エンブドゥ・ヴィレッジ
2004年8月16日(MON)〜23日(MON)

 南マーレにある一周徒歩で15分弱の小さなドイツ系
リゾート「エンブドゥ」。 そのハウスリーフは、マンタも出る
ほどエキサイティングなナチュラル・アイランドでした。
 ツアー料金もリーズナブルな割りに食事も美味しく
マーク家お勧めのリゾートです。
1.出発
  
   今回の旅行もワコーインターナショナルでお願いしました。
  エンブドゥは今年の3月に行こうと思って昨年10月の終わりに問い合わせをしたところ、すでに満室
  で取れなかったといういわくのリゾートで、今回は半年以上も前に予約を入れました。
  しかも今回はアユのシュノーケリング・デビューと言うイベントも加わり、出発前からかなり思い入れの
  強い旅行となりました。
   
               (言いたい放題・・・・「アユちゃんのシュノーケリング・デビュー」編参照)
  
   今年は、日本では6月から空梅雨で猛暑が続いていましたが、出発の前日は雨が降り肌寒いくらいでした。
  しかも出発の3日前に、マーレでは暴動が起こり非常事態宣言まで発令され、出発直前に少しはらはらしました。
  旅行会社に確認したところ、マーレに立ち寄らなければ旅行自体は問題ないと言うことでしたが、マーレ観光や
  マーレでの宿泊などは自粛を奨めているようでした。その後マーレは平穏を取り戻し、マーレ観光等も再開され
  た模様です。
   
     成田(13:20)  マーレ(19:00)  UL461便  
  
  8月に入ってからスリランカ航空のディレイが始まり、出発の前の
 週まで続いていたので心配しましたが、今回もディレイも無く定刻に
 出発する事が出来ました。
 
  機内の映画は、「シュレック2」(英語版)、「デイアフター・トゥモロー」
  (日本語版)を見て楽しく過ごしました。

2.ホテル 

  今回通された部屋は、スーペリアルームの41号室でした。ここは、4部屋で1棟の作りのコテージの一番端の
 部屋でした。
  今回もアユの分のエキストラベッドを頼んでいたので、ベッドを3台くっ付けましたがエキストラベッドはかなり狭く
 段差があるので、大人3人で寝るには不便かもしれません。

  部屋に入るとウェルカム・フルーツが用意されていて、これが結構豪華です。
 冷蔵庫の中には何も入っていませんので、飲み物等必要なものはバーで買って入れておかなくてはいけません。
 製氷皿は付いているので、氷は作れますよ。
 
  スーペリアルームにはエアコンが付いていますが、効きはあまりよくありません。しかも僕達の部屋のエアコンは
 古いせいか音も大きく、水漏れしました。

  バスルームの扉の取っ手にはなぜか鍵がさしてあって不思議に思ったのですが、実はこの扉、一度閉めてしまう
 と鍵がかかってしまい部屋のほうからは開けられなくなってしまうんです。だから取っ手にさしてある鍵はくれぐれも
 なくさないように、取っ手にさしたままにしておいてくださいね。
   
  バスルームは、温水真水のシャワーが出ますが、固定式なのが子連れには少し使いづらいです。到着の夜は
 温水にならずに冷たいシャワーを浴びる事になりましたが、翌日からはちゃんと温水も出て水量もまあまあ良かった
 です。
  タオルは一日一回の交換で、いつも朝食後に部屋に戻ると交換されていました。但し、バスタオルが一人一枚だけ
 でフェイスタオルやビーチタオルも無いので、必要な方はタオルを多めに持参される事をお勧めします。
  アメニティは、ボディソープのディスペンサーが付いているのみで、ハブラシはもちろんシャンプーや洗顔ソープも
 ありませんので、必要なものは持参しましょう。
<島内散策>
  
  レセプションの横にある掲示板にエクスカーションの申し込み用紙が貼ってあります。ここに名前やルーム
 ナンバーを書き込む形式です。エクスカーションに参加した場合は、ボートクルーに一人$1のチップを渡すように
 案内に書いてありました。
  タージラグーン(改装前のタージ・エキゾティカ)へのエクスカーションがあると事前に聞いていたので、楽しみに
 していたのですが、タージ・エキゾティカになってからは経営が変わりこのエクスカーションは無くなってしまいました。
  すぐ目の前に見えるのに行けなくて残念でした。

  セーフティーボックスは、前述の通りレセプションの向かいにカウンターがあり、利用できる時間は8:00〜21:30
 です。

  コーヒーショップの入口にインターネットができるコーナー(電話ボックス風)があります。こちらを利用する時は
 レセプションに申し出てください。
  
  インターネットコーナーの向かいには、ダーツがあってコーヒーショップでくつろいでいるヨーロピアンのファミリーが
 遊んだりしています。
  ここには、本棚もあって各言語別に本が並べてあります。もちろん日本の小説などもありました。
     
