マークとネコの裏話(無責任言いたい放題!)

<2001年春ロタ旅行編>

                   

          マーク 「今回でロタも3度目だけれど、出発前こんなにゴタゴタしたのは初めてだね。
             いつもと同じ旅行会社を使ったんだよね.?」

         ネコ  「その通り。
「びゅう」で扱っている日本旅行のベストツアーで3度とも同じだった。
             でも、最終日程表を見たとき、ちょっと嫌な気がしたんだよね。
             初日のサイパンでの空港待ち時間が3時間もあるんだもの。」

        マーク 「サイパン−ロタ間の飛行時間はたったの30分なのに3時間も待つのは
             ちょっと辛かったね。しかもスーツケースも預けられないから、免税店も
             何も無い国内線乗り場の待合室にいなくてはならないしね。去年はこんなじゃ
             無かったよ。」

        ネコ  「今回は、サイパン17:45発ロタ行きの最終便だったけど、本当はそのもう一便
             前の16:15発という便があって、今まではそちらに乗っていた。この便に
             乗れなかったというだけでも、ちょっとはずされたなって感じだったわね。」

        マーク 「ロタで降りたのは、僕達以外はみな地元の人達だった。(笑) だけど本当に
             はずされたっと思ったのは、もっと別のことだったね。」

        ネコ  「そうそう。何しろ出発4日前の夜なんだもの。「びゅう」から電話がかかってきて
             いきなり「最終日のロタ−サイパン間の飛行機の席が1席しか取れてない」って
             言われたのは。」

        マーク 「最終日のロタ−サイパン間」と言うのは、ロタ13:30発のNW3802便の事だね。
             だってもう以前に、NWに席が確保されているか確認していたんでしょ?」

        ネコ  「そう。2週間も前の最終日程が届いた直後にね。チャイルドミールやシート
             リクエストも兼ねて全便3人とも席があるのをNWに直接電話して確認したの。
             それが何で出発4日前に突然席が無いことになっちゃうんだ!(怒)」

        マーク 「お怒りはごもっとも。まったく寝耳に水だよ。だけど、無いと言われたんじゃ
             しょうがない。「びゅう」を通じて日本旅行の出してきた代替案はどうだった?」

        ネコ  「段階的に3つ!まず・・・
              おひざ案・・・全力をあげて3802便の残りの席(2席)を確保するよう努力
                      するが、1席しか取れなかった場合、ロターサイパン間の30分間
                      アユをひざに乗せる。迷惑がかかる変わりにロタでの夕食を1回
                      サービス。

              変更案・・・・・どうしても席が1つも取れない時、最終日ロタ9:30発の便に
                      変更する。サイパン10:00に到着後専用車でサイパン島内観光
                      とサイパンの昼食分のミールクーポンをつける。

              延泊案・・・・・1日延泊してくれたら、予定の3802便もOK。ロタでの延泊に伴う
                      延泊料、夕食、朝食(各1回)サービス。

             向こうとしては、延泊案がお奨めだったようよ。私も延泊案が魅力的だったんだ
             けどな。」

        マ−ク 「勘弁してくれよ!GWまで出勤してやっと取った休暇なんだよ。もう1日よけいに
             なんて休めないよ。それに出発4日前なんだよ。帰った後の予定もびっしり
             入っちゃっているよ。」

        ネコ  「まあそう言うと思った。会社勤めの悲しさだよね。そんなわけで翌日の朝一番に
             びゅうに回答したの。とりあえず、おひざ案の予定便3802便の席を1席でも確保
             してほしいって。だって、13:30発の便なら、午前中ロタでゆっくりできるし、何か
             オプショナルツアーにも参加できるものね。でも、出発前日までにとれなかったら、
             変更案のサイパン島内観光+昼食でもいいって言っておいたの。」

        マーク 「まあ仕方無いね。今さらサイパンの島内観光でもないけどね。」

        ネコ  「そう、もう島内観光は2度した。でもサイパン10:00着で次の成田行きの便が
             サイパン16:30発だから、空港に14:30に戻る事を考えると、実質4時間半
             しかないし、昼食を取る事も考えるとそんなところかな。まあ、アユを連れての
             サイパンは初めてだし、HPに載せる写真も撮れるでしょ。」
     
        マーク 「と、妥協したのに、また言っている事が変わった。」

        ネコ  「回答した日の午後、つまり出発の3日前なんだけど、びゅうを通じて『島内観光
             ではなく免税店に行ってくれ』だって。『専用車で空港から免税店までお送りし
             また14:00頃、免税店から空港までお連れします』と言うのよ。」

