ヘレンゲリ・アイランド・リゾート
2006年3月25日(SAT)〜30日(THU)
昨年の夏に引き続き訪れたヘレンゲリは、乾季のモルディブ
らしくお天気に恵まれ、水中の透明度も高くカメやナポレオン
との遭遇率も高いシュノーケリング天国でした。
少し前にGMも替わりちょっと変化したヘレンゲリを堪能して
来ました。
1.出発
今回の旅行もワコーインターナショナルでお願いしました。
アユのモルディブ10回目の記念旅行ということで、アユの希望により昨年の夏に引き続き2度目のヘレンゲリ
訪問と言うことになりました。春は長くお休みが取れないので4泊6日(ヘレンゲリ滞在3泊)の旅行です。
(言いたい放題・・・・「2度目のヘレンゲリ」編参照)
今回もまたスリランカ航空利用でしたが、往路では初めてのコロンボ経由便でした。マーレ到着は直行便よりは
遅くなりますが、改装したばかりのコロンボ空港に立ち寄って紅茶を買う楽しみもありました。
また復路は、僕達が帰る週から直行便が復活していました。
この日から春休みが始まり、成田空港は海外に出かける家族連れで賑わっていました。
僕達は早めに空港に着くと、スリランカ航空が搭乗手続きを始めると同時にチェックインをして搭乗口に向かいます。
搭乗口は
B73。あれっ?いつもは
Cなんだけれども?と訳のわからないまま案内にしたがって進みました。
B73はトラムに乗ることも無く近くて便利なのですが、こちらには子供用のプレイルームがありません。
小さな売店があるだけです。いつもは搭乗までの時間をプレイルームで過ごしていたのですが、今回は長い時間を
もてあましてしまいました。アユはがっかりしていました。
実はこの日ビヤドゥに出発するK夫妻に、僕達がいつもは搭乗前にプレイルームにいる事を伝えていたので
もしかしたらここで会えるかもしれないと思っていたのですが、搭乗口が変わってしまったために会う事ができ
ませんでした。
成田(13:20) → コロンボ(20:20) UL455便
スリランカ航空は、今回も往路復路ともにディレイすることはありません
でした。機内は昨年8月に行った時は空席が目立っていましたが、今回は
土曜出発であることに加え春休みの初日ということもあり満席でした。
機内の映画は、「チキンリトル2」を上映していましたが往路は音声が
出ませんでした。
飛行機が離陸してまもなくすると、アテンダントがアユに子供用の記念
グッズを持ってきてくれました。過去3年の間はいつもぬいぐるみでしたが
今回は、赤いリュック!しかも中にサンバイザーと塗り絵セットが入っています。
リュックの表にはスリランカ航空のマークが入っており、これは早速復路から
使わなくちゃとマーク家は大喜び。
そうこうしているうちに最初の機内食が配られ始めます。
UL455便
ベジタリアンメニューのカリー
2食目のベジタリアンメニュー
(揚げ春巻きとサモサ)
人気のチキンカリー
10時間のフライトを経て、コロンボ空港に到着します。日本とは3時間の時差があります。
コロンボ空港は改装したばかりで、どこもぴかぴかで動く歩道もありました。
トランジットの時間があまり無いので、僕達はここで降りるとまずまっしぐらに動く歩道の先のお目当ての
紅茶屋に向かいました。
ここで噂の「シルバーチップ」と「シナモン・ティ」を購入しました。後日どちらも飲んでみましたが、「シルバーチップ」は
ウーロン茶のような味で、むしろ僕は安かった「シナモン・ティ」の方がずっと好みでした。
部屋の前のビーチ
室内
No.1のお部屋
3.ヘレンゲリ・アイランド・リゾート
ヘレンゲリでは、リゾートタイムを使っているので、マーレよりも1時間早くなります。
到着後、バーでウェルカムドリンクを飲みながら、チェックインの手続きをします。他のゲストは、その時に島内の
施設の説明等も受けるのですが、僕達は昨年来たばかりなので早々に部屋の鍵を渡され部屋に向かいました。
ヘレンゲリの部屋及び施設についての詳細は、
昨年8月のヘレンゲリ旅行記を参照してください。
今回は、前回と変わったところを取り上げておきたいと思います。
<部屋>
今回もリクエストした前回と同じナンバー1の部屋にしてもらいました。この部屋は、プールにも近く海の見える良い
ロケーションということもあり、お気に入りです。そして実は、昨年ここに滞在した時にアユが拾い集めた貝殻をこの部屋
の前のジョーリの下に埋めて置いたのです。その貝殻を確認するのをアユはとても楽しみにしていました。
ところが今回来て見ると目印のジョーリが無くなっています。心配してあたりを掘ってみると、果たして埋めた貝殻は
無事に見つかりました。但しお気に入りの大きな巻貝が2つ無くなっており、アユは、「ヤドカリさんがおうちにして持って
いっちゃったのかなあ?」とちょっと残念そうでした。
<レストラン>
滞在中は、3食ともビュッフェでした。レストランは、サンドカーペットです。
朝食 8:00〜10:00 昼食 13:00〜14:30 夕食 20:00〜22:00
昨年僕達のテーブル担当だったウェイターのアリ(ジョリー)さんは、他のリゾートに移っていてこの時には
もういませんでした。でも日本語を覚えようとしているスタッフも何人かいてフレンドリーな雰囲気は変わっていません
でした。
レストランで変わったことといえば、昨年はあれだけたくさんレストランに入り込んでいたヤドカリがすっかりいなく
なっていたことです。テーブルを視察していたアオサギも所在無げに外をうろうろと歩いていました。
