母も連れてきたので、アユのお守りも期待できるし、2コテージを借りました。
       ヴェリドゥは、水上コテージもありますが、今回はビーチビラを取っています。このコテージには
       2種類あって、周囲を砂の回り廊下が取り囲む新型タイプと廊下のない旧式があり、内装も
       若干違います。僕らは新型を取りました。
        僕らの宿泊した新型タイプのコテージ(ルームナンバー:111)は、レストランへ行く小道が裏に
       あって近くて便利でした。

旧式タイプのコテージ 新型タイプのコテージ


       コテージの内装は、雑誌に良く出ている半円型のお部屋で、ベッドを中心に右が荷物置きのクローク
      で、左が洋服棚やクローゼット、奥にバスルームがあります。
       バスルームは、シャワーのみですが、ハンドシャワーですので子供を洗うのにも楽でした。あと洗面台と
      その奥がトイレです。
       部屋の冷蔵庫はミニバー形式で、ビールやジュースなども入っています。ビールは$3ですね。

        今までのリゾートは違って、草木も多い島ですので、蚊はいませんがアリがいるようです。
      部屋の隅に蚊取り線香
が置いてあり、殺虫剤も時々まいてくれているようです。
       しかし、初日はアリかダニ(布団にいるのか?)にからだ中を刺されて痒い思いをずっとすることになるとは
      このとき思いませんでしたよ。

     
      
   
クローゼットと奥はバスルーム(旧式)
ベッドまわり(旧式)
       
   5.お食事

        ヴェリドゥは、ヨーロピアンが中心のリゾートですので、食事の味付けにはちょっと塩辛すぎたり
      甘すぎたりすると感じました。
        食事時間は、他のリゾートと同じで以下の通りです。
                     朝食:    7:30   〜   9:30
                     昼食:   12:30   〜  14:00 
                     夕食:   19:30   〜  21:00

        食事は、ビュッフェ方式で色々食べれます。メニューは、毎日テーマが決まっていて各国の料理が楽しめ
       ます。インディアンナイト(インド料理)、スリランカ料理の日、チャイニーズナイト、モルディビアン・ナイト、
       イタリアンナイト等があります。
       ゲストにイタリア人が多いので、パスタが毎日日替わりで出てくるのはうれしかったね。スリランカ系
       のホテルなのでカリーを期待していましたが、「バンドス」程の種類と味にはいっていなかったように
       思います。
        おいしかった料理   
                      朝食・・・・・・・シリアル、オムレット、デザート
                      昼食・・・・・・・カリー、炒めもの、ピラフ等
                      夕食・・・・・・・カリー、タイ風炒め物、ローストビーフ、フライドチキン等など

        レストランの料理が並べてあるシェルフがとても飾り付けが楽しいのも一興です。

メインディッシュコーナー デニッシュとチーズコーナー デザートコーナー

 
        上の写真の他に、目の前で作ってくれるキッチンコーナーでシェフが毎回いろいろな料理を出して
      くれます。愛想が良く片言の日本語で話しかけてきます。

       テーブルは、4人掛けですがイタリアンは、すぐに他のイタリアンと友達になりみんなでテーブルを囲んで
      ワイワイとワインをあけて大騒ぎです。まるで映画のシーンのように陽気で楽しそうでした。    
      

   6.島内散策
 
    <レストラン周り>
        始めに言及しましたが、今までのリゾートと違ってうっそうとした植物やヤシ等の熱帯林が多く、小道の
       両側から、大きなトカゲが走り出して来たり、カニが横切ったりの小動物も多い楽しい島です。
        一周10分程度の小さな島ですが、歩くとなると結構あるように思えます。
        小道がくねくねと入り組んでいます。

      

ヴェリドゥの全景マップ(室内に貼ってある) コテージへの小道でのアユ

       まず、コテージからレストラン方向に歩いていくと右側に「バー」があります。ビーチに面したデッキのある
      バーで、夕方の海を見ながらのカクテルも最高です。ただし、サンセットは見られません。
       夜は、ビンゴ大会等の催しで盛り上がります。
       アユは、バーの前にあるブランコとシーソーがお気に入りで夕方お昼寝の後は必ず遊んでいました。
      バーのスタッフも親切で、オレンジジュースやアイス、お菓子などを持ってきてくれました。(サービス!)

