ホテル・ブリーズベイ・マリーナ
2003年10月9日(THU)〜12日(SUN)


 初めて訪れた沖縄宮古島。シュノーケラーに人気の高い
吉野海岸は、噂通りに素晴らしいビーチでした。
日本の海にもまだこんなところがあったのかと感動しました。
3泊4日と短い旅行でしたが、また訪れたくなるリゾート地が
増えました。
1.出発
  
   今回の宮古島は、スターアライアンスのマイレージが溜まったので、特典航空券と引き換えて、ホテルを
  インターネットで個人予約しました。
   旅行のちょうど一ヶ月前に、宮古島は30年ぶりの大型台風に直撃され、多大な被害を被りました。
  ホテルやレンタカーの予約をしていましたが、被害が及んで無事に旅行が成立するのか心配していました。
  しかし、出発までには復旧していて、実際には現地ではほとんど差し障りありませんでした。
               (言いたい放題・・・・「被災から一ヶ月」編参照)
  
   3泊4日と短い旅行なので、目いっぱい時間を有効に使おうと早朝出発の深夜帰りの便を選びました。
  羽田空港に車で朝7:00に到着し、空港の駐車場に預けます。飛行機の出発までにまだ1時間あるので
  チェックインの後、空港ラウンジで軽食を取りながらのんびりしました。
 
   
  羽田(8:00)  那覇(10:30)  ANA121便  
  那覇(12:00) 宮古(12:45)  ANK173便 
  
  宮古島までは、JAL系なら直行便がありますが、ANAのマイレージ
  特典なので、那覇経由となりました。

   羽田を出発する時は、お天気がとっても良かったのですが、那覇
  に着くと雨が降っていました。この先の天気が心配になりました。

   アユは、往復で4回飛行機に乗ったので、全日空のキッズ用グッズ
  は全種類ゲットしてきました。絵本とクイズの本はかなり気に入って
  いたようです。
  
2.ホテル 

  今回は、個人旅行ということでガイドブックを見ながら決めたのが、この「ホテル・ブリーズベイ・マリーナ」です。
 うえのドイツ文化村に隣接しており、小さいながらもプライベートビーチを持っているという事が選ぶ決め手となりました。
  ホテルの雰囲気は、若いスタッフが多く、はつらつとしたさわやかな印象でした。
  本当は、別館の「博愛パレス館」のファミリールームを予約していたのですが、本館に空きがあるということで
 追加料金無しでグレードアップになりました。博愛パレス館の方が雰囲気がよさそうで不本意ではありましたが、
 実際に宿泊してみるとレストランや展望大浴場など主要な施設は本館にしかないので、こちらの方が子連れにも
 何かと便利で、すっかり気に入ってしまいました。
<プライベートビーチ>

  ブイで遊泳区間が限られており、泳ぐ範囲は狭いのですがルリスズメダイやツノダシ等の熱帯魚が泳いで
 います。ブイの真下には、イソギンチャクがあってカクレクマノミのファミリーがいます。
  但し、珊瑚はほとんど死滅しており、透明度もあまりよくありません。子供とビーチで遊ぶには波も無く格好の
 ビーチだと思います。
  
<その他の施設>
   
   ブリーズベイ・マリーナの敷地内には、その他にもいくつかのレストランがあります。
  「ビアファス」は、ドイツ農家を復元したレストランで、ランチなどが手ごろな値段で食べられます。
   またプールサイドには、グリルガーデンがあり、バーベキューが楽しめます。その他にも僕達は
  行きませんでしたが、日本料理や鉄板焼のレストランもあります。

   カラオケボックスの「タイフーン」は名前負けして台風にやられて復旧していませんでした。

   プールは、屋外と屋内にひとつづつあります。屋外プールは、宿泊者は無料ですが、屋内プールは
  有料になっています。
     ロビーでは、つきに何度か夕食後にスタッフによる「エイサー」ショーが催されます。
    勿論、参加は無料で誰でも見ることができます。初めは、琉球太鼓と踊りが披露されますが、そのうち
    観客も見よう見まねで参加して盛り上がります。

