沖縄・座間味島
シラハマ・アイランズ・リゾート

2005年7月22日(FRI)〜25日(MON)

 行きたいと思いながらもなかなか行けないでいた
慶良間諸島の座間味島。今回は夏休みのベストシーズンに
初上陸しました。改めて世界に誇る沖縄の海の素晴らしさを
感じた3泊4日でした。
<出発>
  
  今回、飛行機はANAで貯めたマイレージを使っての特典航空券でした。夏休み中の人気の沖縄路線と
 言うことで獲得を危ぶまれましたが、何とか希望の便を抑えることが出来て旅行にこぎつけました。
  ホテルは、インターネットで予約した座間味島の「シラハマ・アイランズ・リゾート」です。
 
  昨年秋の沖縄旅行は、台風接近のために羽田から飛行機が飛ぶかひやひやしましたが、今回もまた
 出発直前に6号、7号と2つの台風が出来てしかも7号は、沖縄方面に向かって北上が予想され旅行の
 日程に影響が出るのではないかと心配しました。そのためPC持参で天気情報をチェックしながらの
 滞在となりましたが、幸いなことに台風の影響をほとんど受けることなく予定通り日程を過ごす事ができ
 ました。
  羽田空港でチェックインを済ませた後、空港ラウンジで朝食を摂っていると
 窓からポケモンジェットが待機しているのが見えたので、これはもしかしたら
 と期待しましたが、同時刻発の札幌便でした。(夏休みなら普通沖縄だろ!)
 
    羽田(8:05)  那覇(10:35)  ANA121便  
         <実際は、15分ディレイしました>   
 
  那覇空港では、沖縄在住のさとちゃんさんが二人のお子さんと迎えに来て
 くれて一緒に首里城近くの「御殿山」(うどぅんやま)という沖縄そばのお店に
 案内してもらいました。
   
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ANA121便
   フロントは、7:00〜20:00までで部屋にセーフティーボックスが無いので貴重品はこちらで預かってもらいます。
  朝8:00になるとその日の船の運行状況が張り出されますので、天候不順の時は要チェックです。
  シラハマ・アイランズ・リゾートでは、古座間味ビーチへの送迎を含めオプショナルツアーをいくつか用意しています。
  参加する場合は、前日の18:00までにフロントで申し込んでください。ちなみに古座間味ビーチの送迎は、片道250円
  往復500円(子供は半額)で一日に4往復バスが出ています。

  チェックイン 13:00  チェックアウト 10:00 (但し10:00初の高速艇で帰る場合は、9:20です。)
  また、チェックアウト後もスーツケースなど大きな荷物を預かってくれます。
  
   フロントの横には小さな売店があり、お菓子やお土産品が置いてあります。あまり品数はありません。
  アイスボックスがあり、無料で氷をもらえるので出かける時はここで氷を調達できます。
 
  昼食の後は、ネコさんとアユはさとちゃんさんのお宅におじゃまをし、僕は、同じく沖縄在住の友人「大ちゃん」と
 会うために船の出る時間まで別行動をとりました。
  
         言いたい放題 ・・・・ 「沖縄で暮らしたい」編 

  船の出港30分前に泊港北岸で合流し、高速艇「クイーン座間味」に乗り込みます。
   
     泊港北岸 16:00発  →  座間味港 16:50着  
    座間味までの交通は、海路が「フェリー座間味」と高速艇「クイーン座間味」、そして空路はRAC(琉球エアーコミューター)
   があります。フェリーは、船の揺れが少ないですが所要時間が2時間かかります。それで今回は、高速艇の揺れを覚悟で
   クイーン座間味を選択しました。船の予約は1ヶ月前に電話で予約しました。
    夏のこの時期は、クイーン座間味は泊港と慶良間の間を日に3往復しています。船に乗る前に3人とも酔い止めの薬を
   飲んでいたこともありましたが、天気も良かったのでさほど揺れも感じずに快適に座間味に到着しました。
    座間味港の桟橋から出るとホテルのバスが待機していてくれて、そのままホテルまで連れて行ってくれます。

