バタラ・アイランド・リゾート
2003年8月18日(MON)〜25日(MON)
一周徒歩で、10分ほどの小さな島バタラは、アリ環礁
北部の極上のハウスリーフを持つナチュラルリゾート。
ゲストのほとんどがイタリア人です。改装して、全室に
エアコンが付き、食事も3食ビュッフェになりました。
快適ながら昔からのモルディブリゾートを体験したい方に
お勧めしたい島です。
1.出発
今回のバタラは、6年前に予約を入れておきながら、行けなかったといういわくのあるリゾートです。
最近改装をして、全室にエアコンが付きさらに快適なリゾートに生まれ変わりました。
(言いたい放題・・・・6年目のリベンジ編参照)
今回のモルディブ旅行は、中野さんのいる「ワコー・インターナショナル」でお願いしました。
成田空港にAM:11:20集合でしたが、渋滞を嫌って朝5:30に自宅を出発し、途中で新しく出来た東関道の
酒々井SAでゆっくり朝食を取りいつもの成田のABCパーキングに車を預けました。。
今年は冷夏で、8月のこの時期にもかかわらず小雨が降って肌寒い朝でした。
空港は、お盆休みの1週間後ということもあり、かなりすいていました。
あらかじめ航空券をもらっていたので、10:50にチェックインします。昨年は、SKYWARDSメンバーという事で
事前にシートリクエストが出来ましたが、今年の4月から規約変更で出来なくなりました。
しかし、早めにチェックインが出来た事とメンバー登録時に席の希望を登録してあったので希望通りの席に
なりました。出国手続きのあと、第2ターミナルのプレイルームでアユを1時間たっぷり遊ばせて搭乗です。
成田(13:20) → マーレ(19:00) UL461便
UL461便 キッズミール 1回目 キッズミール 2回目
アユは、マーレまでの10時間を2度の機内食とお昼寝で過ごしました。機内のディズニー映画も夢中に
なって見ていたので、まったくの手間いらずでした。アユも大きくなったものです。
2.フルレホテル → バタラ
定刻よりやや早くフルレ空港に到着しました。空港からは中野さんの案内で「フルレ・ホテル」にチェックインします。
アリ環礁のバタラに行くには、翌朝の水上飛行機に乗るために前泊をしなければなりません。
しかしながら、スリランカ航空の直行便とフルレホテルが出来た事でとても楽なスケジュールでリゾートに入る事が
できるようになりました。
中野さんに翌日の水上飛行機の時間を聞いて、部屋に入ったのが19:30でした。
部屋は、エキストラベッドを入れてもらいました。ドライヤーはありますが、シャワーが固定だったので、アユの洗髪
は、ちょっと苦労しました。
朝食は、ホテル1Fのレストランで、ビュッフェスタイルでとります。
味噌汁は、わかめや豆腐などを自分でチョイスして、お椀にとって汁をそそぐようになっています。これが鰹だし
が良く効いていて、絶品です。(モルディブは、鰹節は特産なんですねえ。ほとんど日本に輸出してます。)
7:50 ホテルロビーに集合
8:00 国内空港チェックイン
8:30 水上飛行機 出発
フルレホテルのお部屋 レストラン お勧めの味噌汁コーナー
3.バタラ・アイランド・リゾート
<レセプション>
メインジェッティの北桟橋に到着するとまずレセプションでチェックインの手続きをします。
ウェルカムドリンクを飲みながら、施設内の簡単な説明を受けて、部屋に案内してもらいます。
ここは、日本語が話せるスタッフはいませんが、英語で書かれた案内書を手渡されそれを見ながら
分かりやすい英語で話してくれます。
インフォメーション:
島内 45部屋
レセプション 8:00〜23:00
セイフティBOX レセプション内
預けるのは、レセプションのオープン時間内、出すのは、10:30からです。
最終日のスケジュールは、前の晩にレセプションの掲示板に各部屋ごとに張り出されます。
<コテージ>
今回通された部屋は、西のビーチ突端のNo.144のコテージでした。
実は、ここはリクエストした訳ではないのですが偶然『海と島の旅2003年9月号』のバタラ特集で
お勧めの部屋として写真入で紹介のあった部屋でした。
雑誌の写真では、目の前に綺麗なビーチが広がるロケーションということでした。
ところが今回の時期には写真とは異なり、季節のせいかビーチが大きく波で削られテラスの入り口
の下には、土嚢が積まれていました。
しかしながら満潮時には、テラスの真下まで海が迫って見ようによっては半水コテ状態で、しかも
サンセットビューのおまけ付です。興味のある方は、雨季にご覧になってみますか?。
180度海が見渡せるロケーションなので、部屋の中でも一日中潮騒が聞こえます。僕達は気になり
ませんでしたがルームボーイは、「波の音がうるさくない?僕は、頭が痛くなっちゃうよ。」と言っていました。
部屋は、トリプル仕様にしてもらい、Wベッド+エキストラベッドという形になっています。
お約束のエアコンは良く冷えますが一日に2回停電で止まります。
小さなクローゼットと引き出しのない机が2つあるだけで、ほとんど家具らしい家具のないシンプル設計です。
シャワーブースは屋外にあり、日中は日の光を浴びながら、夜は星空の下でバスタイムを楽しめます。
ただし、雨の時は雨で体を洗うのかな?・・・・水は貴重だからなあ!