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UL461便
洗面台&バスルーム 
ウェルカムフルーツ
クローゼット 
   フルレ空港には、ほぼ定刻に到着しました。 いつものように空港出口で中野さんがお出迎えしてくれました。  
  エンブドゥに向かうボートの準備が整うまでの間、マーレの暴動の件や最近のリゾート事情などの話を聞いてボートに
  乗り込みます。エンブドゥまでは、スピードボートで40分くらいで到着しました。
 
   到着後、レセプションでウェルカムドリンクを飲みながら、チェックインの手続きをします。その後簡単な説明と
  日本語で書いたリゾート案内(情報が少し古いようです)をもらいました。
   スリランカ航空はリコンファームは必要なくなったと聞いていたのですが、レセプションでリコンファームすると言う
  事で航空券を預けました。航空券は翌日リコンファームが済んでから返してもらいました。

   20:30には手続きが終了したので、レセプションのスタッフに「21時まで夕食が食べられますが、どうしますか?」
  と聞かれて、リゾート到着日に夕食が食べられるとは思いも寄らなかったので驚きました。
   僕は食べたかったけれどアユは移動中のお菓子でおなかいっぱいだったので、結局お断りして部屋に通して
  もらうことにしました。元気のある方は、是非夕食もめし上がってみてください。
  
スーペリア41号 室内 
洗面台の蛇口
  (赤は真水、黒は塩水) 
足洗い場 
コーヒーショップ 
インターネットコーナー 
レセプション 
  コーヒーショップの外に出るとスーペニアショップがあります。品揃えは、何処も同じであまり多くはありません。
 価格はフルレホテルのスーベニアショップと同じぐらいで、特別高くはありませんがディスカウントはしてくれません。
 ただし、金曜日は、20%OFFだそうですので目星をつけて、この日に買いましょう。

  スーベニアショップの近くに鳥小屋があってセキセイインコやボタンインコが飼われています。アユは、小鳥が好き
 なので大喜びでした。

  バドミントンコートもあり、夕方ヨーロピアンがダブルスをしていたりします。
バドミントン・コート 
鳥小屋 
スーベニア・ショップ 
  バドミントンコートの向かい側にはバレーコートがあり、夕方こちらでは、スタッフがバレーボールをしていました。
 この前の道をまっすぐ行くとメインジェッティに出ます。
 
  メインジェッティの近くには、ダイビングサービスがあります。
ダイビング・サービス 
メインジェッティ 
バレーコート 
  プラグは、三又丸ピンタイプ(B3)です。二又丸ピンタイプ(C)でも使えますが、アース穴を別のプラグ等で押し
 ながら差し込まないと使えません。

  セーフティーボックスは、部屋にはありませんのでレセプション横のカウンターで貴重品を預けることになります。
 この時、$10のデポジット金を支払い引換証と鍵をもらいます。チェックアウト前に引換証と鍵を返すと$10は
 戻ってきます。
  
  クローゼットは、棚も少なく奥行きが無いので使いにくかったです。

  洗面台の蛇口は、黒と赤の色分けが付いていますが、赤は真水が出ます。少し色が黄色っぽいです。
 黒の方は、お湯ではなく塩水が出ます。事前に情報を頂いた「Oscar」さんから「蛇口は、片方が塩水ですよ。」と
 聞いていたにもかかわらず、うがいの時に思いっきり塩水を口に含んでしまいました(ネコさん談)。
  みなさんも気をつけてね。
 
  外のテラスには、洗濯物を干す為の台やロープが張ってあり、濡れたものを干すのにはとても便利です。
 また、二部屋で共有の足洗い場がありますので、足の砂はここで落として部屋に入りましょう。

  エンブドゥの部屋は、3つのカテゴリーがあって水上コテージが16部屋、スーペリアが60部屋、スタンダードが
  40部屋です。スーペリアとスタンダードは外見はほとんど同じですが、スタンダードにはエアコンが付いていません。
  ただし、天井が高いせいか部屋にある天井のファンを回しても熱い空気が降りてくるだけなので、エアコンが無いと
  少しつらいかもしれません。
  
スタンダード 
スーペリア(41号室) 
水上コテージ 
  メインジェッティ側の反対には、もうひとつのジェッティがあります。こちらでは、カタマランやウインドサーフィン
 ができるようです。

  このジェッティの入り口にはバーがあり、その周辺にはジョーリやオンドーリが下がっています。
 バーは、8:00〜深夜までオープンとの事です。
 そこから岸辺に続く小道の先にサンセットの見える水上テラスがあり、夕方はヨーロピアンがくつろいでいました。
バー 
水上テラス 
裏ジェッティ 
  エンブドゥは、とてもナチュラルアイランドで餌付けは禁止されています。
 リゾート側もゲスト側も自然を大切にしようという意識が高いという印象を受けました。
 そのせいかどうかは分かりませんが、モルディブで初めてカブトムシを見ました。 
 日本のものよりも少し小型でしたが雄も雌もいました。
  夜レストランに行く小道の途中で見つけて僕達が写真を撮っていると、ヨーロピアン達も
 「オー、ビートル!」と感動して眺めていました。
  
  カブトムシの他には、トカゲ・カラス・猫がいます。
カブトムシ(雄)