ヘレンゲリ・アイランド・リゾート
2005年8月18日(THU)〜25日(THU)


 北マーレアトゥールの最北端のリゾート・ヘレンゲリは
まだ訪れる日本人ゲストは少ないですが、ハウスリーフも
極上な上、去年の改装でより快適に過ごせるリゾートに
なりました。マーク家おすすめのリゾート
です。

1.出発
  
   今回の旅行もワコーインターナショナルでお願いしました。
  ハウスリーフの良い島という事でおととしバタラの帰りに、中野さん(ワコーの現地係員さん)から紹介を受けた
  ヘレンゲリですが、昨年は改装中のために1年待つことになりました。その代わりプールが出来たり、部屋に
  ミニバーが出来たりと新生ヘレンゲリに滞在することが出来ました。  
   
               (言いたい放題・・・・「マーク家の憂鬱」編参照)
  
   今回もまたスリランカ航空利用でしたが、7月に入って復路の直行便が無くなり、帰りは、コロンボ経由という
  マーク家では初めての行程となりました。
   8月のこの時期の成田空港は、お盆の後ということもありさほど混み合った感じはしていませんでした。   
     成田(13:20)  マーレ(19:00)  UL461便  
  
  スリランカ航空は、僕たちの出発の2週間前に大幅なディレイが
 ありましたが、幸い今回は往路、、復路ともディレイすることはあり
 ませんでした。
  機内での映画は、「マダガスカル」を上映していましたが、往路は
 音声が出ないため日本語字幕でのみの鑑賞でした。復路は英語の
 音声が入っていたので、もう一度楽しむことにしました。
  
  スリランカ航空からの子供用おもちゃは、今回はイルカのぬいぐるみ
 でアユは、大喜びでした。思えばこの時からこの旅行はイルカづいて
 いたのかもしれません。

  航路は、中国大陸内を横断しインドの東海岸沿いにおりて
 くるパターンでしたが、いつもより飛行機の揺れを感じました。

  
2.フルレホテル 

  翌朝は、6時30分からフルレホテルのレストランで朝食をとりました。2年前にバタラに行った時もここを利用
 しましたが、その時よりもずっとお料理の種類が多くなっていました。  
  フルレホテルのレストランは、6時30分頃から料理の種類が増えるそうですが明らかに2年前よりも食事の
 グレードはアップしていると思いました。もっとも宿泊料もアップしていますが・・・・・。

  朝食の後は、荷物をまとめても時間があったのでホテルの敷地内を散策しました。昨年エンブドゥの帰りに
 立ち寄った時には工事で入れなかった遊具の広場は、もう開放されていましたが遊具自体は以前とは変わって
 おらず、さすがに小学2年生になったアユには物足りないのか、すぐに飽きてしまいました。
  今度時間がある時は、プールを利用してみようかなと思いました。

  部屋数は、全部で50室。2室で一棟の造りになっています。ゲストルームは、島の半分から西側にあり
 東半分はスタッフ専用でゲストは、立ち入る事が出来ません。
  部屋番号1番から20番までが北側でサンセットの見えるビーチに面しています。21番から50番が南側
 です。
  
  No.1の部屋も海が部屋から眺められますが、部屋によっては向きや木の陰になって海が見えない
 部屋もあります。北側でよく海が見える部屋としてはNo.11、12が良さそうでした。
  
  今回もエキストラベッドを入れました。部屋は、天井が高く植物で編んだ造りになっていました。あとから
 中野さんに聞いたところによると、このタイプの天井の部屋は1〜14番のみで他の部屋は白い漆喰の
 造りだそうです。
  家具は茶色で統一され落ち着いた感じで、改装を機に新しく入れ替えられたそうです。収納場所も多く
 クローゼットの中にはハンガーがたくさんありました。
  また、クローゼットの中にはセーフティーボックスもあります。
  
  プラグは、3また平ピン(BFタイプ)ですが、マルチプラグが一つテーブルの下に備え付けてありました。
  エアコンの効きは良く、以前は冷蔵庫が無かったのですが今ではミニバーが備え付けられているので
 冷たいビールが部屋で飲めるようになりました。

  電話やテレビはありません。僕は、vodafoneのG3携帯を持参していったので、中野さんとも部屋から
 連絡が取れました。(ボーダフォンはディビヒモービルに自動で繋がります)
 
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UL461便
レストランの中もイルカのオブジェ 
フルレホテルのプール 
フルレ空港の遊具 
   フルレ空港には、ほぼ定刻に到着しました。 いつものように空港出口で、中野さんに挨拶した後一緒に
  フルレホテルに向かいます。
   ヘレンゲリは、北マーレ環礁ですが水上飛行機で移動するのでフルレホテルかマーレのホテルでの前泊が
  必要です。ところがここで衝撃的な話を中野さんから受けました。リゾートの手違いで明日の朝は水上飛行機では
  なく、スピードボートでの移動になってしまったというのです。
   水上飛行機からの空撮を楽しみにしていたマーク家はがっかり。しかしながら、気持ちを切り替えてめったに
  見られない昼間のスピードボートからの眺めを楽しむことに決めました。
   またこの件に関しては、帰国後に返金がありました。 

   翌朝のスピードボートは、9時出発と言うことなので8時50分ロビー集合と打ち合わせをしてフルレホテルに
  チェックインします。  

      20:00  フルレホテル  チェックイン
  
フルレホテル 玄関 
  8時50分に中野さんとロビーでおちあった後、送迎バスでスピードボートに乗るために桟橋に向かいますが
 出発予定の9時になってもボートはやってきません。モルディブでは、少々の遅刻もしょうがないかと空港内
 のカフェテラスで中野さんと話をしながら待っていました。
  その間にアユは、空港の遊具で遊びましたがこちらももっと小さい子用の為かすぐに飽きてしまいました。
 