    桟橋の向かい側には座間味の観光案内所があり、島内の地図が用意してあり宿泊施設、無人島渡し、島内観光等の
   アクティビティを紹介してくれます。お土産屋さんも併設しているので、座間味の特産品(もずく)やちょっとしたお土産品を
   販売しています。アユには、最近沖縄で流行のちゅら玉ネックレスをねだられました。
  
    宿泊のシラハマ・アイランズ・リゾートは、港からは徒歩でも5分くらいでいける立地なので便利です。建物は3階建てで
   部屋はリゾートというよりは、ビジネスホテルに近い雰囲気ですが、プライバシーは確保されており、必要な物も揃って
   いるので快適に過ごせると思います。
    部屋には、バス、トイレ、エアコン(コイン式ではないよ)、テレビ、電話、冷蔵庫などが揃っています。
   今回も部屋はトリプル仕様にしたのですが、ベッドを移動することが出来なかったので少し部屋が狭く感じました。
すば(大)600円 ・煮付け400円 
じゅーしー(炊き込みご飯)200円 
御殿山(うどぅんやま) 
屋外の席も風の通りが良い 
座間味港の桟橋 
観光案内所 
高速艇クイーン座間味 
ホテル入り口 
お部屋 内部 
シラハマ・アイランズ・リゾート 
  玄関の横には、BBQテラスがあり、滞在中にバーベキューを楽しんでいるゲストを見かけました。僕たちは、予約で
 朝夕2食付プランで申し込んでいたのでホテルの食堂でいつも朝夕食をとっていました。

  朝食(7:00〜8:30)、夕食(18:00〜20:00)の時間でオープンします。

  食堂は、テーブル席と座敷席があって好きなところに座ります。食事は、オープンの時間にはテーブルに料理が
 並べてあり、後から温かいお味噌汁とご飯が出てきます。ご飯はお替わり自由です。ちょっと見は学生の合宿所の
 ご飯を思い起こさせますが(シュノーケリング合宿にはぴったり)、常に沖縄料理が1、2品組み込まれており価格の
 割には満足出来るものでした。 (朝食700円、夕食1000円)
  
<2・3日目> 7月23日(金)〜24日(土)

  2日目の朝は、那覇から10:00座間味到着のクイーン座間味で来る「大ちゃん」と無人島の安慶名敷(アゲナシク)島へ
 シュノーケリングに行く予定にしています。
  桟橋手前の船着場に何艘か「無人島渡し」の漁船が「渡し」の旗を揚げて待機していますので、船頭さんにお願いして
 無人島に渡してもらうことが出来ます。もし船頭さんの姿を見かけられない場合は、観光案内所でもらう島内地図(ホテル
 でももらえます)に携帯電話の番号が書いてあるので、電話でお願いすることも出来ます。
 料金は アゲナシク島・嘉比(ガヒ)島 ・・・ 一人1000円、安室島 ・・・ 一人2500円です。帰りの時間を伝えておくと
 きちんと時刻に迎えに来てくれます。料金は後払いでした。
  船の中には、パラソルやシュノーケルのフィン等がありましたので、お願いすればレンタルできます。

  アゲナシクは、本当に無人島でお店もトイレも無いので船に乗る前に飲み物や食べ物、パラソルなど日陰を作るものを
 用意したほうが良いです。
  トイレも港にあるので、あらかじめ用は済ませておきましょう。

  僕たちは、簡易テントとクーラーボックスに氷や飲み物を入れて持って行きました。港のすぐそばに「パーラーざまみ」という
 テイクアウト用のお店があるので、そこで食べる物を調達しようと思いましたが、あいにくこの時は、お店がお休みでした。
 そこで、もう少し離れた「スーパー105」でおにぎりとハンバーガーを買っていきました。
  
  アゲナシクは、座間味港のすぐ前の島で船で5分くらいで到着します。
アゲナシク東側ビーチ 
アゲナシク北側ビーチ 
アゲナシク西側ビーチ
  ビーチには、ヤドカリがたくさんいて子供はヤドカリ遊びも楽しめます。また、きれいな貝殻もたくさん落ちているので
 シュノーケリングの合間に探してみるのも楽しいかもしれませんね。マーク家は、アユの夏休みの自由研究に貝の
 標本を作りましたよ。