        マーク 「なんだそりゃ?話が全然違うよ。なんで島内観光から免税店になっちゃったの?」

        ネコ  「『島内観光じゃ時間が足りないから、昼食は提供できない』って言うのよ。
             そんな事ってある?考えてもごらんなさい。専用車での島内観光じゃ2時間もあれば
             十分じゃない。それがどうして4時間以上もあるのに、昼食を取る時間がなくなるって
             いうの!(怒)」

        マーク 「それはひとえに経費削減の言い訳だな。免税店に客をつれていけば、旅行会社
             にもマージンが入るんじゃないか?でも島内観光じゃガイドもつけなけりゃならないし
             そりゃ、免税店に連れて行った方がいいに決まっている。」

        ネコ  「免税店の方が喜ぶ人もいると思うけど、私は何も買いたいものはないし、だいいち
             3歳の子連れなのよ。アユがそんなところで何時間もおとなしくしていると思う?
             『冗談じゃない。少しは客の立場も考えてくれ』って怒鳴ってしまいました。
             「びゅう」を通してやりとりしていたのだけれど日本旅行もなかなか免税店案を
             曲げない。『本社と相談する』と言ったきりぱったり返事もこない。「びゅう」の担当も
             『日本旅行からの返答がこない』と困ったまま出発の前日になってしまった。」

        マーク 「その間も3802便の席は取れなかったんだね。島内観光か免税店かでもめて
             まる2日、何でそんなに時間がかかるんだろう?」

        ネコ  「びゅうとやり取りしている日本旅行の支店の人が決定権を持っているのではなく、
             本社の人の指示待ちなのね。ところが、その人が会議だ昼食だと席に戻らないから
             決まらない。」

        マーク 「こっちは、予定変更自体、出発直前なんだから、もっと迅速に対応して欲しいね。
             まあ企業も大きくなっちゃうと、どうしても融通がきかないところがあるよね。
             つぶれる事はないって安心感はあるけど。」

        ネコ  「結局、最終日の3802便が取れなかった代替案として、サイパン島内観光+昼食案
             に決定したのが出発前日の夕方。もう最後は日本旅行からなんの連絡もこないで
             むこうの出した条件をひたすら飲むしかないとあきらめかけたけど。
             まったく、『気に入らないなら旅行を止めてもらって結構です』っていわんばかりの
             対応だと思いました。」

        マーク 「直接取り次いでいた「びゅう」の対応は良かったんでしょ?」

        ネコ  「そうね。女性の方だったけど、一生懸命やってくれたと思う。日本旅行から何の
             連絡も無くても、私の指定した時間にきちんと報告の電話もくれたし。」

        マーク 「出発前日の夜、最終日程表を持って「びゅう」の支店長と日本旅行の支店の人が
             謝りにきたね。」

        ネコ  「彼ら個人が悪いのではないのは良く分かっている。でも、まずどんな事情があった
             のか知らないけど確保されていた飛行機の座席をキャンセルしてまで自社の都合を
             優先させ、さらにその対応に誠意の無さを感じた日本旅行の体質にはがっかり
             したわ。それから、やっぱり代理店(今回はびゅうだったんだけど)に頼むより
             その旅行を作っている旅行会社に直接頼むべきだったわね。どんなに一生懸命
             やってくれても、どうしてもワンクッションあるから、ストレートに相手とやり取りでき
             ない。トラブルが発生した時に不都合だわ!」

       マーク  「代理店の客って事で、軽く見られたこともあるんじゃないの?往路復路共こんなに
             はずされたのは僕らだけだった。」

       ネコ   「本当にね。それに延泊の代替案なんて、もっと探せば喜んで変更してくれる人も
             いたでしょうに。今でもおしいなーーーーと思うもの。(おまえだけだ!)」
       
       マーク  「まったく本当にお疲れ様。旅行前にぐったりだよね。でも旅行が始まってからは
             なんのトラブルも無くきちんと対応されていたのは、当たり前のことだけど、さすが
             大手企業だね。
             ところで、話は変わるけど。来年からコンチネンタルミクロネシア航空がロタ線に
             参入するらしいね。ココナッツ・ビレッジのデビットが言っていた。飛行場にも
             新しい滑走路が建設中だったね。」

       ネコ   「デビットは、ホテルも沢山できて観光客が大勢くるのはうれしいと言っていたわね。
             でも便利になるのは良いけど、ロタの自然やのんびりした雰囲気はどうなるの
             かしらね。モルディブで死んだ珊瑚を山ほど見てきた後だから、テテトビーチ
             の元気な珊瑚を見たときとてもうれしかったけど。あの珊瑚も守られるのかしら?
             近所の秘境とも言うべきロタが変わらなければ良いのだけれど。」

       マーク  「もし、ロタに直行便が飛ぶようになったら、また来年も行くぞ!」

       ネコ   「お気楽ねえ。」

     
   
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