       モルディブのバーでは、「ハッピーアワー」の時間に飲み物やミネラルウォーターが安くなるサービスがあり
      ますが、ヴェリドゥではビールとミネラルウォーターはディスカウントされてませんでした。これはとても残念!
      毎日の水は、これで安く買うことが今までのモルディブリゾートライフの通例でしたので。
     
     
バーの風景 バーのデッキでカクテル
(エンドレスラブ)
 
マークとバーマン達

      バーの左手にレセプションがあり、その横がスーベニアショップです。アユに毎日行かされ、お土産ものを
     ねだられました。
       レセプションにも毎日立寄り、横にあるエクスカーションの掲示板などを覗きます。モルディブのどこのリゾート
     も同じに、ここでも名前を書き込んでエクスカーションに参加を表明します。
       ここの催しは少なく、アイランドホッピングのフルデイとハーフデイ、それにナイトフィッシング位しかありません。
     曜日別ですので、それをチェックして参加予定を立てます。 
       後で,アイランドホッピングの模様をアップします。僕らは、個人的にサーフのインストラクターにアイランドホッピ
     ングに連れていってもらいました。
   
レセプションの正面 お土産ショップ  スーベニアショップの店内


      スーベニアショップは、食事の後にも夜開いているので、良く覗きに行きました。何処も同じですが、Tシャツ
     やパレオを中心にお茶、お魚マグネットなどがあります。僕らが良く買うのは、Tシャツやパレオですが、リゾート
     名入りのオリジナル以外は、マーレの知り合いのみやげ物店「グラマースーベニア」のノールの所で買うので
     ここでは、キャップとリゾートトランプ、アユのお魚マグネットくらいしか買わなかったかな?でも店員さんがアユへ
     細かいみやげ物や木彫りのお魚(中)をサービスにくれました。結構、子連れは得します。

  <水上コテージ>  
       メインジェッティの横が水上コテージで、10棟あります。ここの水上コテージも雑誌で有名ですよね。修理中
      の1棟を覗きましたが、普通の水コテより水面から高く、やはり子連れでは落ちそうで怖いですね。内装はリビング
      が一段下がっての作りでしゃれていますし、海を見ながらのバスタブもハネムーンには最高かも?
       水上ヒコーキがかなり頻繁に早朝から降りてくるので、プラットホーム前だけにうるさいのが難点ですね。
     
水上コテージを桟橋から! ビーチからの水上コテージ 

       写真の桟橋を海に向かって歩いていくと両側にコテージがありますが、一番奥の左はサンデッキになっていて
     ゆっくりと
開放的な日光浴が楽しめます。もちろんそこから海にエントリーも出来ます。(この前の砂地はシュノー
     ケリングをしても面白くない) 今回も日本からのゲストも2組くらい滞在していました。
      価格的には、6日間で僕らと15000円程度しか変わらないので、とてもリーズナブルな水上コテージだと思い
     ます。ハネムーンには良いかもね。ただ、ヴァドゥ等のものと違い1コテージ2ゲストルームなので、完全なプライ
     ベートとは行きませんが。

   <コテージライフ>
       僕らの滞在した新型ビーチヴィラもかなり居心地は良く出来ていると思いますが、初日にどうもベッドのシーツに
      ダニがいたらしく、僕とアユは体中刺されて赤い湿疹が沢山出来ました。ネコさんは、夜中にシーツを取られ
      持参したバスタオルを掛けて寝ていたので、まったく刺されませんでした。
       結局に日本に帰ってきてから完治しましたが、痒くて参りました。モルディブでの虫さされは初めてです。

       それと特筆したい事がもうひとつ。どうも一日2回(朝7時30分と夜9時30分頃に)定期的に停電します。
      始めは事故かなと思いましたが、毎日同じ時間に起こります。何かの切り替えなのでしょうか?
      子供のアユは、夜の時は暗くなるので驚いてしまいます。

       今回は、ルームキーパーのスタッフが器用な子で、モルディブリゾートのお約束ベッドデコレーションを色々
      作ってくれました。アユは大喜びでベッドに転がりまわって、飾り付けの花を拾い捲ってました。
      やっぱり、これをやってくれるとうれしいね。普通は最後の夜にやってくれるようですが、2晩でやってくれまし
      たよ。

旧式コテージベッド編 新型コテージベッド編 新型コテージベッド編2

マークの虫さされの足 ウェイターが作ってくれた
折り紙の数
々 

       話し忘れましたが、レストランの僕らの担当のウェイターのアージムは、折り紙が上手で、上の写真のような
     かなり本格的なものを折ってくれました。(イルカやマンタ、海亀、カンガルー等)本を買って勉強しているそうです。
     まったく偉いものです。日本人ゲストはまだ少ないにもかかわらず一生懸命に日本語を勉強しているスタッフも
     いて、今後さらに日本人の受け入れ歓迎する様子が感じられました。
     
   
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