     ショップは、レセプション前にあり、琉球ガラスや海ぶどうなどの特産品を買うことができます。その他にも
    お菓子やカップ麺などの食品が置いてあるコンビニコーナーもあります。
     マーク家では、外でビールを買ってきてこちらで買った海ぶどうを部屋でお酒のつまみにしていました。
    でも、遠くのコンビニ行かなくても同じ値段でこちらのコンビニコーナーでおいてありました。
  
    その他にイーストウィング2Fには、サウナつき展望浴場「美ら海」(14:00〜翌11:00)があり、毎日
  海で遊んだマーク家のご用達になっていました。それほど広くありませんが、窓からプライベートビーチが
  眺められるロケーションで、アユは温泉と言って大喜びしていました。但し、貸しタオルはありませんので
  部屋の物をもっていかなければなりません。
    
    ウェストウィングの2Fのエレベーター横には、コインランドリーが2セットあり洗濯ができるので、携帯用
  洗剤をもって行くと便利です。   
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<レストラン>

  今回は朝食付きプランを予約していたので、朝食はメインレストランの「ぽるとふぃーの」で和洋のビュッフェを
 頂きました。
      レストラン「ぽるとふぃーの」
            朝食 (7:00〜10:00)  夕食 (18:00〜22:00)
  レストランに隣接して、バー「ロベルトソン」があります。しかし、お客の姿は見かけませんでした。
 「ロベルトソン」とは、座礁したドイツの船の名前です。この事件で島の人たちが協力してドイツ船員を救助した
 と言うことから隣のドイツ文化村がその記念として作られたそうです。
            ティータイム(10:00〜17:00)、バータイム(18:00〜24:00)。
 
ANK 173
ホテル・ブリーズベイ・マリーナ 
 室内 
客室からの眺望 
パラソル、チェアがあります 
ブイの下のカクレクマノミ 
プライベート・ビーチ 
 夕食は、琉球料理と和食のビュッフェになります。いろいろな種類の琉球料理が一度に食べられるので、是非
一度は体験されることをお勧めします。写真の料理のほかにも、らふてぃ、沖縄そば、宮古牛のたたきその他
たくさんあります。
 しかしながら、アユの好きな「海ぶどう」は出てこないので、アラカルトで注文しないといけませんでした。
「ぽるとふぃーの」 
レストラン内
バー 「ロベルトソン」
テビチと野菜煮込み 
ゴーヤちゃんぷる
島大根とミミガーのあえもの 
屋内プール 
ガーデングリル
レストラン「ビアファス」 
ホテルショップ「ブリーズ・ショア」
「エイサー」ショー
レセプション&ロビー
3.うえのドイツ文化村 

   うえのドイツ文化村の由来については、すこし前述しましたが、1873年にドイツ商船「ロベルトソン」号が台風に
  遭い、上野村宮国沖リーフに座礁し、これを村民が救助したことに感謝したドイツ皇帝のウィルヘルム1世が
  博愛記念碑をこの地に建立しました。これを記念してうえのドイツ文化村ができました。

   この時期に沖縄に行く事は初めてでしたので、泳げるかどうか確信も無く、悪天候の時は手近な観光地と
  して「うえのドイツ文化村」を考えていたのですが、幸いな事に天候に恵まれ毎日海に出かけていた為に建物
  の中には一度も入ることなく帰ってきました。
   
   こちらの敷地には、ブリーズベイ・マリーナの別館「博愛パレス館」があります。中世のドイツの宮殿を模して
  作られていて、優雅な雰囲気の建物です。本館とは離れているので、定期的にシャトルバスが運行しています。

   「博愛記念館」は、ドイツのマルクスブルグ城を再現した記念館で、ドイツ商船救助に関する資料が展示されて
  いるそうです。残念ながら台風の影響で、屋根瓦の一部が破損しているのが痛々しい感じでした。

   「キンダーハウス」は、メルヘンの世界をテーマにグリム童話に関する資料やドイツのおもちゃなどが展示
  されているそうです。展示物の中には、本物のベルリンの壁もあるそうです。
 
キンダーハウス
博愛記念館
博愛パレス館