バスタブはありませんが、ハンドシャワーなので子連れにはうれしいです。水の出はあまりよくありません。
シャワーブースの後ろに半屋外のオープントイレがあります。部屋の外なので夜はアユが怖がって一人で
行けませんでした。
洗面台には、2つの蛇口があって白い方は塩水、黄色い方は真水がでます。アメニティは、この洗面台に
リンスインシャンプーと小さな石鹸があるのみで、あまり期待できません。必要なものは持って行きましょう。
タオルは、1日2回代えてくれます。ビーチタオルは別にテラスにおいてあるので、ビーチではこちらを使い
ましょう。
島内は蚊はいませんでしたが、アリさんとトカゲさんとはお友達になれないと辛いかも知れませんね。アリさんは
お部屋にも無断で遊びに来てくれます。帰る頃には、皆数ヶ所づつ齧られた後がありました。ただし、ヴェリドゥの
時の事を考えて、かゆみ止めの「ムヒS」を2本持っていきましたが、それほど必要ありませんでした。
水上飛行機の待合室 水上飛行機のチケット バタラ行き水上飛行機
バタラまでは、25分程の空からの遊覧が楽しめます。
今回は、出発の時間が8:30とゆっくりで、天気も良かったので空からの眺めは素晴らしいものでした。
水上飛行機は、バタラの沖合いのポンツーンに着きます。穏やかな天気だったので波もあまりありませんでしたが
少々ゆれて心もとなかったです。
ポンツーンからバタラまでは、待っていたドーニで5分ほどです。ここで降りたのは、マーク家のみでした。
水上飛行機は、その後ニカホテルに向かって飛び立ちました。
ちなみに帰りは、バタラを出た後、2つのリゾートに降りてゲストを乗せたのでフルレ空港まで1時間ほど
かかりました。しかしながら、この日もお天気がよく空からの眺めを十分楽しめたのでなんだかとても得した
気分でした。
水上飛行機からの眺め 空からのバタラ 沖合いのポンツーン
レセプション全景 レセプション内 掲示板
No.144 サンセットビューの部屋 満潮時には、半水コテ状態 だけど土嚢積み
シンプルなコテージ内 屋外シャワー オープントイレ
<ビーチ>
メインジェッティの北桟橋は、亀や大きなウツボ、ホワイトチップ・シャーク、アカモンガラの群れ等が
見られました。夜7:00からは、ここでエイの餌付けが毎晩行われ大きなマダラエイが何匹もやって来ます。
夕方ここでシュノーケリングをすると水中で餌付けを待っているエイ達を間近に見ることができます。
ただしかなりの迫力があり、度胸が必要です。
反対側の南桟橋では、浅瀬にパウダーブルーサージョンフィッシュの群れやヨスジフエダイの群れが
見られ、ドロップオフには、クマザサハナムロの大群を追いかけるカスミアジ達のショーが繰り広げられています。
もっともモルディブらしい迫力のあるおすすめエリアです。
東側のビーチは、島内で一番広く、目の前にサンドバンクがあります。波が一番穏やかで今回アユが一番
遊んだビーチです。ただし、季節によっては変化があるかも知れません。
北桟橋 (メインジェッティ) 南桟橋 東ビーチ
タイマイ ドクウツボ マダラエイ
ヨスジフエダイの群れ パウダーブルーサージョンフィッシュの群れ クマザサハナムロを追いかけるカスミアジ