<アゲナシク西側ビーチ>
  ガヒ島側のビーチでサンゴがとても元気でシュノーケリングに最適なエリアです。
  僕たちはこちら側に簡易テントを張って拠点としましたが、潮が満ちてくるとかなりビーチが狭くなるので荷物を
 置くときは、注意が必要です。

<アゲナシク北側ビーチ>
  座間味港側のビーチで広いです。船がここに到着します。ほとんどの海水浴客はこちらにパラソルを広げています。
 でも船の航行もあるし潮の流れが速い所があるので、沖の方までは泳ぎに行かないでください。

<アゲナシク東側ビーチ>
  古座間味ビーチと安室島が見えます。海の色のグラデーションがきれいですが、サンゴは復活の様相も無く藻に
 覆われている砂地が続きます。外から眺める分にはきれいですが、シュノーケリングには、あまり向きません。
  アゲナシクは、港のすぐ近くであるにもかかわらず、今でも元気なサンゴがたくさん見られます。エダサンゴだけではなく
 テーブルサンゴやノウサンゴもあります。また、青や黄色、ピンク、紫、緑など色鮮やかなサンゴもたくさん見ることができます。
 少し沖に出るとサンゴの根に無数のデバスズメダイが群れている光景が見られてとても感動的です。
  その様子は動画館を見てね!→動画館行き

  潮の流れは、沖のサンゴの根を境に左右に流れていますので、干潮時はサンゴの無いところを通りながら一旦沖まで
 出て、流れに乗ってシュノーケリングをしていくと良いでしょう。サンゴのある部分は一角なのでサンゴの無くなるエリアから
 上がるようにします。

  干潮時には、かなりサンゴが浅いところまで迫ってくるので、シュノーケリングの際はフィンなどで傷つけたり、サンゴの
 上を歩いたりしないように気をつけましょう。これだけの素晴らしいサンゴを間近に見られるところは、なかなか無いので
 みんなで大切にしていきたいですね。
色鮮やかなサンゴ達 
干潮時はかなり浅いです 
元気なサンゴ 
ハマクマノミ 
ハナビラクマノミ 
ナンヨウハギ 
  今回のアゲナシクでは、初めてナンヨウハギとハナビラクマノミを見ることが出来ました。ナンヨウハギは、満潮時には
 岸の近くまで何匹かやってくるので、アユも「ドリー会えた!」と大喜びでした。ハナビラクマノミは、少し沖のサンゴの
 根のところにいました。クマノミの大好きな僕は、新しい種類のクマノミの写真が撮れて大満足でした。他には、クマノミと
 ハマクマノミも見られました。
  ここでは、魚が餌付けをされているようで、何も持っていなくても指を擦り合わせてソーセージをほぐす仕草をするだけで
 デバスズメダイ、オヤビッチャに混じってトゲチョウチョウウオや大きなハマフエフキがやってきます。
  
  3日目は、古座間味ビーチをシュノーケリング視察の予定でしたが、あまりにもアゲナシクを気に入ってしまったために
 予定を変更してもう一度ここで一日過ごすことにしてしまいました。
 
<1日目> 7月22日(金)
 御殿山は、150年前の民家をお店に改装したので沖縄の雰囲気たっぷりです。そばは、木灰を使って手打ちしたものです。
沖縄そばのイメージより固めの麺がおいしかったです。 
 しかし、ここは大きな通りから狭い道をくねくね上がったところにあり、車で行くにもナビ付きでないとたどり着けないかも
知れません。今回は、さとちゃんさんが案内してくれたので良かったですけれども。
 店内は、そのような立地条件にもかかわらず観光客で賑わっていました。

 
フロント 
売店 
ホテル玄関 
食堂 
夕食(ぐるくんのから揚げ、ゴーヤちゃんぷる) 
バーベキューテラス