  結局ヘレンゲリのボートが桟橋に到着し出発したのは、約束の9時から1時間半も過ぎた10時半でした。
 ボートには、マーレ泊だった日本人ゲストが一人乗っていました。この方は、ヘレンゲリに3度目のリピーター
 ダイバーで、後に滞在中レストランでテーブルを共にして食事を楽しむ事になります。

  この日は、天気は良かったのですが風が強かったのでボートは跳ねるように飛ばしていきます。
 はじめのうちは、周りの景色を見ながら「あれはどこのリゾートかな?」等とはしゃいでいましたが、そのうち
 あまりにもボートが跳ねるのでしゃべっていると舌を噛みそうになり段々無口になっていきました。

  僕たち3人は酔い止め薬を飲んでいましたが、あの状態で3人とも具合が悪くならなかったのは、かなりの
 自信になりました。

  スピードボートは、1時間程でヘレンゲリに到着します。

     11:40  ヘレンゲリ 着
ヘレンゲリのスピードボート 
ヘレンゲリ遠景 
ウェルカムフルーツ 
半屋外シャワー 
屋外シャワー 
  シャワールームは、屋外と半屋外の2つあります。屋外シャワーは、開放的で天気が良かった事もあり
 使ってみたいと思いましたが、固定式なのでアユには不便だったし、そばに蜂の巣があるのか大きな蜂が
 出入りしていたので一度も使わずじまいでした。
  半屋外シャワーは、可動式で水の量もまあまあでした。シャワールームには、物干し用にロープが張って
 あるので、洗い物をしたその場で干せるのが便利です。但し、洗濯バサミは無いので持参しましょう。

  アメニティ−は、石鹸とシャンプーのみです。ヘアードライヤーは、机の引き出しの中に入っています。
 机の前には大きな鏡があって、髪をセットするには便利です。また、この机の上には初日の夕食後に
 ウェルカムフルーツがありました。

  タオルの交換は日に1回ですが、ビーチタオルが別にあるので不便を感じませんでした。
ビュッフェテーブル
レストラン内 
レストラン外観
3.ヘレンゲリ・アイランド・リゾート 

  ヘレンゲリでは、リゾートタイムを使っているので、マーレよりも1時間早くなります。桟橋に到着するとまず
 「マンタ・レイズ(旅行会社)」の現地スタッフのパトリックさんが出迎えてくれて、レセプションではなくバーで
 ウェルカムドリンクを飲みながら、チェックインの手続きをしたり、島内の説明を受けたりします。(英語です。)
  一通り説明を受けたあとで、部屋に通されます。

<部屋>

  今回は「海の見えるレストランに近い部屋」とリクエストを出していたので、レセプションのすぐ横のルーム
 ナンバー1の部屋になりました。この部屋は、プールにも近く前に専用のジョーリが吊るしてあり、アユは
 大喜びでした。
No.1の部屋の前のビーチ 
室内 
ヘレンゲリの部屋
(No.1の部屋ではありません) 
ウェイターのアリさん
<レストラン>

  滞在中は、3食ともビュッフェでした。レストランは、サンドカーペットです。

      朝食  8:00〜10:00   昼食  13:00〜14:30   夕食  20:00〜22:00

朝食は、一般的なリゾートのメニューと同じで2種類のジュースにサラダ、パンにシリアルそして、定番の
 目の前で調理してくれる卵料理とフルーツです。その他ハムやソーセージジャガイモ料理(プライド、ハッシュ等)
 が日替わりで出ます。

  昼食、夕食は、日替わりのスープとパスタがあります。パスタは、フライパンにガーリックやチリなど好みで
 スパイス、調味料を加えたパスタにソースを目の前で混ぜ合わせてくれます。ボロネーズやぺペロンチーノ等
 日によって種類もかわりなかなかおいしいです。パスタの替わりに焼きそばの事もありました。

  メインの料理は、肉、魚(ツナ)がそれぞれ1品、あとは温野菜やサラダで、デザートはフルーツの他に
 アイスやケーキ等を1品が日替わりで出ます。パッションフルーツのアイスは、酸味がありさっぱりして
 お肉料理の後には最高でした。

  全体的には、料理の種類は少ないですが同じ食材でも味付けや調理法を毎日変えて工夫してあり、
 おいしくいただけました。食事のおいしさで定評のある「ミリヒ」からシェフが来たとの話です。

  しかし、僕の大好きなカリーはめったに出ません。今回は滞在中に3回出ましたが、毎日カリーが食べたい
 僕には物足りなさを感じました。(3回でも以前に比べたら多いらしい。)
  
  驚いた事にヘレンゲリのレストランの担当ウェイターは、昨年ボリフシで担当だったアリさん(ボリフシでは
 Jollyさん)でした。初め僕たちは気がつきませんでしたが、彼が覚えていて声をかけてくれたので
 びっくりしました。彼は今、日本語を勉強中だったのでレストランでの注文は、すべて日本語を使うことに
 しました。
  
  またレストランでは、一緒にボートで来た日本人ゲストの方と同席することにしました。おかげで日本人
 ゲストの少ないリゾートであるにもかかわらず、とてもリラックスしたお食事タイムを過ごす事が出来ました。

  レストランの中には、たくさんのヤドカリが入ってきたりや毛ガニのような大きなカニがテーブルの下に
 潜んでいたりして、かなりワイルドです。しかも、時々アオサギがゲストのいるテーブルの間を悠々と
 視察して周りウェイターのアリさんは、「僕のボスだよ」と紹介してくれました。