自然の中で食事をしているようなワイルドさが無くなって、ごく一般的なレストラン風景になっていました。
また乾季のせいかゲストがとても多く、テーブルはいつもほとんど満席の状態でした。
昨年来たときのヘレンゲリの食事の印象は、味つけなどは工夫してあり、おいしかったのですが種類が少なく僕の
好きなカリーもほとんどメニューにのぼらず少し不満の残る内容でした。
けれども今回来て見ると、朝食、昼食は昨年同様でしたが夕食は、その日ごとにテーマがあり特徴のある料理が
出されていたと思います。
僕達は短い滞在だったので、夕食は3回しかとれませんでしたが初日は、タイ料理が主体でトムヤムスープや
イエローカリーなどが並び、最終日はスリランカ・ナイトということで本格的なスリランカ料理のビュッフェでした。
このディナーは、ぼくの好きなカリー系のものばかりでとってもうれしかった。やっぱりカリーですね。
ディナーのデザートも今年は種類が3品くらいに増えていました。どれも甘さが控えめでおいしく頂けました。
スリランカ航空の機内食メニューの中には、ベジタリアンメニューがあります。人気のカレーはなくなってしまうことが
多いので、今回は一人分のベジタリアンメニューを事前に予約して置きました。
このベジタリアンメニューは、成田発便でのみしか予約をすることができませんが、本格的なスリランカ料理で
かなりおいしくて僕は満足でした。スパイスが効いて相当辛いので、お子さんや辛さが苦手な方にはお勧めできませんが。
これが噂のシルバーチップ
(上段真ん中だよ)
紅茶売り場
コロンボ空港の動く歩道
お目当ての紅茶とお土産用の紅茶を購入した後、マーレ行きの搭乗口でチェックインして、ほっと一息。
ここの待合室で成田で会えなかったK夫妻とも無事に顔合わせをすることができ、しばし歓談で盛り上がりました。
そして、そろそろ搭乗時間が迫ってきた時に、はたと気づいてネコさんが青くなりました。しまった!アユがもらった
赤いリュックを機内に忘れてきちゃった!
それから大慌てで係員に機内に連絡してもらい、座っていた座席の上の手荷物入れを探してもらいましたが
もう既にありませんでした。
アユは元々自分のリュックは持っていたし、もらったリュックは平らにたたんであったので、頭上の手荷物入れ
の中に入れるとちょっと見た目には見過ごしてしまいます。そうかと言って持ってきた手荷物の中にしまうには
大きすぎるので、そのまま手荷物入れに置いていたのですが・・・・皆さんも気をつけてくださいね。
マーク家は失意のまま、マーレに向かって飛び立ちました。
でもモルディブに着いて熱い空気を感じたとたん、リュックの事はすっかり忘れてました。
コロンボ(21:35) → マーレ(22:05) UL103便
コロンボとマーレには、1時間の時差があります。
フルレ空港でいつものように中野さんが迎えてくれて、一緒に「フルレ・アイランド・ホテル」にチェックインします。
23:00 フルレ・アイランド・ホテル チェックイン
フルレ・アイランド・ホテルについては、何度も利用しているので割愛させていただきます。
2.フルレ・アイランド・ホテル出発
翌朝は少し風が強かったですが、朝から快晴で幸先の良さを感じる一日の初めとなりました。
水上飛行機の時間に合わせて朝6時30分起き、朝食をホテルのレストランにとりに行きます。
フルレ・アイランド・ホテルの朝食は、昨年同様種類も豊富でおいしかったです。但し6時30分前ですと
料理の種類も少ないそうなので、もし時間が許すようでしたら6時30分以降に食べに行かれることを
お勧めします。
9:05 ホテルロビー 集合
9:15 水上飛行機 チェックイン
10:00 水上飛行機 出発
空からのヘレンゲリ
ソネバギリ
黄色と青のTMAの水上飛行機
前回のヘレンゲリまでの往路は、リゾートの手違いでスピードボートでの移動でしたが今回は、ちゃんとこのTMAの
水上飛行機での移動でした。
お天気も良く陽が昇ってからのフライトだったので、空からの眺望はグラビア写真のように最高でした。
航路にもよると思いますが、2人席(進行方向に向かって右側)側の窓からソネバギリやフルムーンやパラダイス等の
リゾートが見えました。
約15分ほどのフライトでヘレンゲリの沖合いにあるポンツーンに到着します。ここからリゾートまではドーニでの移動
です。
室内の設備は昨年と変わったことはありませんでしたが、半屋外のバスルームにある物干しロープには、洗濯バサミが
たくさん付いていて重宝しました。
また、昨年はぶんぶん飛び回ってアユが怖がっていた蜂は駆除されたのか姿がありませんでした。軒下の蜂の巣の
出入り口はそのままでしたが。
テーブルの下のコンセントにはマルチプラグが付いていましたが、ここに冷蔵庫のソケットを差し込むと冷蔵庫が稼動しなく
なるので、マルチプラグを外して冷蔵庫は直接コンセントにソケットを差し込まねばなりませんでした。
リピーターとしての何かサービスがあるかもしれないと期待していましたが、テーブルの上にあったのは前回と同じ
ウェルカムフルーツだけでした。
部屋の前のビーチは、相変わらずプライベート状態で気持ちがよかったですが、昨年に比べて少し広くなっていました。
これは北側のビーチ全体に言える事ではなく、僕達の部屋の前のビーチに限っての事でした。
おいしかったスリランカ料理
スリランカ・ナイトの
スパイスのデコレーション
スリランカ・ナイトのカリ−数々